回答(1件)

二酸化炭素は、水酸化バリウムと反応して、 炭酸バリウムの沈殿をつくります。 Ba(OH)₂+CO₂→H₂O+BaCO₃↓ その後、残った水酸化バリウムを滴定により、その量を調べました。 滴定に用いた塩酸は1価で、水酸化バリウムは2価です。2:1で中和します。 さて、 塩化水素の物質量は(1.0×10⁻³×9.0/1000=)9.0×10⁻⁶molですから、 40mLに残っている水酸化バリウムの物質量は、 (9.0×10⁻⁶×1/2=)4.5×10⁻⁶molです。 400mL中なら(4.5×10⁻⁶×400/40=)4.5×10⁻⁵molになります。 もともとの水酸化バリウムの物質量は、 (5.0×10⁻⁴×400/1000=)2.0×10⁻⁴molですから、 10L中の二酸化炭素の物質量は、 (2.0×10⁻⁴-4.5×10⁻⁵=15.5×10⁻⁵≒)1.6×10⁻⁴molになります。 (計算結果を有効数字2桁に丸めました。)

この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう