ベストアンサー
トキの見合い相手の名前が「銀二郎」だったので二男だという前提で。 身分制度が廃止される前の江戸時代なら武士の家と言えども家督を継げるのは長男だけで、二男り下の男は一定の年になると家を出て自分の食い扶持を探さなければなりませんでした。 そこで子のない武士夫婦の養子になったり、女しかいない家に婿入りしたり、剣術の優れた者は殿様に用心棒として召し抱えられたりの道を模索したそうです(あと見目が麗しい者は男娼という道もあったとか)。それでも行き所がなかった者は時代劇によく出て来る笠張り浪人になるしかなかったので、ボロ家でも夜露がしのげるだけでもありがたい話だったのでしょう。 もう明治の世ですが、二男は住むところもなく食っていけないというのは明治初期は江戸時代と変わらなかったのかもしれません。
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質問者からのお礼コメント
ありがとうございました。なるほどです。勉強になりました!
お礼日時:10/10 11:04