図書館職員3名が2011年1月に華東師範大学と上海交通大学を訪問しました。これは昨年11月に鈴木学長をはじめとする代表団が本学と国際交流協定を結んでいる中国の各大学を訪問したことをきっかけに実現したものです。両大学とも広大な新キャンパスに設備の整った図書館を備えており、そこで運営されている情報リテラシー教育や、電子ジャーナル・電子書籍の整備、図書館の新しいサービスなどについて伺ってきました。 私たちが1月5日に訪れた図書館は閔行校区に2007年に建てられた新しい建物で、面積は39,000平方メートルあり、横浜国立大学の中央図書館(約12,000平方メートル)と比べると3倍強の広さがあります。ここで張静波図書館副館長から、図書館の概要やサービスについてお話を伺いました。特に、新しく始めた「提供科技査新サービス」は、国からの研究費を獲得しようとする研究者が、その研究課題の新規性や意義についての