ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

発作的ゴーヤー

苦い思いをするくらいなら、先回りして自ら苦いものを食らってしまえ!! ――というわけでもないのだが、闇雲にゴーヤーが食いたくなったのである。 31日昼の献立 ゴーヤーとむきえび、卵のチャンプル(サラダ油、ごま油、オイスターソース、かつぶし) 水菜…

《ボッサ・クイーン》

ボッサ・クイーンアーティスト: オムニバス,クラウディア・テリス出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC発売日: 2008/03/05メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見る 最近になってこのアルバムの存在を知り、Amazonから取り寄せた。 ボサノヴァに…

今夏のサマソニ計画(暫定)

幕張 9日 いとうせいこう & POMERANIANS → THESE NEW PURITANS(or PERFUME) → YELLE → TRIVIUM → マキシマム ザ ホルモン → HOT CHIP → PENDURAM(or SEX PISTOLS) 10日 MEG(or THE TING TINGS) → THE SHOES → JUNKIE XL → THE KOOKS → JUSTICE → DEV…

匂女の如き謳うもの

「嗚呼ちゃんです」 「乃ッ智です」 「架偲兪迦です」 「参人そろって、破腑幽無です!」 最近自分が書いたもの 「耳をふさいでいるのは誰か」(石持浅海『耳をふさいで夜を走る』書評) → TIMEBOOK TOWN http://www.timebooktown.jp/Service/e-…

近藤正高『私鉄探検』

私鉄がどのように路線を拡張してきたかをふり返ることで、沿線地域の開発の近現代史を浮かび上がらせた本。新書らしからぬ濃度を持った力作である。僕にとっては、あまり身近でない路線ばかり取り上げられているけれど、周辺地域が動的に変化していく様子が…

朝日新聞「公貧社会」/浦安

朝日新聞が毎週土曜日朝刊の連載企画として始めた「公貧社会」。タイトル通り、ワーキング・プアなどの問題を取り上げていくようだが、第一部は「派遣の村」が増えているという「千葉・東京ベイエリア」を舞台に選んでいる。 そして、12日付の第1回の記事…

日本推理作家協会編『ザ・ベストミステリーズ』

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自分も作品選考にかかわったアンソロジー。 なかでも、日本推理作家協会賞短編部門を受賞した長岡弘樹「傍聞き」は、ミステリとしての趣向と情緒的な要素が見事に組み合わさった絶品。

『ケータイ小説的。』/『文学の断層』/浜崎あゆみ

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち作者: 速水健朗出版社/メーカー: 原書房発売日: 2008/06/09メディア: 単行本購入: 25人 クリック: 781回この商品を含むブログ (213件) を見る いろいろと刺激的な本である。速水健朗は、ケータイ小説で描かれ…

『新・萌えるヘッドホン読本』

http://www.moe-hp.org/ ヘッドホンの各種製品紹介と、ヘッドホン少女のイラスト集を合体させた本。 それらの機器を身につけた少女は、外界の音を遮断することで、周囲から距離をとっているようなところがある。 一方、耳を包むヘッドホン、耳の穴に挿入され…

ジェロ《カバーズ》

演歌歌手として売り出されたジェロの最初のシングル〈海雪〉は、演歌プロパーではない宇崎竜童の作曲だった。 竜童はかつて、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドをやっていた頃、ROCKになりきれない自分たちの日本人的ロックを“カタカナ演歌”と称していた…