ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

岡本太郎「明日の神話」

ふと気づけば、公開最終日になっていた。 http://www.1101.com/asunoshinwa/ ひたすらテープ起こし、並行してあれこれ業務連絡、炊事という日々。外に出る用事があったついでに、ささっと汐留まで行き、ささっと「明日の神話」を見る。デカい。なるほど、思…

歌舞伎座「南総里見八犬伝」

曲亭馬琴原作/渥美清太郎脚色 坂東三津五郎(網干左母二郎、犬山道節)/中村福助(犬坂毛野)/市川染五郎(犬塚信乃)/中村扇雀(伏姫、山下定包)/片岡孝太郎(浜路) 先週22日、歌舞伎座でこの演目を見た。怪異あり、屋根の上のチャンバラあり、女…

冥王星随想

冥王星が、惑星から降格された。「冥王星」が冥土行き? そういえば先日、「水金地火木土天海冥」という詞の出てくる少年ナイフ〈ロケットにのって〉をライヴで聞いたばかり。今回の件を直子がどう感じてるか、知りたいな。今後、歌のネタにしそうな気もする…

最近の耳事情 2

ここ3ヵ月くらいで、わりとよく聞いていたものをいくつか。なにを今さらなものばかりだが、自分用に備忘録。 PRIMAL SCREAM《RIOT CITY BLUES》 ロックンロール・アルバム! とはいえ、ボビー・ギレスピーはこれまでも、60年代風ロック、パンク、ダブ、テク…

夏バテ、紙業界、タワーレコード

フェス疲れが今頃出てきた感じ。歳をとると、バテるのもワンテンポ遅れるようだ。悲しい。 体調悪し。今はヨロヨロと、少しずつ仕事を進めるばかり……。 それにしても、王子製紙VS北越製紙のTOB問題はどうなるのか。後者には日本製紙、三菱商事が味方し…

「ググる」嫌がるグーグル

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20203307,00.htm ――だそうです。 ググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググるググる…

首都圏大停電と「しおかぜ緑道」

14日午前に起こった首都圏大停電は、旧江戸川でクレーン船が高圧送電線に接触したことが原因だった。 その現場を知って驚いた。浦安住民として旧江戸川沿いは、よく散歩する場所なのである。見慣れた風景が、ニュースで繰り返し映っている。変な感じ(もち…

SUMMER SONIC 06 (2)

10YEARS 4月のKORN来日公演でオープニング・アクトを務めた彼らを見た。その時に比べ、今回はバンドのたたずまい、演奏とも、一回り大きくなっていた。 PE’Z 終盤にゲスト・ヴォーカルを加えたステージ。勢いの感じられるパフォーマンスだった。 JIMISE…

SUMMER SONIC 06 (1)

AMUSEMENT PARKS ON FIRE バンド名が気に入ったので見る。シューゲイザー的なギター・ノイズまみれ+甘いメロは、けっこう好み。これでサビのパターンがもっとあればいいと思う。 土屋アンナ ナナ役は、中島美嘉より彼女のほうがよかったと思う。ステージで…

探偵小説研究会「CRITICA」

探偵小説研究会が同人誌「CRITICA(クリティカ)」を創刊。明日、コミックマーケット70にて初売りを行います(僕はこの創刊号で、法月綸太郎による瀬名秀明インタビューの構成を担当しました)。参加日:2006年8月12日(土) 開催場所:東京ビッグサ…

「STUDIO VOICE」9月号

昨年の「SUTUDIO VOICE」6月号の「最終コミックリスト200」、今年の「ユリイカ」1月号の「マンガ批評の最前線」、「KINO」VOL.01の「マンガ新世紀宣言!!」ASIN:4309906753、そして上記の「現在進行形コミック・ガイド!」……。ラノベ語り…

敗北感

あせもがひどい。かゆくてたまらん。 この症状が発生する原理はよく知らないけど、早い話が、自分の汗にかぶれちゃうようなもんでしょ? だから構図としては、胃液が出すぎて胃壁がやられるとか、口のなかに常にいる菌が増殖して虫歯になるとかに近い。つま…

ROCK IN JAPAN FES. 2006 (3)

フラワーカンパニーズ ヨッサホイヨッサホイと祭囃子みたいになったところで、白人の客が怪訝そうな顔をしていた。珍しいですか、こういうリズム。日本人には当たり前ですけど。 YUI 最後の曲は〈TOKYO〉だった。タイトル通り、上京を歌っているわけ…

ROCK IN JAPAN FES. 2006 (2)

フジファブリック 冬に見た時もよかったけれど、バンドとしてのグルーヴがいっそう向上していた。 後ろにいた女の子が、「フジファブリック、いつの間にこんなになった?」と感嘆していたのもよくわかる、いい演奏だった。 ASPARAGUS このエリアの…

ROCK IN JAPAN FES. 2006 (1)

DEPAPEPE アコギ・デュオのインストというと、どうしても癒しのイメージになる。しかし、歯切れのいいリフは、意外にロック。 ただし、わりと高い声によるMCは、一歩間違うとポリシックスのハヤシというか……(笑)。 Salyu BANK BAND名義で、ミス…

大槻ケンヂと橘高文彦《踊る赤ちゃん人間》

踊る赤ちゃん人間アーティスト: 大槻ケンヂと橘高文彦,小泉豊,大槻ケンヂ,滝本竜彦,橘高文彦出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2006/07/20メディア: CD購入: 3人 クリック: 32回この商品を含むブログ (120件) を見る この2人に、三柴理ま…