鉢植えされた植物は、生育するにつれて次第に鉢中に根が回り、根詰まりしてきます。このため、たとえ順調に育っていても、長く楽しむためには原則として2年に1度は植え替えをしなければなりません。 ①鉢底からたくさん根が出る。②土が湿っているのに葉が萎れる。③水やりのとき用土に水がなかなかしみ込まない。④葉が枯れ込んでくる。⑤生育期なのに新芽が伸びてこない。⑥葉の色がまだらになり始めた。このような症状は根詰まりか根腐れをしている証拠ですから、植え替えが必要です。また、生育は順調でも、株が大きくなりすぎた場合は、鉢とのバランスを考えて、一回り大きな鉢に植え替える必要があります。 植え替えの機会にふやしたいときや、株をあまり大きくしたくないときは、株分けをします。