座頭市って主人公は盲目ですが実際盲目の人が1人で旅をする事は可能なのですか？

現実的には介添人もしくは盲導犬を連れていないと無理だと思います。 座頭市は、あくまでフィクションです。だいたい、原作者である子母澤寛の小説にしても「当時、座頭市という居合斬りの得意な按摩がいた」と記述があるだけで、どこにもあちこち旅をしたとは書かれてはいない。「水戸黄門」とおなじように、旅をしていろいろ事件に遭遇するほうが面白いだろう、という映画独特のやりかたにすぎません。 その他、江戸時代には瞽女（ごぜ）という目明きの手引きに連れられて、三味線を携えて僻陬の村々を唄をもって渡り歩いた日本の女性の盲人芸能者がいました。この人たちは集団で行動し１年のほとんどを旅に費やしていたということです。