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大そうじへの備え
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刀剣は、日本の長い歴史と豊かな風土が生み出した鉄の芸術です。質も価格も万別ですが、どのような刀剣にもどこか必ず見所がある、と私は信じています。その刀剣の美しいポイントを見つけ、皆様と一緒に味わってゆくこと、それが私の願いです。
日本刀は美術品の範疇に入るが日本刀以外の美術品にはなくて日本刀にはあるもの、それは再刃と研磨である。日本刀に偽銘はつきものであるが日本刀以外にも つきものである。従って研磨は別にしても再刃というものがある意味で別の再生であるから日本刀にとって厄介なものであると言いうるが昔から刀剣の社会で は、その再刃を避けて通ってきた。 現在までに日本刀の本は沢山出版されてきたが磨上と再刃は本当のことが殆ど触れられないままになっている。しかし本欄では既に磨上については述べてあるので今回は一番避けて通りたい再刃について言及してみたい。 その前に再刃に対して昔と今では考え方が全く違うという事、つまり昔(江戸時代まで)は再刃であっても刀として役に立つなら敢えて大事にしたと考えられるのであるが明治以降は再刃は死の宣告と同義になってしまっている。 こうした点から私は今まで本欄にも全く触れようとしなかった。 さて再刃
1. 古刀、新刀、新々刀の区分 2. 刀と太刀の違い 3. 大和伝について 4. 備前伝について 5. 相州伝について 6. 山城伝について 7. 末備前小話 8. 美濃伝について 9. 豊後刀について(その一、平高田) 10. 豊後刀について(その二、藤原高田) 11. 末古刀について 12. 中心の磨上について 13. 「無銘の"極"について」ちょっと一言 14. 慶長新刀について 15. 本当の良さとは 16. 再刃について 17. 拵の時代について 18. 信濃守國広小伝(刀剣史上最高の教育者)
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