ベストアンサー
>どの様な事で警告灯が点灯する場合が多いのでしょうか。 ⇒これは「OBD規制」という排ガス規制関係の法規で決まっています。「排気が悪化する可能性のある不具合を電子制御システム(の自己診断機能)が検出したとき」です。80年代頃に北米で排ガス浄化装置が壊れたままユーザーは知らずに乗り続けていることが問題視されたのがキッカケです。 エンジンのコンピューター(ECM)に繋がっているセンサー、アクチュエーター(コンピューターの指示で動く部品)の9割は排気に影響しますから、これらの信号に異常を検出したら全部点灯します。 厳密に言うと、検出可能な故障パターンは100種類くらいに分類、コード化されていて(これもISOなどの規格化)、検出時は「DTC」というエラーコードがECM内に保存されます。そのDTCが警告灯点灯アイテム(=排気に影響する)なら警告灯が点灯します。大半がコレです。一部、クルーズコントロール系の不具合なんかは排気に影響しませんので、警告灯は点灯しない場合があります(点灯しても違法じゃないけど)。 この辺のロジックを細かく書くと、本が一冊できるくらい、結構細かく複雑です。しかも全世界ほぼ共通。簡単に書くと上記のような感じですが、エラーのパターンは沢山あるので警告灯点灯だけでは不具合原因は分からない、誤診断防止の意味で、1回エラーを拾った程度では点灯しない、というのはあえて書いておきます。 >エンジン警告灯は診断機をつけて点検すればすぐ原因はわかる物なのでしょうか。 上記の通り、警告灯点灯よりも前に、自己診断でエラーを検出してDTCを保存してから、警告灯点灯DTCの時だけ点灯します。という事は、警告灯が点灯した場合、診断機で読み出せば何かしらのDTCがあるハズです。その系統に異常がある、という事はそこで判明しますが、原因が何かまでの完全な断定は不可能です。部品の良否を判断するまでの機能はありません。あくまでも電気的に異常値を検出した、だけであり、途中の配線が接触不良を起こせば、それだけでエラーになりますので、必ずしも部品がダメとは限りません。最終的には人間が点検して判断しないとダメです。 今回はエアクリーナーを交換して消灯した、という事ですが、DTCを手動で消去していなければ、診断機を繋げば何のエラーが出ていたのかの履歴は出てくるハズです(だいたい一か月程度なら保存される)。
この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう
質問者からのお礼コメント
有難うございます。環境に配慮もされているのですね。 今週末見て貰いますので場合によっては部品交換して 直します。
お礼日時:10/9 16:14
その他の回答(1件)
・エンジン制御系の異常 ・O2センサーやエアフローセンサーなどの異常 ・燃料供給システムの異常 ・排気ガス中の酸素濃度を測るセンサーの異常 他 色々あります。