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大そうじへの備え
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昔の日本人はお米と野菜をたくさん食べていたが…Twitterで、糖尿病のあるフォロワーさんから教えていただいた実話です。みなさんのためになるお話だったので、許可を得て漫画にさせていただくことにしました。 その方のお祖父様の故郷の町は、伝統的に肉や魚などの動物性の食品をほとんど食べずにお米でお腹をいっぱいにするような食生活だったそうです。 町の人たちは身長が低いほかは取り立てて健康に問題があるようには見えませんでした、そして農業機械が導入されて労働はぐっとラクになりました。 ところが、労働がラクになったにも関わらず食生活はそのままだったため、肥満や糖尿病が激増してしまったそうです💦 「ご飯と肉を一緒に食べすぎると肥満や糖尿病になるが、ご飯単独なら問題ない」と思っている方はきっと多いと思います。 でもこの話を聞く限り、決してそうではないことがお分かりいただけるんじゃないでしょうか…糖質だけで
その論文は本当に信用に値するものですか?よっしーは大学の卒業論文ぐらいしか書いたことがありませんが、今は糖尿病ネットワークさんなどのサイトで糖尿病に関するいろいろな論文の概要を拾い読みすることができます。 また糖尿病内科の主治医が「論文は読むかい?こういう面白い論文があったので読んでみるといいよ」と教えてくれたことも…ありがとう先生♪ さて、そういうわけで「今どういう論文があるのかな?」と参考までに目を通すことはありますけど、よく分からないのにあまり鵜呑みにしないほうが良さそうです。 なぜならそれらの論文の内容は本当に信頼に値するものかどうか?と考えると、残念ながらそうではないものも多いからです💦 小学校の理科で「調べたい条件以外の条件はすべてそろえなければいけない」と習ったと思いますが、条件がまるでそろっていない研究もあります。 食事について調べたいなら、それ以外の条件は出来る限り同じ
従来の糖尿病治療で糖尿病網膜症が悪化して失明…※※※今回の記事は糖尿病合併症で片目を失明なさった女性の実体験を元にしています。ご覧になる方によってはかなりショックを受けてしまうかもしれません。あらかじめご了承ください。 みなさんのために勇気をもって体験談を提供してくださったきいちゃんに心から感謝を申し上げます。※※※ きいちゃんは2型糖尿病の女性で、お父様も同じく2型糖尿病でインスリン注射で治療をなさっていて失明、人工透析、脳梗塞で寝たきりの生活だったそうです。 お父様の様子を身近でよく見て知っておられたからこそ、自分も糖尿病と診断された時の恐怖はとても大きいものであったと想像できます。 きいちゃんはいわゆる糖尿病の標準治療…つまり「カロリー計算したバランスの良い食事」を摂取しながらDPP-4阻害剤という糖尿病薬(日本でかなり使われている薬)を飲んでいたそうです。 しかし糖尿病合併症の網膜
農林水産省が「アンチ糖質制限キャンペーン」を展開!これまでに当ブログでもさんざん「糖尿病患者のおかげで利益を得ている企業や団体がたくさんあること」「テレビの健康番組の内容は必ずしも真実ではないこと」などを取り上げてきました。 糖尿病患者の多くが糖質の多い食品を食べずに薬やインスリン注射を使わずに血糖コントロールできてしまったら、糖質の多い食品や薬、インスリン注射を製造販売している方たちは非常に困りますよね。 そういう方たちが個人を装って、あるいは団体として「糖質制限は危険!」と一生懸命あちこちで書き込みをするのもむしろ当然のことなのかもしれません。 あんまりこんなことを言いたくないですけど「あなたのブログにたくさんアクセスが集まるように便宜を図ってあげる代わりに、こちらの指示に従って記事を書いてくださいね」なんてこともありますのでね💦 しかし昨夜ドクターシミズこと清水泰行先生のブログで読
ある2型糖尿病女性のとても悲しい体験を聞いてください昨夜Twitterで、私たち糖尿病患者、特に2型糖尿病患者にとって決して無関係とは思えない悲しい話を聞きました。 ご本人の許可を頂いたのでみなさんに紹介しますので、ぜひこれを機会に真剣に考えていただきたいと思います。 ある2型糖尿病の主婦Aさんの話ですが、糖尿病合併症の糖尿病網膜症がありました。彼女は最初普通に糖質を摂取しながら医師の指示通りにDPP-4阻害薬「グラクティブ」を服用していました。 ところが…糖尿病網膜症は改善せず、眼科医からは「自己管理ができない奴は失明しろ」とまで言われたこともあるとか💦 ひどい医師ですね! Aさんは結局、右目の視力を失いました。昨年から糖質制限に切り替え、低インスリン療法で左目を守るべく努力をなさっています。 よっしーも糖尿病と診断されたときは眼底検査で異常なしと言われたのに、それからしばらくして左目
おやつは1単位(80kcal)まで?みなさん「おやつ」は好きですか?ヒトは体がそれを必要としていなくても、ついつい脳が食べ物を欲しがってしまう生き物です。 したがって、3食きっちり食べていてもおやつを食べたくなる方が多いのではないでしょうか?よっしーは糖尿病になる前は主に果物を食べてました。 糖尿病患者はできればおやつを食べないほうがいいと言われることが多いですけど、食べるなら1単位(80kcal分)までにしておこうということになっていますよね。 1単位というのはバナナ1本分、みかん2個分に相当します。けっこうな量です。市販のお菓子で80kcal以下のものは意外にたくさんあったりします。 従来の糖尿病治療食では、たとえ乳製品や果物のおやつであっても指示されたエネルギーの範囲内で食べろということになっていますね。なかなか厳しいです。 でも、「80kcalなら糖尿病の私でも大丈夫よね♪」と安心
糖新生は誰の体内でも普通に行われています健康な人の肝臓や腎臓(主に肝臓)では、タンパク質や脂質由来の材料を使って糖を作り出す「糖新生」が行われています。 糖質制限をしている方はもちろんですが、普通に糖質を摂取している方でも夜間絶食時やハードな運動時などには普通に行われていることです。 肝臓などの機能が正常であれば、わざわざ糖質をたくさん食べなくても糖新生によって血糖値は正常値をキープするようになっているんですね。 そして糖尿病患者の場合、この糖新生が必要以上に活発になっているのです。必要ない時にまで肝臓がどんどん糖を放り出すので、何も食べていないのに血糖値が高くなってしまいます。 インスリンは糖新生を抑制するので、インスリン注射をすれば過剰な糖新生を抑え込むことは出来ます。よっしーは入院中、インスリンを打っていて朝の血糖値が80の日がありました。 今思うと、起きた時の血糖値が80なら、深夜
14日間ずっと血糖値の変動が分かるみなさんはアボットジャパンの「FreeStyleリブレ」を使ってみたことがありますか?これは皮下に装着したセンサーで間質液中のグルコース濃度をずっと測定してくれる優れモノです! 私はインスリン注射をしていない2型糖尿病患者なので保険適用外なのですが、以前使っていました。今は高いのでお休み中です💦 間質液中のグルコース濃度というのは指先で測定した血糖値とは多少のズレが生じますし、入浴直後に異常に高い値を示したりとまだまだな部分もありますが、とても便利です。 センサーも楽天市場で販売されていますね、高いけど…インスリンを打っている方は病院で保険適用で出してくれると思いますが、その他の方も自費なら出してくれる病院もあります。 腕にセンサーを刺しっぱなしにするので、注射みたいに痛いんじゃないかと思われるかたもいらっしゃるかも。でも装着時、まったく痛みは無かったで
健康オタクはたいていの健康法は経験済!?世間一般的には「1型糖尿病とは違い、生活習慣に問題があったために発症するのが2型糖尿病」と思われがちです。 実際には遺伝的な体質もかなり大きいのですが…それで偏見の目で見られて悔しい思いをする方も少なくないですよね? 確かに太りすぎ、明らかに食べすぎで発症する方もいますが、そうではない方も多いのにね。困ったことです。もっと世間の認識を変えていかなければ。 さて、世間ではまだまだ「バランスの良い食生活で糖尿病発症を防げる」「〇〇という食材は糖尿病予防に効果がある」などと言われます。 よっしーは若い頃から健康オタクで、体に良いと言われるたいていのことは糖尿病発症前からすでに実践していました。 今回は、若い頃からよっしーが健康に良いと思ってよく食べていたものを紹介します。もちろん、これらがすべて糖尿病の原因になったわけじゃないでしょうけど「〇〇さえ食べてい
どうしたら主治医と仲良くなれるかな!?世の中にはいろいろなお医者さんがいらっしゃいます。よっしーの主治医はひとつ年下の男性の糖尿病専門医です。 最初は「え~、ひと口もご飯を食べないの?本当に!?」とか「大変だ、尿ケトンが3+も出てるよ~!」なんておっしゃってましたけど、4年間で随分と変わりました。 さて今回は「お医者さんと上手に付き合う5つのコツ」というお話です。あっ、「片思い中の主治医と恋人同士になる方法」とか「イケメン主治医と結婚する方法」を知りたくて検索して来てくださった女性のみなさん、申し訳ないです💦 …今回はそうではなくて、主治医と【医師と患者として良い関係を築くためにはどうしたらいいのか】という話です。せっかくだから、なるべく良好な関係でいたいじゃないですか♪ 最初に診察してくれた20代の若い医師はとても優しかったのですが、たったの3か月ほどで他の病院に転勤してしまいました
人生はドラクエだ!?よっしーは、いわゆるファミコン世代、ドラクエ世代のど真ん中です。しかし小学生の時、ドラクエのゲームソフトを買うことは親から禁止されておりました。 なぜかというと「ゲームは1日30分」という決まりがあったので…ドラクエはその決まりを守れそうにないソフトだということ、親はちゃんと知っていたんですよね~。スーパーマリオは持ってましたw それで大人になってからやっとドラクエを初プレイし、その世界観にすっかりハマってしまいました。 ちょっと前久し振りにWiiでドラクエ3を始めたのですが、クリアを目前にして放置してしまっています。今回はストーリーよりも装備品の豊富さを重視してガールズパーティーにしてみたんだけど、ちょっと物足りないかな。 ちょっと前久し振りにWiiでドラクエ3を始めたのですが、クリアを目前にして放置してしまっています。今回はストーリーよりも装備品の豊富さを重視してガ
糖質制限は宗教か?さきほど、あるブロガーさんの記事を読んで思ったことがあります。それは、糖尿病のコントロール方法にはいろいろあって、糖質制限も他の方法も「選択肢の一つ」に過ぎないし、その方法さえ実行していれば万病が完治して何もかもスッキリ!みたいな魔法のような方法は存在しないということです。 よっしー自身は元々、筋トレをしていて玄米を主食にしていて糖尿病を発症しましたし、病院の給食を食べて1日4回インスリンを打ち始めてから糖尿病網膜症になったのでインスリンをやめ、糖質制限をしています。 これはあくまでも「自分の場合はこうだった」というだけの話なんですよね。ブログでは特定の方を誹謗中傷するような内容以外は基本的に何を書こうが個人の自由だと思っています、見たい人だけが見ればいいんですから。 でもこれが、わざわざ他の方のブログのコメント欄やSNSのメッセージ機能などを利用して「あなたのやっている
医師が処方した糖尿病薬で低血糖で死亡する?先ほど「糖尿病治療で処方されるSU剤は死に至ることもある薬」というタイトルの記事を見つけました。 SU剤は、よっしーの通っている病院でもらった教育入院のファイルには「糖尿病歴の長い患者さんに用いることが多いです」と説明されていました。 アマリール等のSU剤はすい臓にムチ打ってインスリンを分泌させる薬なので、血糖値が下がりすぎて低血糖を起こしたり、長期間服用するとすい臓のベータ細胞がさらに疲弊して燃え尽きてしまうのではないかと考えられています。 そして2型糖尿病であってもベータ細胞の多くがなくなってしまい、普通に糖質を摂取するならインスリン注射が手放せなくなってしまうというわけですよね。 よっしーは糖尿病と診断されて緊急入院した時にいろいろな検査をしましたが、インスリン分泌能力はかなり低く「この先もずっとインスリン注射が必要でしょう」と言われました。
いつも行くのがイヤな眼科の定期診察2か月ぶりに眼科を受診してきました。眼科に行くのはとても怖くて、いつもストレスでお腹が痛くなったりしますorz OCTなどの検査よりもむしろ、視力検査が地味にストレスかもしれません。 子供の頃は視力が抜群に良かったんですけど、スマホとPCのやりすぎでどうもこの頃はいけません、まだメガネをかけるほどではないですけど…この頃みんなスマホをやりすぎだと思うので、気を付けてね。 前回の診察で左目の黄斑浮腫(目の黄斑という部分に水がたまっている)は自然治癒したと言われましたが右目に黄斑浮腫があってめっちゃ凹んでました。黄斑部は凸なんですけど… 下の画像は望月眼科様のサイトからお借りしました、かなり重症?の黄斑浮腫だと思います。よっしーはここまでの状態ではないです。軽症の場合は経過観察だけですが、重症の場合は手術や眼球への注射が必要になるそうです。 今日の診察では、左
他人のブログ記事を無断で寄せ集めてアクセス集め!?まず申し訳ないですが、今回の記事は糖尿病とまったく関係のない内容です。しかし、ブログ村2型糖尿病ランキングに登録している方が何人も被害に遭われているので…ここは今後のためにも記事にしなければと思いました。 今回見つけたサイトは、たくさんのブロガーさん達の記事をおそらく手動ではなく自動でパクり、寄せ集めています。 以前はただのアンテナサイトのように私たちの記事へのリンクを貼り、記事のタイトルをクリックするとオリジナルの記事に飛ぶようにしてあっただけなのですけど、ここ数日は記事を丸パクリした記事がそのサイトに掲載されてしまっています。しかも、それらの記事の更新をツイッターで呟いています…! よっしーの書いている記事はその性質上パクられやすいのも分かりますけど、中には「今日はこれを食べたよ~」的な日記を書いている方たちもパクられています。 よっし
みかんで急激に2型糖尿病を発症!?みかんの美味しい季節、どうやらみなさんも「みかんで血糖値は下がる?」「食後にみかんを食べると血糖値は?」とかなり気になる方が多い様子。みかんと血糖値に関しては過去に何度か記事にさせてもらっています。 →みかん1個食べてFreeStyleリブレで血糖値を追ってみた。 →冷凍みかんと血糖値 みかんは糖尿病予防に役立つ成分が含まれている、とテレビの健康番組で取り上げられたこともありますから、気になる方は多いですよね? しかし、果物が大好きでみかんなどを食べすぎて急激に2型糖尿病を発症した女性の症例が報告されております。 よっしーはこの女性ほどではありませんが、子供の頃から果物は全部好きで毎日欠かさず食べていました。朝食のヨーグルトには果物が添えられていましたし、おやつもお菓子より果物やサツマイモが多かったです。 今回は「みかんと糖尿病」について今一度考えてみるこ
もうすぐ節分とバレンタインデーですね♡早いもので、もう1月も終わりですね~。今年も残すところあと11か月かwwwなんて考えていたらふと「あっ!バレンタイン!!」と思い出しました。 楽天市場の低糖工房さんで糖質オフな割れチョコを買って冷凍庫に入れておいたんですけど、いつの間にかなくなってました( ˘•ω•˘ )!! …まぁ、これ美味しいですし、食べ盛りの子供たちとチョコ好きな夫がいるから仕方がないか…というわけで、今度はバレンタインの直前に届くように受け取り日時を指定してリベンジです♪ 糖尿病or糖質制限ダイエットをしている彼やご主人にそろそろプレゼントを用意しなきゃというかたは、こちらの過去記事を参考にしていただければと思います。 その前に恵方巻をなんとかしなきゃ!!と思う方はこちらを…季節の行事はなるべく楽しみたいものですが、いくら行事だからと言っても血糖値が爆上がりするんじゃ、いただけ
もしも私が糖尿病ではない世界だったら…?ドラえもんのひみつ道具の中に「もしもボックス」というものがあります。この道具を使って、のび太くんは「もしも僕が女の子だったら」「もしもお金がいらない世界だったら」などと、いろいろな「もしもこんなことがあったら、どんな世界になるか」を実験しています。 もし、よっしーが糖尿病ではなかったとしたら…そしてかつて望んでいた通り医師になることが出来ていたとしたら、いったい今頃はどうしていたでしょうね? おそらくですが「糖質制限?あんなものはダメです、日本では認められていませんし、主食を食べすぎるのがいけないのであって、適量を食べれば何も問題はないんです!」と患者さんたちを叱っていたでしょうねぇ。 ひょっとすると「ほーら私を見なさい、ちゃんと3食玄米を食べてますけど、あなたより痩せているでしょう?」なんて言っていたかも。実際は、痩せてるのに妊娠糖尿病や2型糖尿病
病院に行くタイミングはいつですか?みなさん、糖尿病の診察で血糖値とHbA1cを測定していらっしゃると思いますが、血糖値は食後何時間ぐらい経った時に測っていますか? よっしーは先日、あえて出かける直前に食事をして、食後1時間血糖値を測ってもらったら123でした。でも、空腹時に検査する方のほうが多いんじゃないでしょうか。 上の表はe840.net様のサイトからお借りしました。よっしーは空腹時血糖値が「優」を超えて「良」の範囲内になることもよくあります。シックデイの時など「可」まで上がってしまいます。 ランタス等を注射して空腹時血糖値をもっと下げることは可能なのでしょうけど、まぁ今のところは現状これでいいかなと。 糖質制限をしている方の多くがHbA1cが良好なのは、食後高血糖があまり起こっていないからです。 逆に空腹時血糖値がかなり低いのに意外にHbA1cが高めな方は、食後高血糖が起こっていると
運動療法は安全第一で!どうも、本日2度目の更新です♪さきほど自宅でバーベルスクワットで追い込んで、大腿四頭筋がなんだかいい感じです(*´艸`*) 食事療法と運動療法は糖尿病治療において、自転車の前輪と後輪みたいなものです。どちらか一方だけでもいけませんよね。 だからたまには、筋トレについて書いてみようと思います。糖質制限と筋トレって普通に両立できるんだけど、どういうわけか、どっちか選ばなきゃいけないと思ってる人たちがいるのね。ナゾ。 ただ最初に確認ですが、運動療法には危険が伴うことがあります。現時点で何らかの糖尿病合併症があると診断されている方は行っていい運動の種類や強度に必ず制限がかかりますので(よっしーもそうです!)、過去記事をよくお読みになってくださいね。 ただひたすら「キツい運動をするべき!」と言っている方たちは、あなたの身になにかあっても絶対に責任は取ってくれませんから… →糖尿
トンカツで動脈硬化が進行?糖質制限の江部康二先生のブログのコメント欄に、糖質制限をしたせいで動脈硬化が急速に進行したのではないかという症例を見て不安になったという方がいらっしゃいました。 この症例は以前にも見かけたことがあります。なんでも、トンカツが好きな方だそうですね。 ちょっと前、糖尿病学会の山田悟先生はテレビで「トンカツの衣ぐらいはたいしたことがないので大丈夫です」とおっしゃっていたと思いますし、気にしないで食べている方も多いのでは? でもね、よっしー、先日(FreeStyleリブレを装着していたとき)お肉屋さんの美味しいトンカツを買ってきて衣を半分はがして食べてみたんですけど、かなり血糖値が上がって、しかもなかなか下がらずにダラダラと高血糖が続いたのでびっくりしたんですよ (´;ω;`) カロリーSlismさんのデータではトンカツ1枚あたりの糖質は約8.2gしかなかったので安心して
糖尿病と診断されても危機感が薄い方たちもいるアメリカ糖尿病学会のサイト、なかなか面白いです。英語が好きじゃない方は翻訳機能を使えばいいですが、かなりヘンな日本語になります(´・ω・`) 目の糖尿病合併症について説明されたページを読むと「糖尿病患者は健常者と比べて緑内障になる確率が1.4倍」「糖尿病患者が白内障になる確率は1.6倍」などと書いてあり、かなり凹みますorz でも、これは現実としてきちんと受け止めた上で「ではどうしたらいいのか」を考えないとね。 正直、同じ糖尿病患者でもずいぶん温度差があると感じています。よっしーは糖尿病と分かった時すでに重度で合併症も出ていましたけど、早期発見してまだ合併症が何もない軽度の方はどうしても油断しがちじゃないですか? というわけで今日は、糖尿病合併症の神経障害・網膜症・腎症すべて経験済のよっしーが「糖尿病合併症の恐ろしさ」についてお話したいと思います
民間療法というのは何のことですか?民間療法とは「医師の手によらず、主に一般人の間で伝承あるいは改良を加えて行われている健康法や病気の治療法」なのだそうです。 たとえば、がん。2005年の厚生労働省研究班が行った調査によると、がんと診断された人の約45%が何らかの民間療法を利用しているんだそうです。 乳がんで亡くなった小林麻央さんが、標準治療を拒否して民間療法に頼っていたのではないかと報道されてネットでも議論になりましたよね。 それで「標準治療以外の治療はすべて民間療法!」「民間療法を広めるのはけしからん!」と言っている医師たちも見かけましたし、SNSで医師と看護師さんが「患者さんたちがネットの間違った情報にだまされるから、私たちが正しい情報を伝えていかないとねーっ」と話しているのも見たことがあります。 確かに、いわゆる民間療法と呼ばれるものの中には「それどう考えてもおかしいでしょ?」としか
若いのに糖尿病だなんて可哀想に…「今日は人の上、明日は我が身の上」という言葉があります。 これは「今日は人ごとと思っていた災難も、明日は我が身の上に降りかかってくるかもしれない。災難というものは、いつ誰に起こるかわからないものである」という意味です。 よっしーは大学を出たばかりの頃、自分と同年代の糖尿病の女性に出会ったことがありますが、当時は何も知らなかったので「まぁ、この人若くて細いのに糖尿病だなんて、お菓子をいっぱい食べるのかしら?」なんて思ったものです。 そして「可哀想に…」とどこか上から目線で憐れむような気持ちになったことは否定しません。当時22歳の若い健康な娘は、糖尿病の知識もほとんどありませんでしたし、まだ健康の有難みなど分かっていなかったのです。 自分がいずれ同じ病気になるとは、当時は予想もしませんでした。ジムに週5日も通ってしっかり運動していたので… 病気について勉強したと
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(17)33102-1/abs... 被験者は発症後6年以内で、インスリン不使用の20~65歳の2型糖尿病患者です。つまり、糖尿病患者としてはそれほど重症ではないということになります。 BMIは27~45の肥満患者たちです。それで1日あたり825~853kcalと、かなり極端なカロリー制限をさせたんだそうです。 1年後、カロリー制限したグループでは体重は約10kg減り、HbA1cは7.7→6.8になって糖尿病薬が不必要となったそうです。 …HbA1c6.8で「糖尿病が寛解した」と言えるかどうかはともかくとして、極端なカロリー制限を続けると痩せて血糖値も改善するのは確かだと言えそうです。 今回は、このことについて考えてみようと思います。 1日に850kcalしか食べない
糖質制限で糖尿病は治らない?私は重度の2型糖尿病(1型やMODYも疑われましたが、たぶん2型だろうということになっています)で糖質制限をしています。 妊娠糖尿病のあと検査でギリギリ正常値が出たので、その後ときどき検査に来るようにとの指示も一切なく、ジムに通ったりして気を付けていましたがいつの間にか2型に移行していました。 とんでもなく体調が悪化してようやく病院へ行ったときにはすでに糖尿病合併症があり、その3か月後には「一時的にすごく悪化してまた良くなる人もいますが、あなたの場合はそうではなく一生インスリンが必要でしょう」と宣告されてしまいました。 主治医と相談して糖質制限を開始すると同時にアピドラはすぐに中止しましたが、食事とは無関係に打つランタスは7か月かかって少しずつ量を減らしてやめました。 それで「糖質制限は確かに食後血糖値は上がらないかもしれないけど対症療法に過ぎないじゃないか!」
なぜ血糖測定を勧めないのだろう?最近、不思議だなぁと感じることがあるんです。それは、「〇〇で血糖値が下がるよ」とか「××というサプリが糖尿病にいいです」などとしょっちゅう紹介して商品を売っている方たちってどういうわけか、あまり血糖測定を勧めていない方が多いなぁと。 血糖値が気になるなら、測定してみないと何も分かりませんよね?よっしーはいつも「血糖値の上昇には個人差があるので、自分で測ってみてください」と書いているのに。 もしかして、「あのサプリを買ってみたけどぜんぜん効果がないじゃないか!」とクレームが来るのが怖いのかなぁ…と思ってみたり(;´・ω・) 自信があるなら堂々と測定してもらえばいいと思うんですけどねぇ。「売れればそれでいいや」じゃないと思いますよ、誠意があるのなら。 業者さんが「私はこのサプリで血糖値は良好です」と書いていたら、みなさんは信じられますか?よっしーは信じられないで
糖質を食べても血糖値が上がらない病気?当ブログを読んでくださっている方の多くは、血糖値が高くてお悩みだと思います。よっしーも重度の2型糖尿病患者です。 糖尿病患者の場合、糖質を多く食べると食後に血糖値がものすごく上がるのが問題ですよね… そして糖尿病の前段階では、食後に高血糖になり、その後遅れてインスリンが作用して今度は急激に血糖値が下降する「反応性低血糖」が見られることがあります。 よっしーの友人には、糖質制限で反応性低血糖を克服した人がいます。本当に良かったと思います。 しかし、いわゆる低血糖症は「反応性低血糖」だけではありません。中には、糖質をたくさん食べても血糖値がほとんど上がらない「無反応性低血糖」と呼ばれる状態があるんだそうです。 糖質を食べても血糖値が上昇しないのだから羨ましい…と思いがちですが、決して健康的な状態ではないそうです。今回は無反応性低血糖に関するお話です。 無反
糖尿病医療の権威である日本糖尿病学会が作成した『糖尿病診療ガイドライン2016』に、北里大学北里研究所病院糖尿病センター長の山田悟医師は失望した。診療ガイドラインは、研究によって導かれたエビデンス(科学的根拠)に基づき作成するものだ。最新の研究結果を反映して更新されるにもかかわらず、2012年に山田医師が「糖質制限」の有効性を確認した試験の論文が盛り込まれなかったのである。 現在のところ、日本糖尿病学会のガイドラインでは糖質制限食は正式にはまだ認められておりません。それにも関わらず過半数の医師が本音では糖質制限を支持しています。 ガイドラインが変われば、もっと安心して「自分も糖質制限を支持します」と言える医師が増えるのではないでしょうか? 若いお医者さんたちは理解はあるけれど…よっしーは大きな病院に通っており、また他の病院の先生方とも何度か話す機会がありました。 「糖質制限なんてとんでもな
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