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回答(3件)
好きな映画です。 もしかすると私たちは思い込みや勘違いを多かれ少なかれ、常にしているのではないかと映画を観て感じました。 私たちはいつも選択を迫られています。人の言葉を良いと前向きに捉えるのか、悪いと勘ぐるかで己の人生がかわる。 それを引き出すのが、主人公で知的障害があるチャンス。チャンスは何も変わらない、、変わるのは彼の言葉を聞いた取り巻く人々。 なにやらの哲学書を思い出します。 コメディですが深いですよ。 是非♪
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微妙なトコロです。 公開された当時は、 周囲の「勘違い」で、どんどん出世して行く 庭師=チャンスの運命が、 ウォール街的な金融ビジネス景気に沸くアメリカの、 軽佻浮薄な世風を、痛烈に皮肉っていて、 人生訓と言うか、哲学的示唆と言うか、 そんな感じで、名作っぽくヒットしてましたけど、 2000年過ぎてから、改めて見てみましたが、 作品自体は、凄くシンプルな、 勘違いコメディで、 そこまで重厚なテーマを 内包しているようには見えませんでした。 なんか、この映画自体が、 「勘違い」で名作に祭り上げられた、 物語をリアルでなぞっているような、 メタ的な「勘違い作品」だったように思えます。
おすすめです。 ピーター・セラーズ演じる庭師のキャラクターが面白く、周りの人々が感化される表現が秀逸。 ネタバレになるので、具体的な内容は書けませんが原作と脚本のイエジー・コリンスキーを監督のハル・アシュビーが見事に具現化した名作だと思います。