ドイツ農民戦争におけるルターの「氾濫 農民を殺すことは神の御心にかなう行為である」という主張は、 オウム真理教の タント ラバジ リアーナやポアの思想と「より高い善や目的のためには殺害も許される」という倫理の倒錯という点で共通していませんか? 諸侯への徹底的な弾圧の呼びかけ ルターは諸侯に対し、「それゆえに、愛する諸侯よ、ここで解放し、ここで救い、ここで助けなさい。領民にあわれみを垂れなさい。なしうるものはだれでも刺し殺し、打ち殺し、絞め殺しなさい。そのために死ぬならば、あなたにとって幸いである」と記しました。 これは、反乱を鎮圧し、秩序を守るために戦う諸侯の行動は、神に仕える行為であり、殉教に値するほどの善行であるという論理的根拠を与えました。