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自治体毎に税の使途を可視化するWhere Does My Money Go?プロジェクトと、ふるさと納税が普及することで、日本の政治が変わるかもしれません。ふるさと納税者による「税の使途の指定」が重要です。それを保証する「使途審議過程の透明化」も必要です。 Where Does My Money Go?は「税金はどこへ行った?」という疑問への答えを、実際のデータから可視化するプロジェクト。ふるさとチョイスは、「ふるさと納税」のカタログ。この二つが広く活用されている未来社会を構想してみました。 「ふるさと納税」は寄付税額控除の特例 「ふるさと納税」という呼称は、実態を正しく表していません。正しくは自治体への「寄付」です。その寄付金への特別な控除制度を「ふるさと納税」と呼んでいます。 「ふるさと納税」で住民税の大半が置き換え可能に 「ふるさと納税」は、「税」ではなく「寄付」ですが、控除・優遇税
今後の予定はZerobaseのFacebook Pageで発信していきます。よろしければLike!して情報をフォローしてください。 なぜこんなエキセントリックなことをしているのでしょうか。大前提としてはゼロベースがユニークな制度 [2] を持つ会社だということが上げられます。そのうえで、小目的、中目的、大目的の順で説明します。 小目的 スタッフが増え、オフィスの移転を検討し始めました。そこで、単にオフィスを移転する以外の選択肢にも、視野を広げて検討し始めました。「オフィスを縮小して遊牧会社となる」か、「自社のオフィスをコワーキング・スペース化する」か。どちらがよいか見極めるための実験として、「遊牧会社」の実験をしています: オフィスを縮小して遊牧会社となる オフィスの機能を縮小し、家賃も節約する。その分、多数のコワーキング・スペースと契約し、スタッフが自由にそれらを活用できるようにする。
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QxilというQ&Aサイトで、藤原由翼さんが面白い質問をしていました: 皆さんはWebデザイナーのキャリアやスキルセットは今後どうあるべきだと思いますか? (どうあることを期待されているかという経営者視点でのコメントもお待ちしています。) -- 藤原 由翼さんの質問 (※以下、質問者の藤原さん宛ではなく、多数の想定読者に向けた文章にしました) 「ウェブの技術的側面を理解していないデザイナーは、可変サイズを想定していないレイアウトや、CMYKカラー・モデルのデザイン・カンプを送ってくるので、マークアップ・エンジニアは無駄な苦労をするハメになる」といった逸話は、少し笑い話のようでもあります。しかし、ここにはデザインとテクノロジーの本質的関係性が見え隠れしています。 この文章では、「メディアの技術的側面を理解し、メディアの技術的特性を活かすことが、より良いデザインに通じる」という話をします。前
定義上、「同期」の際に競合が発生することはありえません。もし「競合」が発生するなら、その操作を「同期」と呼ぶべきではありません。/「競合」する操作・行為・現象には、別の名前が必要です。有力な候補は「統合」です。/ラベリングを変えるだけではなく、インタラクション自体を変える解決策としては「コピー」や(本来的な意味での)「同期」などのデザインがありえます。 この文章の想定読者は、ユーザー・インターフェイス・デザインの専門家・実務家です。 問題提起:「同期」の結果を予想する難しさ 次の順序で操作した結果を予想してみてください: Mac上の連絡帳にA氏を追加した。 Macの連絡帳とiPhoneを「同期」した。 Mac側でA氏の電話番号を変更した。 iPhone側でA氏を削除した。 Macの連絡帳とiPhoneを「同期」した。 質問です: Mac側にA氏のエントリーは残りますか? 同期処理によって削
(『Markdown は、公文書のアクセシビリティを高め、オープン・ガバメントを促進する破壊的イノベーションか?』の補足記事です) 「 Markdown を導入するといっても、習得コストが高いのでは?」という質問が想定される。 「そんなことはない」ということを、ここで説明していく。 Markdown の導入には多少の訓練が必要だが、大したコストではない。(※と筆者は考えているが、行政実務に詳しい人、現場の人の意見を伺いたい) 以下、 Markdown の習得がどれほど容易なのか説明していく。まずは、普段誰もがやりとりしてるメールのなかで、すでに自然な「マークアップ」が行われていることに気付いて頂くことから始めよう。 意外にも身近な「マークアップ」 架空のメールの文面を紹介する。文章に意味は無い。行頭の記号の使い方に注意してほしい。 ■あの件について > この会社によると、あの件は > そう
(『Markdown は、公文書のアクセシビリティを高め、オープン・ガバメントを促進する破壊的イノベーションか?』の補足記事です) Markdown の導入によって、穏当な「脱 WYSIWYG 」を達成できると考える。また、「押し付ける」のではなく、「利便性に気付いて、自ら進んで使って頂く」ように仕掛けるのがよいと考えている。 文書作成アプリが WYSIWYG (編集中の見た目が、そのまま出力になる)ではなくなる。しかし、 Markdown リアルタイムプレビューアプリを活用すれば十分に補える。 Windows でも、 Mac でも、 Markdown を処理するためのソフトウェアが提供されている。 (※英語のリンクを紹介したので、英語が苦手な方は「自分には無理」だと思ったかもしれない。日本語でも Markdown を扱えるアプリはある。それに、もし公共機関で Markdown を採用する
(試案なので、フィードバックを歓迎します。対象読者は、 HTML や Markdown についての基本的な知識を有する人や、行政の情報公開、オープン・ガバメント、電子政府などに関心のある人です。とくに行政関係の方、少しでも興味があれば、お気軽にご連絡ください。ご説明します。高額な「ソリューション」を売り込んだりしませんので。お声がけ頂ければ「 Markdown セミナー」なども引き受けます) 概要 公文書作成ワークフローへの Markdown の導入を提案する。公文書に多い PDF フォーマットを、よりアクセシブルな HTML フォーマットに置き換えるための、安価な手段として。 提案 公文書のライフサイクルの最初から(つまり、新規文書作成時から) Markdown で書く。 作成した文書を機械的に HTML に変換し、 HTML としてウェブサイトで公開する。 これにより、 PDF ではな
ソフトウェアが社会全体に普及する「情報化」は、社会のルールそのものに変更を迫る。その変化に対して、単に受け身に流されるのではなく、より良い社会に向けて能動的に行動していくことが大事だ。原因となる「変化」を起こしているのも人間なのだから。 ソフトウェアで概念を処理するためには、概念の輪郭を明確に定義し、境界線を引かなけれならない。簡単に言うと、システムの「内」と「外」を分ける厳密な基準を作ることだ。これはニクラス・ルーマンが社会システム理論で「二値コード化」と呼んでいる行いに等しい。 (参考:『ソフトウェアシステムについてルーマンの社会システム理論を使って考えてみた』) コンピューターが社会に浸透していく「情報化」は、人間の世界認識に影響をもたらす。概念の境界線が明確になることで、曖昧さが排除される。これまで曖昧な基準により円滑に回っていた人間社会に、異なるルールが持ち込まれることになる。そ
完全結果志向の職場環境(ROWE)は新人が仕事を覚えて給料分を稼げるようになるまでに作った「赤字」の累積を可視化します。この制度で新卒採用することは、けっこう怖いことです。 ゼロベースは「自立したプロフェッショナルのための自由な企業の制度」を実現しています。これは完全結果志向の職場環境(ROWE) の一種です。ROWEと新卒採用の両立は難題です。とはいえ可能ではありますが。 ゼロベースは新卒一括採用どころか新卒採用そのものを行っていません。人的資本への投資を回収する前に辞められてしまうと、経営上深刻な痛手になります。ゼロベースのような小さな会社には取れないリスクです。 ROWEは新人の「負債」を露骨に可視化する どこの会社でも最初の数ヶ月間は新人が給料分を稼げないものです。その「赤字」を、ROWEは露骨に可視化します。 すべてのROWEがそうであるとは限りませんが、ゼロベースの制度ではそう
不自由(disability)は利用状況(context of use)によります。この視座で「障がい者」と「健常者」の二分法を超えてアクセシビリティを当事者的に語る道筋が見えてきます。その鍵は〈裏技〉です。 【注】「不自由」という言葉を、英語の "disability/disabled" の訳語として用います。「状況」は "context" に対応し、「利用状況」は "context of use" に対応します。なお、英語の "disability" には「障がい(者)」という意味もありますが、この文章ではもっぱら「不自由」や「...する能力の欠如」という意味で用いています。 第4回アクセシビリティキャンプ東京に参加しました。 どうすればウェブ全体のアクセシビリティ水準を向上させられるのだろうか、という問題意識で、グループに分かれて議論しました。テーマは「アクセシビリティのリブランディ
Getting Real by 37signalsのようにすでに日本語に翻訳されていますが、ゼロベース社内でじつはサマライズしたものがありました(英・日)。べつに抱えていても仕方ないので公開します。 2006年10月〜11月にサマリ・翻訳作業したものです。当時のインターン(学生)が作りました。 GettingRealSum_eng08.doc GettingRealSummary.doc 多少でも誰かの役に立てば幸いです。何かしら反応がもらえると嬉しいです。
ソフトウェアシステムと社会システムには密接な関係があって、そこでのソフトウェア開発システム(つまり開発者のエコシステム)の責任は重い。そういう分析の道具としてニクラス・ルーマンの社会システム理論が使えそう。 先にお断りしておきますけれど、誰得な文章ですw ソフトウェア開発と、ルーマンの社会システム理論の片方または両方を知っている人じゃないと、何を言ってるか分からない内容かもしれません。いや、それ以前にぼくがナンセンスなことを言っている可能性もありますが(汗 では始めましょう。 最近この二冊をバイブルとして読みつつ、久しぶりに本格的なプログラミングを再開しようかと思ってます: 『実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる』 『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 ソフトウェアの核心にある複雑さに立ち向かう』 こういうソフトウェア開発方法論の本を読みながら思った
DevLOVE 2012 で「指標を超えて(エンジニアが人文知の重要性を思い知った話&ブックガイド)」という講演をさせて頂きました。 DevLOVE 2012 の主催者・スタッフ・参加者のみなさんに感謝します。 人生の転機で、どんな本を読んで、どんなことを考えたかを語りました。とくに、エンジニアだったぼくが、どんな人文書に救われてきたか、という話を中心に。 「人文知が救ってくれた」という受動的な表現ですが、実際には「人文知を使うことで自分で自分を救うことができた」という感じなのですが。 まあ、ひどい「自分語り」で、何様だって感じなんですけども、 "Hangar Flight" は、そういう話をする場だそうです。 かつて空を飛ぶことがまだ危険だった頃、飛行機乗りたちは格納庫(ハンガー)に集まって己の経験や知見をお互いに伝え合ったそうです。 Hangar Flight を現代のソフトウェア開発
「社会構想ってベンチャーのビジネスプランみたいなもんなんじゃないか」と思ったのです。大事なのは「いいプランを作って、プラン通りに実行すること」ではなくて、「プランを実行しながら修正し続けること」なのではないかと。それには「様々なプランを試す自由」も必要です。 第3回ラウンドテーブル(Green-Table)「workをすべての人に割り当てることはできるか?」: GLOCOM ←このイベントにさっき参加してきて考えたことを書いたのがこの文章です。 アジャイルで試行錯誤的な新規事業開発手法(リーン・スタートアップ的な手法)の実践者としては、「社会構想ってベンチャーのビジネスプランみたいなもんなんじゃないか」と思ったのです。つまり、「思った通りにならない」ものではないかとw もちろん、新規事業にビジネスプランは必要ですが、もっと大事なのは「ビジネスプランを実行しながら修正する能力」のほうです。
ワークショップの公開研究会 Ba Design Lab 「苅宿俊文のつくり方」に参加させて頂きました。勉強になりました。苅宿氏、安斎氏、菊池氏、小林氏およびスタッフ・参加者のみなさんに感謝します。 以下の文章は、「イベント・レポート」でも「講義録」でもなく、ぼくの「自分語り」です。苅宿俊文氏についての予備知識がほとんど無い状態で、講義を聴いて、ワークショップに参加して、三時間ほどで学んだことをもとにしています。苅宿氏の発言と直接の関係はありません。苅宿氏の理論や実践についての誤解もあるかもしれません。ぼく自身は構いません。誰が何を言ったかよりも、ぼくが何を考えたかの方が大事なので。そこんとこ夜露死苦。 自分語り 自明で所与のコミュニティを再構成するための方法としてのワークショップ 居場所がない人は生きづらい。「コミュニティの中にいるのに居場所がない」という状態を解消するためには、いちどコミ
2012年12月1日(土)第31回WebSig会議「創り手が意識すべきタブレット,ユーザが使い始めるタブレット」でスピーチしました。客観的な予測や評論ではなく、望ましい未来像を描き、その実現に向けて人を巻き込むようなスピーチを目指しました。 概要 事前に公開したメモから大幅に変わりました。 ユーザーインターフェイスの進化 アーキテクチャの進化 デバイスの多様化 デバイスフリー化(コンテンツ/サービス) アビリティ という構成にしました。 ユーザーインターフェイスの進化 CUI GUI NUI という歴史的文脈にタブレットを位置づけました。 UI の進化は結局のところ「透明化」の歴史です。道具を使っているときに、その道具が意識にのぼらなくなる、つまり「透明」な道具が理想であり、そのように進化してきたと考えられます。 眼鏡を使って物を見ているときに「いま眼鏡をかけている」と意識する必要はありま
ユーザー・インターフェイスは「モーダルからモードレスへ」のトレンドに従って進化する。ユーザー・インターフェイスは「透明」になっていく。情報や概念の対象(オブジェクト)そのものの持つアフォーダンスが知覚されるようになる。換言すれば、ユーザー・インターフェイスの進化の本質は、情報・概念の〈物質化〉である。 これはユーザー・インターフェイス専門家向けの論文である。 2012年10月26日、ソシオメディア上野学氏の講演を聴講した。世の中にはユーザー・インターフェイスのトレンドを「CLI(コマンドライン・インターフェイス)→GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)→NUI(ナチュラル・ユーザー・インターフェイス) 」と語る人もあるが、そうではなく、「モーダルからモードレスへのトレンド」こそ本質である、という講義だった。 詳しくは『モードレス・ユーザーインターフェース』を読まれたい。また、そ
国際大学GLOCOM「フューチャー・テクノロジーマネジメント(FTM)フォーラム」2回ラウンドテーブル(Green-Table)「シェア経済を合理的に説明するために」に参加して、議論を聴講しました。そこから考えたことを書きました。 国際大学GLOCOM「フューチャー・テクノロジーマネジメント(FTM)フォーラム」2回ラウンドテーブル(Green-Table)「シェア経済を合理的に説明するために」 日時: 2012年10月18日(木)18時~20時30分 会場: 国際大学グローバル・ コミュニケーション ・センター (東京都港区六本木6-15-21ハークス六本木ビル2F) 地図: http://www.glocom.ac.jp/access/ このイベントに参加して考えたことを書きます。主にリユースとコユース(後述)に関して。 〈シェア〉と経済成長 〈シェア〉はモノの流動性を高めます。あるい
HCD(人間中心設計 human-centered design)と UXD(利用者体験デザイン user-experience design)の違いについて。 「これをしなければ○○ではない」という必須手順が、HCD にはあります。UXDにはない。 HCD の場合は、 ISO 13407では、まず人間中心設計の必要性の特定を求めている。次に4つのステップを一連のプロセスとして回していく。 - 使用状況の理解と明示 - ユーザーと組織の要求事項の明示 - 設計による解決策の作成 - 要求事項に基づく設計の評価 ※上記引用元『人間中心設計 - @IT情報マネジメント用語事典』 ユーザー観察、ユーザーのモデルづくり、デザイン、評価など、ひとつひとつの手法はすでに多くの方が実践していて、それぞれに関する情報も世の中に広がってきています。そうした個別の要素を上手くつなぐプロセスが人間中心設計なので
「UI」は「ユーザー・インタフェース」。 「UX」は「ユーザー・エクスペリエンス」。 「UI/UX」と混同表記する人がいるから、「UI と UX の違い」という不要な疑問も生じるんです。 「UI と UX の違い」なんて瞭然ですよ。 それを説明するために、ちょっと回り道します。 「怪我と痛みの違い」は瞭然ですよね。 「怪我」は客観的物質的存在です。 怪我した本人でも他人でも誰でも、そこに怪我が「ある」ことを観測できる。 一方、「痛み」は主観的な感覚ですね。 他人の「痛み」は観測できない。 痛がっている様子から「痛いんだろうな」と推定することはできるけど。 「UI」が「怪我」、「UX」が「痛み」に対応した比喩です。 「UI」は客観的物質的存在です。 誰が見ても iPhone にホームボタンは一つです。 誰が押してもホーム画面に遷移する、というインタラクションです。 一方、「UX」は主観的な体
〔この文章は、推敲された論文ではなく、一人語りを文字起こししたものです〕 『ウェブ×ソーシャル×アメリカ』『CODE 2.0』『アーキテクチャの生態系』『情報自由論』『思想地図β』のような語彙でアーキテクチャを語れて作れるアーキテクトを増やしていきたい。師弟関係か私塾が有効な人材育成方法だと思ってる。 クライアントと新規事業を企画するときに東浩紀、柳宗理、ジョージ・リッツァ、クレイトン・クリステンセン、野中郁次郎とか引用しながら議論してる。読書会っぽいことをやる場合もある。あるいは本は使わず引用もせず対話のなかでクライアントからコンセプトを引き出す術もある。あの手この手。 アラン・クーパーの『コンピュータは、むずかしすぎて使えない!』は名著だけど、「ゴール・ダイレクテッド・デザイン」系UCD手法は嫌い。なにが「ゴール」だ。そんな「安全」「安心」「便利」「快適」みたいな価値観を追求した結果と
〔この文章は、推敲された論文ではなく、一人語りを文字起こししたものです〕 人間は、生きているよりも、死んでいる時間のほうが長い。 「我々は生きている時間よりも死んでいる時間のほうが長い」という着想から「死者こそ主体である」と唱えた思想家っているかな?「死者の存在論」を考えたい気分。 ここでの「主体」の意味は「政治的に承認され、尊厳を認められるべき存在者」という独特のニュアンス。 死者こそ主体なので、自殺は罪に関わらないし、墓参りは実際的なコミュニケーションになる。あ、沖縄の生前葬はヒントか。 「死者こそ主体」ならば、靖国神社に合祀された戦死者を追悼し、彼らの遺志である国家としての供養は当然である、という保守的な話になる。 「死者こそ主体・存在者である」という思想は非宗教的に展開できると思う。死者を弔うのは主体間の実際的なコミュニケーションであって、存在しないものに関わる超越的な行為などでは
「インフォメーション・アーキテクト」は「アーキテクト」(建築家)としての社会的責任を引き受けるべきではないでしょうか。情報建築家と物理建築家(既存の「建築家」のこと)の接点を増やす活動を模索したいと思います。 「情報アーキテクト」と「情報デザイナー」の違い ウェブ産業には「インフォメーション・アーキテクト」(もしくは「情報アーキテクト」や「IA」)を名乗る人がいます。「情報アーキテクト」をどう捉えるかについては二通りの考え方があるようです。 圧倒的多数の人は「情報アーキテクト」を「情報デザイナーよりも上位のレイヤーで設計するデザイナー」として理解しているようです。 一方、私は「情報アーキテクト」を「アーキテクト(建築家)のなかでも情報アーキテクチャ(情報建築)に特化しているアーキテクト」と捉えています。 例えば、ランドスケープ・アーキテクトに「私は建築家ではありません」と言われても、私には
公園でモヒートを飲みつつ語り合いました。単一的アイデンティティ、複数的アイデンティティ、脱中心的複数的アイデンティティ、ツリー型の複数的アイデンティティ、セミラティス型の複数的アイデンティティなどについて。 公園でモヒートを飲みつつ語り合いました。単一的アイデンティティ、複数的アイデンティティ、脱中心的複数的アイデンティティ、ツリー型の複数的アイデンティティ、セミラティス型の複数的アイデンティティなどについて。 概要 日時:2012年8月12日 15:00-20:00 (2時間延長) 場所:東京ミッドタウン ミッドパークバカルディモヒートカフェ メンバー:石橋、I氏、T氏、O氏、Y氏、M氏 服毒本 オーウェル『1984年』 平野啓一郎『ドーン』 川原礫『アクセル・ワールド』 自己紹介と服毒本の感想 I氏:導き手→『幼年期の終わり』 T氏:分人主義、多重生活 O氏:司馬遼太郎 Y氏:アクセル
投稿時刻 2012年7月20日 16:06 問い合わせ内容 (※下記文面をTwitter Japan株式会社に2012/07/20付けでメールしました) Twitter Japan株式会社御中 ゼロベース株式会社代表取締役社長石橋秀仁と申します。 弊社とはまったく関係のない第三者が、弊社を騙(かた)ってツイートしており、名誉毀損を受けております。(*1) TweetomyというTwitterアプリを用いた悪質なアフィリエイト業者のようです。あるいは、Tweetomyというアプリそのものが悪用目的に開発・提供されている可能性もあります。 2012/06/08 17:33 に Twitter Inc 宛に「当該アカウントの強制削除」および「アプリ Tweetomy の排除」を要請しました(*2)。しかし、「対応できない」旨の返答を頂きました。私は「対応する意志がない」と受け取りました。 連番で
「政治」とは選挙や議会だけではありません。議員や官僚と直接触れないところでも、「社会をどうすべきで、我々は何をしたいか」を主体的に考え、その実現に向けて事業活動を組織し、人々を巻き込むべく価値を訴求していくこと。それが民間人にできる「政治的実践」です。社会をよりよくする活動です。 お断り:括弧付きで「エリートビジネスマン」と書いた意図を汲んで頂ければと思います。 「エリートビジネスマン」と政治の距離 「社会をどうすべきか」を主体的に考えて、その実現に向けて事業活動を組織していく、それはプラグマティックな政治的=経営的=経済的実践です。 政治的実践が官僚と政治家だけのものになってしまっています。「エリートビジネスマン」は政治に関わらないのが賢いかのような風潮が残念です。力を持っているのに。 民間での政治的実践が足りないのがこの国だと思います。「エリートビジネスマン」(含む経営者)には「社会が
「不勉強会」やってます。本を読んだり読まなかったり。大前提は飲酒。シラフではない。これ重要。「勉強会」ではありません。一冊の本(服毒本)をサカナに酒を飲む会です。 テーマはウェブ、建築、SFなどでしょうか。明文化していません。主催者の好みで、その都度いろいろやってます。 過去の不勉強会に関する記事もあります。 参加方法 不勉強会に参加するためには、まずFacebook上の不勉強会グループに参加してください。その後、個別のイベント情報をチェックして、参加表明してください。 概要 不真面目な態度で本を読み、本を肴に楽しくおしゃべりする「不勉強会」です。平たく言えば雑談を楽しむための食事会です。 毎回異なる「服毒本」(ふくどくぼん)が設定されます。したがって「同じ本に関心のある人々が集って楽しくおしゃべりする会」になります。 服毒本は、読んでこなくても構いません。「読んだ人の話が聞きたい」という
「受注キャパをはるかに超えた引き合い」と「人員構成の偏り」が理由なんですが、結局のところ、「みらいのふつうをつくる」という経営理念のために、もっと仲間が必要だ、ということなんです。 率直に言って「人手不足」なのでデザイナーとエンジニアを募集中してます。 まず「中小ウェブ制作会社なんてどうせ仕事つまらないだろ」と思ってる人は『ウェブの「受託開発」が面白くないという8つの誤解』を読んでください。 それに、「小さいからってナメんなよ」という自負があります。ポンパレは最初うちで作りました。→ゼロベース流アジャイルウェブ開発術2010年版 また、「激務のブラック企業」とかでもありません。変な就活マニュアルには 「人手不足」の企業は「ブラック」の可能性を疑え! などと書いてあったりしますので、いちおう補足しときます。 うちは『自立したプロフェッショナルのための自由な企業の制度』に書いたとおり、「上司に
肝心の制作作業よりドキュメントワークが上位みたいになってきてる。なんとゆう本末転倒。実装しないで「思考」だけで終わる「デザイン思考」って意味あんの? カスタマージャーニーマップとかペルソナシートとかガシガシ作ってドキュメントワークでフィーをとるようになって「デザイン思考」の「外資コンサル」化が進んでいるような気がしつつある昨今。。。(外資コンサルがダメっていう意味ではなく、典型的ダメ外資コンサルを引き合いに) IDEOがMBA就職人気企業上位になってるのと関係あるのかもしれないな。。。(べつにIDEOさんが嫌いなわけではないけども、象徴的存在として言及) 参考:IDEOが2年連続でFortuneのMBA就職人気トップ100企業にランクイン(2010年5月25日) 最初に「デザイン思考」って聞いたとき(5年くらい前だろうか)から思ってたけど、「ロジカル思考」(というか「外資コンサル」)を連想
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