ソロモンの偽証を観てきました。 ※ネタバレ注意※ 今の所良く解りませんが、思い切ってネタバレ募集します。 最後はどうなりますか？ 柏木君は殺されたのですか？自殺ですか？ 全て教えてください。

思いきりネタバレなのでご注意ください。 すべて原作からの読み取りであり私見です。 被害者が加害者であるわけがない という盲点をついた結末。 柏木は遺書を残していた。 遺書には「柏木が柏木を殺した」 と書いてあった。 柏木は二面性があった。 意固地で冷酷でエゴイストという 柏木を自ら葬ったのである。 柏木は、神原に対して嫌がらせをし 精神的に追い詰めていくが、それでも 神原は、自分らしく希望をもって 生きようとする。 そんな神原をみて柏木は屋上に呼び出し そういう考えをかえないなら、 飛び降りると脅す。 神原は柏木に向かって言う。 「柏木君よ。君は間違っているよ。 生きていれば、いつか何かが分かるかも しれないのに、死をもって大いに周囲を 傷つけて満足なのか。」 それから、神原は踵を返して帰る。 そのあと、柏木はエゴイストの自分を 許せなくなって、自ら飛び降りる。 学校裁判では、色々な証言が飛び交い それぞれの気持ちを語り始める。 それぞれが、なんらかの理由で心の 病を抱えていたが、結果的に、柏木が この裁判で皆を救うことになる。 藤野涼子が求めていたことは達成された。 ①こんがらがった関係を整理すること。 ②事件の真相を根底から明確にすること。 その結果ー生涯の友を得ることができた。 それから２０年後。 野田健一は国語教師として城東中学校に赴任。 藤野涼子は弁護士になる。 神原和彦は藤野涼子を妻にする。 映画の後編はどのような結末になるか楽しみです。 長文失礼しました。