「逃げろ逃げろ」 目撃件数は2400件を超えています。 札幌では2021年に東区の市街地に出没。襲われた男性が大けがをしました。そうした際、最前線でクマと向き合うのがハンターです。 クマが出没した際、多くの自治体では、北海道猟友会の支部に出動を要請し、ハンターが駆除します。 しかし、北海道猟友会は今後、駆除の要請を拒否するよう各支部に通知することを検討していることがわかりました。 背景には、2018年、北海道砂川市のハンターが、クマ駆除のための発砲をめぐって猟銃所持の許可を取り消された問題があります。 所持の許可を取り消された道猟友会・砂川支部長・池上治男さんです。 「ヒグマにあたった弾が跳ねてあっちにいったりこっちにいったりすることは物理的や数学的に考えられない」(道猟友会・砂川支部長 池上治男さん) 駆除の際、池上さんが、発砲した弾が、付近の建物に当たる可能性があったとして北海道公安委