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ずっと孤独だった財津が、自分にも横にライバルがいたことに満足して、満たされたから笑って、引退をしたのではないでしょうか。 ひゃくえむは、主人公がトガシなので、トガシと小宮の対比がメインに描かれていますが、 海棠が3年生の時に1年生の財津が現れて、それから現在(おそらく17年間くらい?)まで同じ舞台で闘ってきたわけですから、2人のストーリーも必ずあると思います。 財津は成績としては孤独に感じていたとしても、長年の付き合いのある海棠に思い入れはあると思います。 その海棠に抜かれたことは、財津にとって大きな節目であったと思います。 日本選手権の準決勝の前に、財津と小宮の会話での財津のセリフが以下です。 「私は、【 絶対王者 】などという称号と引き換えに闘争心を失った。 加速すればするほど皆は離れていく。 そこで見える景色は最下位のそれと同じだよ。 横を見ても誰もいない。 こんなに退屈なことはない。 記録もメダルも大切だが、それらは1位を生み出せない。 この世で1位を生み出せるのは、ただ1つ、対戦相手だけだ。」
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