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先日四つ木駅にて押上行の列車に乗ったのですが、明らかに京急の車両でして… その便は完全に京成の路線しか走らないのに軽い違和感を覚えました 相互乗り入れの都合があるのだとおもいましたが、運用って複雑なのですね~ これが普通なのでしょうか?

回答(6件)

元鉄道従事員です。 乗り入れをしている各路線は路線のキロが各路線ごとに異なります。 乗り入れは車両使用料、電気代、線路使用料を1両が1キロ走ったらいくら(1編成は1両の各支払金額の両数倍、1日の各支払金額は乗り入れた全編成の各支払金額の合計額で、毎日精する事になっています。 しかし、現金やり取りを毎日するのは手間なので、互いの車両の走行距離合計を同じにすれば、各支払金額は発生しません。 A社の路線距離とB社の路線距離が同じなら、乗り入れ区間途中折り返しがないなら10本相手の車両が乗り入れたら、自社の車両が10本相手の路線に乗り入れれば、相殺されます。 しかし、乗り入れ区間距離がA社のほうがB社の乗り入れ区間距離の2倍あったら、B社の乗り入れ車両がA社内を10本走るなら、A社の車両はB社の乗り入れ区間を20本走らなければ走行距離合計が一致しません。 そのため、A社の車両を使用したB社の路線だけの運転をする列車が発生するのです。 有名なものは、東武東上線、西武池袋線、メトロ有楽町線、副都心線、東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線の5社6線の相互乗り入れで、副都心線に西武鉄道の6000系と40000系を使用した渋谷発和光市行きがありますし、常磐緩行線、メトロ千代田線、小田急小田原線乗り入れで、メトロ車両を使用した小田原線内列車の設定があった時代もあります。 こうして走行距離合計を合わせても、いずれかの乗り入れ距離合計に細かい端数が余ったり、どこかで発生した事故や大幅な遅延で、予期していない走行距離の差が発生します。 この誤差については、走行距離が不足する相手会社の車両を走行距離の多い会社の車両で運転する列車に充当する、足りている会社が不足する会社の車両を使用する、臨時に運転士のハンドル訓練を設定し、不足する鉄道会社の車両を借りて訓練するなどして、走行距離合計を合わせます。 事故や大幅に列車遅延の場合、本来入らないダイヤに入らざるを得ない場合もあり、どうしても誤差が発生します。 この時は、臨時の訓練列車を設定して、相手の会社の車両を借りて運転したり、自社車両で運転する列車に朝ラッシュで乗り入れて来て夕方ラッシュまで自社の車庫や引き上げ線で待機している他社車両を使って自社線内の列車を走らせたりして走行距離を合わせます。 これを精算運転と

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西馬込〜佐倉の快速に京急車が使われてますし、泉岳寺〜西馬込に京成車、品川〜羽田に北総車、羽田〜金沢文庫に都営車が使われてるので珍しい事ではありません。回送であっても車両使用料は発生するので。

普通です。 ですが、都営浅草線関係は、その「普通」のレベルが抜きん出ています。 かつて、京急の車両の「京成上野行き」が定期列車として設定されていたこともありました。

相互乗り入れ路線で、自社の車両が自社線しか走らないとなれば相互乗り入れはできませんから、当然他社線も走ります。 自社の車両を他社線が走ると距離に応じて車両使用料というのが発生しますが、これを各社がほぼ同じになるように相殺して時刻表を作成しています。 ただ、京急車が京成上野にいたり、京成車が三崎口にいればこれはかなりレア(事故等で運用の乱れがない限り見られない)です。