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先日、リーンカンファレンスでXDDPについてのセッションがあったためか、アジャイル開発実践者の方がXDDPについて言及されているのをよく見かけます。Facebook上でも議論をしたので、その時に書いた私のXDDPについての個人的な感想を書きます。 XDDPを適用する判断基準 まず、私はアジャイル開発とXDDPの両方の経験があり、プロジェクトによって使い分けています。XDDPを適用する判断基準は次の通りです。 自分達でない誰かが作ったプログラムの変更である。 役に立つドキュメントがない。 長い関数が大量になるなど複雑なコードになっている。 変更にかけることができる期間やコストが少ない 特に組み込み系の開発では、上記のような条件に当てはまるものが多いので、その分野でXDDPが支持されている理由の一つなのではないかと思います。XDDPでは、リファクタリングしたりユニットテストを書いたりしないのか
UltimateAgileStoriesの第3弾であるIteration3がいよいよ8/11に東京ビッグサイトで行われる夏のコミックマーケットにて頒布されます。(東地区 R-20b) 頒布に先立って、今回の見どころを紹介していこうと思います。 ・アジャイル放談 今回も巻頭はアジャイル放談です。アジャイル実践者数人がアジャイルについて、好き放題に言い合うまさに「放談」です。今回のメンバーは、あきらさん、さかばさん、山根さん、川端さん、はらだきろうさん、miholovesqさん、UAS編集部からほそたに(や)、ほそたに(あ)(いずれも紙面表示名)。この記事は、夜にみんなで個室居酒屋に集まって3時間以上飲みながら好きなことを話し、録音からすべての会話を文字起こししてから編集しています。今回、特に濃い話になったのは自己組織化や学習についての話題でした。さかばさんがブログで触れてくださっています。[
以前、TFSUGでもお話していましたが、私はほとんどカスタマイズしていない素の状態でTFSを利用しています。 第3回TFSユーザーズ勉強会で話しました。「バニラで使うTFS」 - Yasuo's Notebook これから何回かに分けて、もっとも簡単にTFSを使い始める方法の例として、私が実際に行っているTFSの使い方を紹介します。 今回の記事では、Team Foundation Serviceを利用しています。つまりTFS自体のセットアップは実施されていることが前提です。今回使う範囲であればもっとも簡易なセットアップで実行可能です。まずは利用イメージを知りたいという方はTeam Foundation Serviceを利用してください。 1.プロジェクトの立ち上げ、準備 プロジェクトの立ち上げ段階では開発の方針や体制を決めていきますが、その結果を踏まえてTFSのプロジェクトを作成します。
先日、O'Reilly Japan - テスト駆動開発による組み込みプログラミングが発売されました。 本書では、アジャイルソフトウェア開発宣言の著者の一人であるJames W. Grenning氏が組み込みソフトウェア開発にフォーカスしたテスト駆動開発について詳細に解説しています。 組み込みソフトウェア開発では言語がC言語であることの他にプラットフォームや開発環境のバリエーションや制約が多いこともあって、なかなか他の言語でのテスト駆動開発のテクニックをそのまま使うことはできませんでした。 しかしながら、組み込みソフトウェア開発でのテスト駆動開発のノウハウのまとまった情報はなく、各自がそれぞれ工夫をしながら取り組む必要がありました。 私も2004年ごろからXPJUG関西の組み込みTDD分科会などで組み込みソフトウェア開発のやり方についてコミュニティで議論してきました。その活動の中で本書で紹介
3/21にPOミートアップに参加してきました。山本さん、Akiさん、ありがとうございました! この集まりをやろうと思ったきっかけがAgile Tour Osaka 2012だったとお聞きして嬉しく思いました。 当日は、プロダクトオーナーをやったことがある、あるいは今やっている、プロダクトオーナーではないがスクラムマスターやチームメンバーとしてプロダクトオーナーとどう関わっていくかに関心があるという参加者が集まりました。 プロダクトオーナーの方々も、サービスや製品をエンドユーザに提供する立場、受託開発の立場など異なる立場からプロダクトオーナーとしての体験談や、悩んでいることなどを共有しディスカッションしました。 私からは、プロダクトオーナーのスキルとして求められることとして日ごろ考えていることとして次のようなことを紹介しました。 スクラムのフレームワークを踏まえた振る舞い まずスクラムのフレ
テキストで書かれたドキュメントのソースをGitHubで共有してJenkinsでHTMLやPDFをビルドする環境については、@kaorun55さんや@ryuzeeさんが紹介してくださっています。 書籍執筆における、継続的なデリバリー - かおるんダイアリー ReVIEW + Jenkinsでドキュメントを常時ビルドする | Ryuzee.com コマンドラインからDropboxを操作する方法 (+Jenkinsとの連携) | Ryuzee.com 最近、コミュニティのあるプロジェクトで複数人でドキュメンテーションをすることになったので 是非、これらの環境を構築したいと思いました。まず、最初は費用が掛からない方法で、始めたいと思い、やり方を検討した結果、ドキュメンテーションのツールにSphinx、リポジトリにGitHub、ビルドにBuildHiveを利用することにしました。 Sphinx-Us
ALM Advent Calendar 2012 #TFSUG : ATNDの7日目です。 TFSを使っていて今年遭遇したトラブルを紹介します。 両方ともTFS 2010を使っていました。 TFS事件簿No.1 テスト結果消滅事件 今年、使って良かったツールの最上位に入るのがVisual Studio Test ProfessionalのTest Managerです。 Test Managerはその名の通り、テストマネジメントのためのツールです。 テストケースの設計、テストの実施などをサポートしています。 TFSと密接に関連付いているのが特徴で、ユーザストーリーとテストのトレーサビリティを取れたりテスト実施からTFSのバグを容易に起票できます。 テスト結果として操作手順や画像、操作記録の動画などのエビデンスを自動的に取得しテストケースやバグと関連付けてくれます。 このツールを入れて、テスト
11/17に東京のオラクル青山センターで開催されたUltimate Agilist Tokyoに参加しました。 以前、このブログで書いたようにこのイベントは、アジャイル同人誌Ultimate Agile Storiesをキッカケに @papandaさん、@daipresentsさんが中心となって企画、運営をしていただきました。 素晴らしい会場とスピーカ陣、そして参加者の皆さんに恵まれて素晴らしいイベントになったと思います。 Ultimate Agilist Tokyo - 集え、日本の活動家たちよ。 - Ultimate Agilist Tokyo 私は、「アジャイル×テスト開発を考える」というタイトルでアジャイルとテストについての話をしてきました。 この話は、数年前の東京のXP祭りでお話させていただいた内容が元になっており、ソフトウェアテストの同人誌、Software Testing M
How to Change the World 〜チェンジ・マネジメント3.0〜 - 達人出版会 を読みました。(献本、ありがとうございます!)翻訳者の方々は良く知っている方々で、このような内容の本を訳すのは難しいと思いますが、さずが、素晴らしい訳に仕上がっていると思いました。 冒頭でモヒートメソッドという著者の考え方について紹介しています。 複数の情報源からのさまざまなアイデアをミックスすると、既存のアイデアを単に集約したものではなく元のアイデアよりずっと良い新しいアイデアを生み出せる これは、私もずっと意識していることなので、とても著者に共感できました。 チェンジマネジメントを実行する中で、色々な立場の人と対話することが多いと思います。複数の立場の人と折り合いながら、かつ、単にそれらを足し合わせたものではなく、今以上の価値がある方向へと変化していくためには、このような思考を持っているこ
皆さんの現場では、矛盾を抱えながら開発を進めてはいないでしょうか? 自分たち以外の誰かが決めた、スコープ、期限、コストを守るために、「絶対無理!」と いいながら毎日残業している方もいるのではないかと思います。 ウォータフォールプロセスは、このような矛盾を含んだ開発の代名詞のように語られる こともありますし、その対極の存在としてスクラムなどのアジャイルが語られることが 多いように思います。 私は、開発の矛盾は開発プロセスそのものには直接依存していないと考えています。 アジャイルも開発の矛盾を解消することを目的としているわけではありません。 しかし、組織の構造と開発プロセスの組み合わせが影響する場合はあるのではないかと考えています。 ヒエラルキーを持った組織とウォータフォールプロセスの組み合わせにおいては、 スコープ、期限、コストなどのコミットメントを上位に対して守らなければならない プレッシ
ようやくVisual Studio11 BetaとTeam Foundation Server11 Betaをインストールしてみました。いくつか試したい機能があるので試したらここに書いていきたいと思います。 まず、最初に試したのは、コードレビュー機能です。 現状のVS2010とTFS2010にはコードレビュー機能はありませんでした。 (CodePlexでダウンロードできるTeam Reviewというプラグインでコードレビューを行うことは可能) 今回、VS2011、TFS11では標準でコードレビュー機能が用意されているということで、早速試してみました。 私は、現状のVS2010、TFS2010では、以下の流れでコードレビューをしています。 (1)レビュー依頼したいコードをシェルブする。 (2)メールでレビュー依頼と対象のシェルブを連絡する。 (3)レビューアはレビューコメントをTFSに登録す
Pexというツールをご存じでしょうか? PexはMicrosoft Researchが提供しているツールで、学習、研究目的であれば無料で、商用目的であればMSDNのSubscriptionで提供されています。 詳細は、http://research.microsoft.com/en-us/projects/pex/ Pexは、.NETのソースコードを解析してテストコードを自動生成してくれます。 今回は、MSDNのSubscriptionで提供されているPexが導入されている前提での説明になります。 OpenCoverの例で作成したOpenCoverSampleプロジェクトで試してみましょう。 まず、ソリューションエクスプローラでプロジェクトを選択し、コンテキストメニューのPexというメニューの下の「Create Perameterized Unit Tests」を選択します。 選択すると、
2011年のうちに記事を書こうと思います。 C#で開発する際のカバレッジ測定ツールとしては、NCoverやPartCoverが有名ですが、今回はOpenCoverというツールを紹介します。 OpenCoverは、@scubamukiさんが開発しているカバレッジツールで以下から入手可能です。 https://github.com/sawilde/opencover インストールは、セットアップを実行するだけです。 OpenCoverの他にレポート生成ツールも導入しておきましょう。 以下から入手可能です。 http://www.palmmedia.de/Net/ReportGenerator ダウンロードしたファイルを適当な場所に解凍しましょう。 日本語の紹介はまだないようなので、ここで紹介しておきます。 サンプル:OpenCoverSample.dll ファイル:Class1.cs name
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