回答(1件)

基本的に、配向性というのは生成量の多い少ないという話であり、一般論としては、オルト・パラ配向であっても、メタ置換体が全く生成しないということではありません。もちろん、条件によっては、ほとんど不純物レベルでしか生成しない、ということもあり得ますが、高校化学においてその判断を迫られることは基本的にありません。 この問題では、芳香族化合物の置換体における構造異性体の種類数を問うているので、問題の趣旨としても、量の多い少ないではなく、生じ得るかどうか、で議論すべきところです。

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