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今年の「かわいい」
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1974年10月18日に開業した多摩センター駅は、あす18日(金)に50周年という記念の日を迎える。本紙では、日本が誇る人気音楽ユニット「TM NETWORK」の一人で、多摩センターにゆかりの深い木根尚登さん(多摩市在住)に多摩地域、多摩市、音楽に関することなどについて話を聞いた。 ※中面に関連記事あり 「多摩」にこだわり --木根さんは立川市出身で、同級生の宇都宮隆さんと、府中市出身の小室哲哉さんとグループを組み、長く「TM NETWORK」のメンバーとして活動していますが、多摩センターエリアには、いつごろからお住まいですか。 「1983年にグループを結成してデビュー10周年を迎えた時(1994年)にはすでに住んでいたので、もう35年近くなるでしょうか。多摩センター駅からまっすぐ進んだ多摩中央公園の近くに住んでいます」 --多摩市を選んだ理由はあるのですか。 「
元住吉駅前のモトスミ・ブレーメン通り商店街の一角にある「住吉書房 元住吉店」が10月7日(月)を最後に閉店することがわかった。区内外にある住吉書房の1号店であり、同商店街で唯一の書店として長年にわたり地元住民に愛されてきた同店。地域の人たちから惜しむ声が集まっている。 9月10日、同店の店頭に張り出された「閉店のお知らせ」。10月7日が最終営業(午後8時)となる案内だった。「さまざまな選択肢を模索し、できる限り営業を続けるために尽力し、お客様にもご協力いただいてまいりましたが、あらゆる手を尽くしたとしても営業の継続は困難という判断になり、やむを得ずこのような結果となりました」。張り紙にはそう記されている。運営する(株)スーパーブックスの担当者は今回の閉店について「張り紙に書いてある通り」と話す。 突然の閉店の知らせに、同店で毎月雑誌を購入しているという50代の女性は「知らなかった。店がなく
行政のデジタル化が進む中、タウンニュース社は神奈川県内の自治体の電子書籍サービスについて調査した。その結果、県内33自治体のうち、16自治体が公立図書館にサービスを導入していることが分かった。来館せずとも貸出が可能など利点がある一方で、予算や契約上の制限など課題もあり、導入に向けた自治体の姿勢が分かれているのが現状だ。 全国平均上回る 導入しているのは、3政令市や藤沢市、平塚市など、人口規模が大きい自治体が目立つ。一般社団法人電子出版制作・流通協議会が発表した4月1日時点の全国の自治体の電子書籍サービス導入割合は約31%で、県内の約49%はそれを上回る。 県内導入自治体のうち、電子書籍の蔵書数が最も多いのは、大和市で2万2710。全蔵書に占める電子の割合は約3・3%に相当する。 蔵書数が400万を超える横浜市でも電子書籍は1万5570で全蔵書の約0・4%にとどまる。理由について横浜市の担当
鶴見警察署は3月29日、区内で特殊詐欺を未然に防止したとして都内在住の阪部全さん(23)に感謝状を贈呈した。 阪部さんは3月15日、矢向の路上で携帯電話をスピーカー状態にして電話をしている高齢女性を見かけた。聞こえてきた通話の内容から特殊詐欺の被害を疑い、即座に110番通報して詐欺防止に貢献した。 日頃から特殊詐欺に関するネットニュースなどを読んで、手口を知っていたという阪部さん。「被害を食い止めることができて良かった。周囲を見回している様子も引っ掛かり、通報できた」と語った。 同署の中西実署長は「日頃から特殊詐欺に問題意識を持ち、抑止につなげていただきありがたい」と感謝を述べた。 特殊詐欺に警戒を 今回の手口はオレオレ詐欺。犯人は長男を装い、不倫の示談金として150万円が必要と持ち掛けた。 鶴見区内では昨年62件の特殊詐欺被害が発生し、被害金額は約1億5800万円。その中でもオレオレ詐欺
ヒップホップグループ「ライムスター」のメンバーで、港南区の笹下中学校出身のラッパーMummy─D(本名・坂間大介)さんが13日、初のソロアルバム「Bars of My Life」をリリースした。同アルバムで地元・横浜についても歌い「小・中学生時代を過ごした磯子、上大岡が原点」と話した。 Mummy─Dさんは横浜市南区・蒔田生まれのラッパー。小学校3年から高校までを磯子区、港南区、金沢区で過ごし、早稲田大学に進学すると、在学中の1989年に宇多丸さんと出会い「ライムスター」を結成。ヒップホップが定着していない時期にライブ活動を重ね、2001年にメジャーデビュー、2007年と今年は日本武道館でライブを行うなど、日本のヒップホップ界をけん引してきた。また、サウンドプロデューサー、役者、ナレーターとしても活躍している。 今回、発売されたのは12曲が収録された初のソロアルバム「Bars of My
旭図書館は2月21日(水)、「図書館新システム市民向け操作講座」を白根地区センター=白根4の6の1=中会議室で開催する。午後1時30分から3時30分。 市内の図書館は1月にシステムを更新し、AIが資料を検索してくれる「蔵書探索AI」やWEB上で実際の図書館の本棚を見るように探せる「WEB書棚」が携帯端末で利用可能になった。講座ではスマートフォンを使い、利用方法を紹介する。 受講対象はスマートフォンなどの携帯端末を持っており、基本操作が可能な人。定員は20人(申込多数の場合は抽選)。申込みは旭図書館への電話かカウンターで、2月18日(日)の午後5時まで受け付ける。 問合せは旭図書館【電話】045・953・1166。
相模川沿いの河川敷に一風変わった建造物「昆虫ホテル」が誕生した。 これは湘南いきもの楽校(NPO法人暮らし・つながる森里川海/臼井勝之理事長)が、自然界で生きる昆虫の越冬を手助けするもの。環境学習の一環として昨年11月に子ども7人、大人11人で制作された。 昆虫ホテルは、木製パレットやブロックなどの廃材を利用した骨組みを杭で補強。屋根を取り付け、隙間に藁や竹を敷き詰めた。 昆虫ホテルではてんとう虫やカメムシなどの昆虫やカタツムリが越冬のために棲みつくことが期待できる。 3月には何が棲んでいるかを調査する予定で、臼井さんは「どんな生き物が棲むか楽しみです」と期待している。
大和駅東側から市文化創造拠点シリウスを結ぶ図書館の道で6月4日、「青空縁台将棋」が行われた。天候にも恵まれ、関心を持った通行人も含めて29人が参加した。 同イベントは幅広い世代間の交流を目的に実施され、将棋盤10台、囲碁盤4台を用意。5月31日から6月1日にかけて行われた名人戦で勝利した藤井聡太新名人の影響もあってか、足を止める通行人も多く、参加者も前回開催した5月28日より7人増加した。 参加した中央在住の飯塚広翔くん(6)は「(将棋の)駒を考えて動かすのが楽しい」と話し、対局を楽しんだ。 次回の開催は18日(日)。正午〜午後4時。申込不要で参加費無料。 (問)【電話】046・260・5167(市イベント観光課)
5⽉10⽇(水)、⼩⽥急⼩⽥原線登戸駅中央⼝から徒歩2分の場所に、「登戸ゴールデン街ビル」(登戸2568)がいよいよグランドオープンする。 「古きよき時代の賑わいが感じられる場所を」という熱い想いをコンセプトに同ビルが誕⽣。第99回⽩⽇会展で⽂部科学⼤⾂賞を受賞した画家・⻲⼭裕昭⽒がデザインを総合プロデュース、「⼤正・昭和の懐かしさ」をコンセプトにした⼊⼝は、商店街のアーチや時代を感じさせるレトロな映画看板、初代ホンダライフといった旧⾞を置き当時の趣を再現。「あの頃」⽬にしていた⾵景が詰まっており、訪れる⼈をワクワクさせる要素が満載。"インスタ映え"も狙える写真スポットとしてもオススメだ。 ビルには、「スタンドバー」「蕎⻨居酒屋」「焼⿃居酒屋」「和洋⾷」「カラオケスナック」「シーシャバー」「オーセンティックバー」など『ゴールデン街』の名にふさわしい呑み屋がつどい、外観に負けじと個性的に盛り
相洋高校の卒業生で『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季(よしゆき)監督が2月末に母校を訪れ中学生に講演を行った。 世界的なアニメーション監督から、学生時代の挫折などが赤裸々に語られ、生徒らは熱心に耳を傾けていた。2021年の文化功労者選出については「時代が変わり、大人の仕事と認められたからもらえた」と話し、「今やることをやっておけば、10、20年後には一人前の自分になれる。学生の仕事は勉強をすること」とコツコツ努力を重ねることの大切さを伝えた。 講演後は生徒から「中学生に戻ってやり直したいことは」「失敗したときにどう立ち直るか」など質問が多く寄せられ、富野監督はユーモアを交えつつ、一つずつ丁寧に答えていた。
日露戦争の日本海海戦で活躍し、稲岡町の三笠公園に展示保存されている記念艦「三笠」の修繕工事が行われている。2本あるマストのうち、前部の塗り替えなどが進行中だ。これとは別に、防衛力の増強を掲げる政府が今後5年間で防衛費を約2倍とする閣議決定をしたことで、三笠の修繕費用も大きく盛り込まれる見通しとなった。 海上自衛隊横須賀地方総監の乾悦久海将が展望を話した。2023年度分は国の予算成立が前提となるが、1億円超の予算確保を見込んでいるという。 三笠は防衛省が管理する国有財産。公益財団法人 三笠保存会が維持保全と観覧運営を行っている。 2022年度は修繕費として約7千万円を充当。マスト2本の塗り替えで約5千万円が必要とされており、例年は5千万円前後の予算の中で、錆や損傷が目立つ場所を部分的に補修してきた経緯がある。政府の防衛費増の影響を受け、船全体の整備が一気に進むことになる。「三笠は横須賀のシン
多摩センター駅に近い中央大学法学部(八王子市)が今春、新設される文京区のキャンパスへ移転する。5700人を超える学生の流出に地域からは悲鳴が聞かれる。 中大法学部は学内最多の5740人(昨年5月時点)の学生が所属する看板学部。4月に文京区へ移り、その後の多摩キャンパスは中大の中長期事業計画によると留学生の受け入れ先としての設備を強化し、グローバルキャンパスを目指していくとなっている。 中大法学部の移転が地域の企業や店舗に与える影響は少なくない。学生向けの賃貸住宅を扱う同駅近くの不動産会社の1つは管理物件のうち、中大生が占める割合は高いといい、その影響が出始めているという。「仕方がないことだが、厳しいとしか言いようがない」と同社社長。今後は賃貸以外の事業にも力を入れていく方針を立てていると話す。 また、中大生が数多く通うという八王子堀之内にある飲食店の店主は「法学部の学生は長期の休みの時でも
インターネット通販や電子書籍の普及などにより、街の書店の減少が続いている。2000年代初頭に全国で2万店以上あった新刊書店数は1万を割ったとも、8千店ともいわれる中、新たな潮流として小規模ながら個性を打ち出した「独立系書店」の奮闘が各地で始まっている。 小田原市南町で10月にオープンした「南十字」は、個人で出版業を営む鈴木美咲さん(39)と広告代理店勤務の成川勇也さん(37)、WEB関連のディレクター、剣持貴志さん(37)が立ち上げた書店だ。 新刊1千冊に古本500冊の中身は単行本から絵本、雑誌、マンガなどカルチャー全般に造詣が深い成川さんを中心に選書。店内には本好きがスペースを借り受ける「1箱本棚」が設けられ、カウンター席ではコーヒーを注文することも。 「さまざまなレジャーやスマホによる余暇時間の奪い合いでこれまでの書店ビジネスは崩壊した一方で本好き、本屋好きという方たちはいる。そんな人
中原区は2000年12月に封印した「なかはら世紀越え記念カプセル」の収容品のうち、小中高生約2千人分のメッセージが劣化し判読できない状態だと発表した。 区制50周年記念イベントで開封されることになっていた同カプセル。準備のため、区の職員が内部の状況を確認して分かった。同カプセルは球状のアルミ製で、区役所正面に地上から見える状態で設置されている。外部の寒暖差による影響を受け、紙資料については結露により劣化したと見られる。 担当者によると地中に埋めるタイプは掘り出すときに場所を判別できない可能性もあったため、地上で保存するタイプにしたという。封印の際には保存用ガスを注入する対策をしたが、現在は依頼した業者も廃業しメンテナンスをしてこなかった。収容品は紙のメッセージのほか、区民から寄せられた当時流行した音楽CD、厚底ブーツ、ワープロなど約80点。紙資料以外のものは形をとどめた状態にあることが確認
川崎駅西口大宮町地区の開発が進む中、カワサキデルタの南西端に位置する場所の工事が5月中旬から始まった。 同所に建設されるのは芸能事務所・ホリプロのエンターテイメントホール。施設は敷地面積約1027平方メートル、延床面積約1580平方メートル、地上4階で高さ約14メートル。音楽ライブもできる大小2つのホールのほか、会議などに使える多目的スペース、カフェを備える。屋上広場は公共空間として芝生を敷き詰め、市民が自由に過ごせるようにする。災害時を想定した防災備蓄倉庫も設置。川崎駅から直結のペデストリアンデッキからカワサキデルタを通れば雨に濡れずに施設までたどり着ける。2023年秋に開業の予定。 同社担当者によると、今年2月に行われた幸区地域デザイン会議で高校生から発案された、音楽ホールを使った高校軽音楽部の大会は、社内で実施の方向で話は進んでいるという。また、同社が普及に力を入れるARスポーツ「H
市内長谷の鎌倉文学館が、休館まで1年を切った。鎌倉市は総合計画で、2023年度と24年度の2年間に文学館本館の大規模改修を行う予定としている。文学館も4月下旬から、ホームページやSNSなどを通じて来年4月から休館する情報発信をスタートした。5月10日からは春のバラまつりも開催中で、文学館は「今度行こうかなと考えている方は、ぜひ今年ご来館ください」と呼びかけている。 市の方針をまとめた総合計画の中でも、重点事業として位置付ける文学館大規模改修。文学館の洋館はもともと、前田利家の系譜である旧前田侯爵家の別邸として造られ、現在の建物は1936(昭和11)年に完成した。前田氏から1983年に建物を寄贈されたのを受け、市が1985年から鎌倉文学館として開館している。 築80年以上が経過した木造の建物では、柱が腐敗したり、床が傾いたりと老朽化が顕著に。市は2年前から劣化度調査を実施し、今年度に設計を行
ペットボトルのキャップを集め、その売却益がワクチンの購入費に充てられる「世界の子どもたちにワクチンを運動」に取り組んでいた仏向小学校4年1組が目標としていた5万個のボトルキャップを集め、回収者と樹脂メーカーの間に立つ「NPO法人Reライフスタイル」(金沢区)に寄託した。 今年度、同校の4年生は「総合的な学習の時間」 で国連が提唱する持続的な開発目標「SDGs」をテーマに学習を進めている。1組では「世界にはワクチンが行き届かず命を落としてしまう子どもたちがいる」ことに着眼。授業を進める過程で、「世界の子どもたちにワクチンを運動」の存在を知った。 同法人によるとポリオ(小児まひ)ワクチン1人分の購入費は約20円。キャップ500個ほどに相当するという。クラスでは100人分のワクチンに換算される5万個の回収を目標に、昨年6月から校内に回収箱を設置。協力を呼びかけると9月末までに3万個のキャップが集
相模線の横浜線乗り入れ(朝夕上下各6本)が、3月12日のダイヤ改正で廃止される。JR東日本によると、横浜線の利用者が年々増加しており、相模線の直通運転で横浜線の列車間隔が開いてしまうという。利用者の声なども考慮し廃止を決めた。 乗り入れは平成3年(1991年)にディーゼル車から電化した時から約30年続いてきた。茅ヶ崎発八王子行きは11日17時47分発が最後で、八王子発茅ヶ崎行きは19時18分発が最後となる。翌12日の始発からはワンマン運転もスタート。新車両は運転手1人での運行に対応しており、ドア横にはカメラなどが新設されている。 戦前もあった 八王子駅乗り入れは相模線が国鉄ではなく「相模鉄道」だった時代にもあった。相模線が開通する前の大正6年時点で八王子市に延長する計画もあり、大正天皇陵参拝や高尾山登山の輸送ニーズも想定されたようだ。昭和に入ると茅ヶ崎海水浴場に相鉄が海の家を建設、「海の茅
【「孤独のグルメ」放送前にお客さんが多く押し寄せ…】 サラリーマンがおいしそうにランチを食べる様子を描くテレビ東京系の人気ドラマ「孤独のグルメ」の9月24日放送分で、南区真金町にある洋食店「トルーヴィル」が登場予定です。 前回の放送を見ていた記者は、予告編の映像を見て、ステンドグラスがある店内から「これは!」と思いSNSなどをチェックすると、やはり同店で間違いありませんでした。 人気ドラマだけに、「放送後は多くの人が殺到するのでは」と思っていたところ、早くも今週はランチタイムに行列続き。記者が21日午後1時15分頃に店の前を通った時には、外に10人近くが並んでいました。 同店はご夫婦が2人で切り盛りしている地域に愛されたお店。4月にランチに訪れた際は、常連の方とご主人が楽しそうに話されていました。それだけに、放送後、多くのお客さんが来たらどうなってしまうのかという心配もありました。 9月の
市民団体「図書館とともだち・鎌倉」(通称ととも)は「鎌倉市に司書資格を持つ正職員の新規採用を求める」署名を9月2日、松尾崇市長に提出した。和田安弘代表は「約30年間、正職員の司書の新規採用がなく、あと数年で力量ある職員が退職し、いなくなってしまう。市民の声を届けることで、前向きに検討してもらいたい」と訴える。8月12日に岩岡寛人教育長にも提出しており、合計で3872筆を手渡した。 鎌倉市では、市役所全体の職員数適正化計画の一環で、1993年を最後に専門技術職である司書としての正職員の採用を取りやめている。 これを受けて、とともでは、司書職の正職員の新規採用を要望する活動を20年にわたって続けてきた。2006年から19年にかけて今回と同様の要望書を市へ4回提出。18年にも近代史資料室への専任正職員の配置と、それに伴う新規採用を要望してきた。 しかし、新規採用は行われないまま現在に至り、司書職
サブカルチャー色の強いライブハウス「ネイキッドロフト」が、横浜駅西口の相鉄ムービル3階に9月17日、オープンする。同ライブハウスは都内からの移転。2004年に外国籍住民が集住する多国籍タウンである新大久保=東京都新宿区百人町=にオープンして以来、「実験劇場」として型にとらわれないことをめざし、トークや音楽イベントなどを開催し続けてきた。 オープンから16年間営業を続けてきたが、入居ビルの老朽化や、新型コロナ感染症の拡大によるキャパシティーの制限などもあり、出演者や利用者から惜しまれつつも、20年12月末日をもって営業を終了した。 今回、新大久保時代のライブハウスの気配も引き継ぎつつ、160年間外来文化を受け入れてきた港町「横浜」で新たなスタートを切る。同ライブハウスの担当者は「いつかは神奈川にオープンしたいという気持ちがあり、めぐりあわせの中で実現することができました」と話していた。 移転
【1】江ノ島水族館【2】江の島観光案内所看板【3】商店シャッターの江の島【4】江の島弁天橋【5】江島弁財天の寄進旗【6】江の島エスカー【7】江の島サムエル・コッキング苑【8】弁天橋付近、名勝の石碑【9】片瀬江ノ島駅【10】江ノ島駅【11】湘南江の島駅【12】江島神社石碑【13】住所表示【14】サザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」【15】江の島市民の家(石碑は「ノ」表記)【16】江の島岩屋入口【17】江の島シーキャンドル【18】江ノ電バス 藤沢担当の記者として以前から気になっていた。江ノ島・江の島・江島。社名や観光施設、団体、様々な表記がある。地元生まれの記者に聞いても「地名は平仮名だけど、駅名はノだったような…」と歯切れ悪い。別の記者は「サザンの歌詞では『江ノ島』でしたね」。なぜ表記が分かれるのか、夏の自由研究に挑んだ。 向かった先は炎天下の江の島。開始早々、島の入口、弁天橋で3つの
生まれ育った横浜への思いを胸に、大臣の職を辞してまで大きな決断をしたおこのぎ八郎前防災担当大臣。50年近い付き合いの盟友・菅義偉衆議院議員との対談で強い決意を述べた。 ◇ 大臣の職を辞してまで決断した理由 小此木 菅内閣の一員として、国務大臣として、新型コロナウイルス対策を最優先に、感染を収束させ、暮らしを支えるため、全力で日々職務に励んで参りました。 しかし、残念ながらいまだ収束には至っておらず多くの方が支援を必要としています。そのような状況にあって、横浜の舵取り役をいかにすべきか、自民党としての対応がなかなか決められない状況にありました。 私も県連会長として責任の一端を担い、時間が迫る中、もう一度私自身、今何をすべきなのかと考えた時に、自分を育ててくれた横浜のために、お世話になった横浜の人々のために、恩返しをしたい、自分がこれまで培った、持てるもの全てを使って、横浜のために仕事をしたい
(左上から時計回りに)餃子の雪松、味の古久家餃子製造直売所、生餃子製造所カノウ、中華大新自動販売機。料金は27〜36個入り(店によって異なる)で千円 ギョーザが好きだ。特に焼きがいい。ご飯やビールとの相性はもちろん、値段も手頃、野菜たっぷりでヘルシーとまさに庶民の味方だ。ところで最近気が付いたことがある。藤沢市内で生餃子の持ち帰り専門店が増えている。しかも無人販売や自販機など営業形態も多彩だ。コロナ禍のテイクアウト需要に関係があるのだろうか。腹ペコ記者が急行した。 まず向かったのは、白旗に今年1月にオープンした「餃子の雪松」。関東を中心に全国に100店舗以上を展開し、近頃様々なメディアにも取り上げられている「ギョーザ界の急先鋒」だ。 無人販売で24時間営業。防犯カメラは設置されているが、来店客はギョーザが並んだ冷凍庫から商品を自分で取り出し、木箱に料金を入れるシステムだ。非接触型で「新しい
川崎市は1月29日、JR南武線の立体交差化に向けた今年度中の事業推進手続きを見送ることを公表した。市税減収による収支不足の拡大などを受けた措置。来年度末までに財源や人材確保に向け検討を進め、実施計画素案で結果を示す。「開かずの踏切」については早急にできる対策を検討するとしている。 川崎市は「JR南武線連続立体交差事業」を進めるにあたり、今年度中の都市計画決定、来年度から整備に向けた取り組みを推進するスケジュールを示していた。 市は、新型コロナの影響による市税減収が220億円と見込まれることなどを受け、「今後の経済動向の見通しが立たない」として、大規模投資事業への慎重な検討が必要と判断。計画を見直していく。 同事業は矢向駅から武蔵小杉駅間(約4・5Km)で南武線を高架化し、9カ所の踏切を取り除く計画。同区間には、開かずの踏切(1時間あたりの最大遮断時間が40分以上の踏切)が5箇所あり、渋滞発
触れずに演奏する電子楽器「テルミン」。演奏家として活動するかたわら、国内外のテルミンを収集していた逗子市在住の大西ようこさんがこのほど、市内久木に「テルミン・ミュージアム」をオープンした。「博物館と名のついたものはおそらく世界でここだけ。この楽器の魅力を発信していきたい」と意気込んでいる。 テルミンは100年前、ロシアの物理学者テルミン博士が発明した世界最古の電子楽器。垂直と水平にのびたアンテナの間で手を動かし、左手で音量、右手で音域を操る。開発された当時はピアノやバイオリンなど、鍵盤や弦に触れて演奏することが当たり前だった時代。「革命的な楽器」として受け止められた一方、世界恐慌や冷戦の勃発によってそれほど広がらなかったこと、そして演奏の難しさから奏者が少ないのも特徴だ。しかし、大西さんによると、このユニークさから世界中にファンがいるという。シンセサイザーのルーツとしても知られている。 ミ
横浜開港期に築造された砲台「神奈川台場」を保存・継承していこうと取り組む市民団体が10月20日、台場の遺跡指定を求める署名1330筆を横浜市に提出した。 市は台場の遺構が地中に眠る一帯で3棟の高層マンション建設などの再開発計画を進めており、遺構の想定位置を避けた形で整備を行うとしている。しかし、「神奈川区にある台場保存会」の下村誠子会長は「台場を破壊してしまうことになるかもしれない。マンション計画は見直すべきだ」と強調する。 神奈川台場は開港翌年の万延元(1860)年、諸外国の船舶に対する防衛のために築かれた砲台。勝海舟の設計により、伊予松山藩がわずか1年で神奈川宿の沖合に築造した。 神奈川台場はほぼそのままの形で地中に現存しているとされ、同会では「横浜開港の歴史を後世に伝える遺跡として保存するべき」と訴えている。下村会長は「復元には多額の費用が掛かるかもしれないが、観光名所となる可能性を
10月27日(火)から11月9日(月)は「読書週間」。厚木市には、厚木シティプラザにある中央図書館をはじめ、公園や児童館を回る移動図書館「わかあゆ号」や、公民館図書室があり、合わせて約76万冊の本を所蔵している。中央図書館の葉山清美館長に「読書のススメ」を聞いた。 厚木市では、中央図書館に約63万冊、移動図書館に約2万冊、公民館図書室に約11万冊、全館合わせて約76万冊の本を所蔵。中央図書館は、地階が調べものフロア、2階がおとなの本フロア、3階がこどもの本フロアと視聴覚コーナーとなっている。 中央図書館では、毎月テーマを変えて本の紹介を行っており、10月は「火星最接近」や「おうちで宇宙旅行」、「秋、みいつけた!」などのコーナーを設置し、本を紹介している。 葉山館長は読書がもたらす効果について、「子どもには、肉声で語ることが大切。今は目から入ってくる情報が多いので、”聞く力”が弱っている。読
藤沢市が都市構想を掲げる「健康と文化の森地区」の事業化を巡り、慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)と隣接する約36・1ヘクタールについて、このほど地権者296人から成る土地区画整理準備会が設立された。同準備会は、年内にも民間の事業化検討パートナーを選定。2021年度までに事業計画案を作成し、22年度以降の市街化区域への編入を目指すとしている。 同地区は、市の都市マスタープランで位置付けられる6つの都市拠点の一つ。豊かな自然やSFCの持つ学術・研究機能などを核に産官学が連携する新たなまちづくりを掲げている。 市は16年3月に「健康と文化の森地区まちづくり基本計画」を策定。都市拠点では唯一の市街化調整区域で開発行為が制限されてきたが、同年11月に県の線引き見直しで新市街地ゾーンに設定されたことが前進に向けた契機になった。 翌17年5月には県と藤沢市、寒川町、相鉄、慶大から成る「いずみ野線延
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