ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

「学生運動と小説」

「本の雑誌」12月号の浜本茂「学生運動と小説」では、柴田翔『されどわれらが日々――』、庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』など学生運動関連の小説がとりあげられており、その多くに私も触れていた。加えて私は奥浩平『青春の墓標』、高野悦子『二十歳の原点』など運動世代の自殺者の手記も読んでいた。

 さらに私が入学した高校ではその10年前にバリケード封鎖が行われたのだが、残された当時の生徒の部室ノートや生徒会誌をめくりもした。そうした当時のありふれた高校生が書いた文章から、村上龍や坂本龍一などが語るバリケード封鎖体験をイメージしたところはある。

 

 

最近の自分の仕事

-「アフタートーク 著者×担当編集者」第18回『正体』染井為人(作家)×吉田由香(光文社)の聞き手・構成 → 「ジャーロ」No.97

ジャーロ No. 97

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