古本を売る青果店の夢

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始めて訪れた街並みは整った色調の石壁造りの建物が並び、
歴史を感じさせる雰囲気に包まれていた。
同行者の一人が、

  あれは、日本人が経営している店らしい

と言うので、道路の向こう側にある二階建ての店舗を眺めてみると、
オレンジ、バナナ、ミカン、グレープフルーツなどの果物類が
階段の殆どを埋め尽くすほど飾ってあり、
店の左半分は黄色、いや黄金色に包まれていた。

その店の右半分には、何故か青果は置かれておらず、
代わりに書棚、それも扉付の比較的高額そうな建具が並び、
ガラス扉越しに相当古そうな書籍も窺うことが出来た。
興味を覚えた「私」が、更に奥へ進むと、
広い作業台の上に山積みされた古本が待ち受けていた。
表題を見るまでも無く、その本には「価値」があると睨んだのだが、
肝心の古本を手にする前に夢が覚めてしまった。

この記事へのコメント

2023年12月31日 23:30
ダダさん
2024年も
良い年を迎えらえますように。

災害の少ない年であることを夢見てます。
ダダさん
2024年01月01日 06:03


>tamaさん
>
>ダダさん
>2024年も
>良い年を迎えらえますように。
>
>災害の少ない年であることを夢見てます。
>
遠くにお寺の鐘の音を聞きながら、あぁ、また一年がおわるのだなあ、と思いつつ、年をこしました。
何か、一つでも良いことがあって欲しいものです。