総務会長とか幹事長とか政務会長とかよくわかりません 何の仕事をしてるわけでしょう

簡単に話すと、政党を「組織として動かす部分」と「政策を作る部分」に分けて考えると理解しやすいです。 まず幹事長は、党の「事務の責任者」と考えるとわかりやすいです。 議員の活動や党の資金、人事や会議の運営など、党内の組織運営全般を取りまとめる役割があります。 いわば、政党の「総務部長」みたいなイメージです。党内で重要な決定をする際の調整役でもあります。 次に総務会長は、主に党の総務会を取りまとめる人です。 総務会は、党の方針や意見を議論する会議で、政策だけでなく組織運営や選挙戦略も話し合われます。総務会長はその会議を仕切り、意見をまとめる役割があります。 そして政務会長は、文字通り「政務」、つまり政策面の責任者です。 党の政策や法案について議論を主導したり、政策に関する資料作りや調整を行います。 党としてどんな政策を打ち出すか、法律案にどう対応するかを決める重要な役職です。