ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

2009-01-01から1年間の記事一覧

『CONTENT'S FUTURE』から『Twitter社会論』へ

YC

28日に催された「夜のプロトコル忘年会」でも話したことだけれど、僕の著書『「謎」の解像度(レゾリューション) ウェブ時代の本格ミステリ』において、タイトルにも使った「解像度」というタームは、小寺信良・津田大介『CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時…

無題

最近自分が書いたもの ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズが制作したソロ、ユニット(レッド・ツェッペリン以外)のディスク・レビュー8本 → 『rockin'on BOOKS vol.2 LED ZEPPELIN』

無題

『奇刊クリルタイ4.0』に関するコメントを「週刊メルマガクリルタイ」Vol.23に書いた。 http://archive.mag2.com/0001000147/index.html『奇刊クリルタイ』についてはこちらをどうぞ。 http://khuriltai.readymade.jp/top/

東浩紀「法月綸太郎と恋愛の問題」とオノ・ヨーコ

東『クォンタム・ファミリーズ』を法月が書評 クォンタム・ファミリーズ作者: 東浩紀出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/12/18メディア: 単行本購入: 61人 クリック: 1,937回この商品を含むブログ (198件) を見る 東浩紀の第一長編小説『クォンタム・ファ…

歌野晶午『絶望ノート』とジョン・レノン

と題した文章をこちら↓に書いた。 THE DIG 編集部 presents レコード探偵団 http://blog.goo.ne.jp/thedig/e/00fc1f907ec41a0a935ee0673cede655 THE DIG Special Issue ザ・ビートルズ アナログ・エディション シンコー・ミュージック・ムック (シンコー・ミ…

政治家・初音ミクとミッキーマウス

7日の「ウェブ学会シンポジウム」に僕も行ったのだった。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/07/news102.html 濱野智史によると、ヴァーチャル政治家・初音ミクの強みは、遍在可能なことだそうな。 とはいえ政治の現場では、A党と交渉したうえ…

「本が好き!」最終号

http://www.kobunsha.com/shelf/magazine/current?seriesid=104003 PR誌としては意欲的で読み応えのあった「本が好き!」(光文社)の最終号が届いた。僕と同誌の関係は、残念ながら、08年に有栖川有栖のインタヴューを担当した1回だけだった。 今回の…

無題

最近自分が書いたもの 「村上春樹『ノルウェイの森』〜喪失のテーマとしてのビートルズ」 → 「THE DIG Special Issue ザ・ビートルズ アナログ・エディション」(シンコー・ミュージック・ムック)

無題

最近活字になったもの 我孫子武丸 円堂都司昭 北山猛邦 石井千湖「合評・メフィストの読書会 三大デビュー作の愉しみ方」(この座談会で取り上げた本は『錯誤配置』asin:4062157594、『浜村渚の計算ノート』asin:4062828049、『プールの底に眠る』asin:40618…

明日の文学フリマで

僕も売り子をします。 ブースは、 S−7 探偵小説研究会 ――です http://bunfree.net/#l10 拙稿「未熟の浮上――中島梓/栗本薫の登場した七〇年代」の掲載された「CRITICA」第4号など同誌のバックナンバー(2号を除く)、『2010本格ミステリ・ベスト1…

無題

最近自分が書いたもの 「聖なる部分も俗なる部分もともに夢のような色彩で染め上げられている≪SICKS≫」(YELLOW MONKEY特集)、「BOOK おんざろっく 第10回思い込みを覆す音楽論」(取り上げた本は、阿部真大『世界はロックでできている』、菊地成孔・大…

『2010本格ミステリ・ベスト10』

M

本格ミステリ・ベスト10 2010作者: 探偵小説研究会出版社/メーカー: 原書房発売日: 2009/12/04メディア: 単行本 クリック: 31回この商品を含むブログ (21件) を見る 週末から書店に並び始めるはず↑。 僕は国内2位、11位のブックレビューとネット読者投票記事…

ブックガイドの季節

このミステリーがすごい! 2010年版出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2009/12/10メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 112回この商品を含むブログ (45件) を見る ブックガイドが続々と発売される時期になりました。 というわけで、昨年のこの時期にメルマガ「…

『浦安鉄筋家族』ルートツーリング

今日は、マンガ『浦安鉄筋家族』の舞台となった街を実際に歩いてみようというイベントに参加してきた。 http://www.urayasu-cci.or.jp/info/detail.php?id=7 これは、平成21年度地域資源∞全国展開プロジェクト「房総を舞台としたコンテンツ活用ニューツーリ…

無題

ミステリが読みたい!〈2010年版〉作者: ミステリマガジン編集部出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/11/25メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (10件) を見る 編集後記に「史上もっとも過酷なアンケート」とありますが、私も『…

無題

最近自分が書いたもの 「忘れてしまったあの頃」(吉田修一『横道世之介』asin:4620107433書評) → 「ROCKIN'ON JAPAN」12月号 22日昼の献立 温かい蕎麦に鶏肉、水菜、ネギ

映画『青の炎』とピンク・フロイド〈ザ・ポスト・ウォー・ドリーム〉

最近自分が書いたもの 「松潤は“格差が拡大する日本”を演じてきた?」と、嵐関連映画2本への短いコメント → 「別冊宝島 音楽誌が書かないJポップ批評62 ジャニーズ超世代! 「嵐」を呼ぶ男たち」asin:4796673849 二宮和也主演の映画『青の炎』のオープニング…

Twitter雑感

YC

自分が気に入った・興味のあるアーティスト、人間の曲、発言が、自分の予測できない順番で次々に現われる。その点で、iPodのシャッフル機能とTwitterのタイムラインには共通した感覚がある。 ツイッターの独自性が理解できるのは、知り合い以外も含めて10…

ビジスタニュースのブログ

YC

−−が、つい最近、開設された。 で、僕が以前、「週刊ビジスタニュース」に寄稿した「あれから逃げ切れたかな、ぼくたちは」もアップされた。 http://bisista.blogto.jp/archives/1200165.html この原稿の執筆中の仮題が“浅田彰をひっぱたきたい”だったことは…

All work and no play

All work and no play makes Jack a dull boy All work and no play makes Jack a dull boy All work and no play makes Jack a dull boy All work and no play makes Jack a dull boy All work and no play makes Jack a dull boy All work and no play mak…

建築夜楽校第2夜とpingpongプロジェクト

今月は、物理的なアーキテクチャとウェブのアーキテクチャ、建築・デザインと集合知の関係をテーマにしたトーク・イベントを2つ見た。 ○建築夜楽校2009 テーマ:データ、プロセス、ローカリティ――設計プロセスから地域のアイデンティティを考える 10月8日 …

浦安の羽田空港騒音問題

今朝、浦安市の広報紙の号外が届いた。 浦安の空を見上げていれば、かなり頻繁に飛行機が横切っているのがわかる。この近くは飛行ルートになっているのであり、羽田空港が24時間化された場合にルート次第では騒音問題が持ち上がると懸念されている。 このた…

無題

最近自分が書いたもの 「いじめの意味と無意味」(川上未映子『へヴン』書評コラム) → 「ROCKIN'ON JAPAN」11月号

加藤和彦死去

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091017/crm0910171511013-n1.htm 2003年に僕が『YMOコンプレックス』を書いた時、日本におけるYMO的なもの=テクノ的な発想の起点として、ザ・フォーク・クルセダーズをとらえたのだった。そうすると、歴史的…

『2010本格ミステリ・ベスト10』読者投票!

M

http://www.harashobo.co.jp/mystery/myrank10.htm

近況

水面下であれこれバタバタやっていて、こちらを更新する時間がなかなかとれない。書きたいネタはいろいろあるのだが……。来月になったらペースを取り戻したいと思っているけれど、しばらくは仕事の告知のみになってしまうかも。 そういえば今さらの報告になる…

「今月の一言」と「つぶやき」

M

本格ミステリ作家クラブHPの「今月の本格トピックス」コーナーの最後には、「執行会議メンバー・今月の一言」というスペースがある。 http://honkaku.com/kongetsu/kongetsu.html 私もメンバーなので以前からここにしばしば「一言」を書いているのだが、最近…

辻村深月『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』

M YC

母と娘、女ともだち同士の心理戦の濃密さが面白かった。 題名になっている数字は、作中である種の象徴性を持たされている。 それとは別にこの数字の使用には、自我の強い女性と、取り巻く環境に流されやすい女性のダブル・ヒロインという共通性において、ナ…

ザ・スパゲッティ・インシデント?

これ↑は、ジャケ弁ではありません。 http://jakeben.blog111.fc2.com/ ジャケ弁職人オバッチが、来週の「タモリ倶楽部」に出演するという。楽しみだなぁ。 ROCK! ジャケ弁スタイル作者: オバッチ,BeatSound編集部出版社/メーカー: ステレオサウンド発売日: 2…

無題

最近自分が書いたもの 「女1男2から女1男1へ”ドリカム編成”の魔力 吉田&中村の遠くて近い男女関係とは?」ほかディスク・レビューと全曲紹介の一部 → 「音楽誌が書かないJポップ批評61 DREAMS COME TRUE 恋愛歌マジック!」asin:479667280X 20th Anniv…