某カルト教団の経済的被害が問題になっておりますが、このカルト教団のもうひとつの大罪は、「親子関係を壊すこと」です。つまり、甚大な精神的被害です。 この教団には、親を取られた子供だけでなく、子供(若者)を取られた親も多くいます。 これが、どれだけ親を傷つけ苦しめるものなのか、想像して頂きたい。 大切に育てた愛しい我が子が、ある日破壊的カルトに関わっていると知る。それだけでも大変なショックなのに、それに反対すると突然牙をむきはじめ、親を憎しみの目で見つめ返す我が子。ガリガリに痩せて凶暴化する我が子。人格が豹変し、何かに取りつかれている様子の我が子。 これは親にとって、想像を絶する苦しみがあります。 成長を楽しみに育ててきた我が子が反社会勢力へ向かう姿は、親にとって深い絶望以外の何者でもありません。悲しみのあまり、1年以上泣き続けた知人もいます。 また、この教団のために消息不明になった大学生や社