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強度行動障害の理解 この時間で学びたいこと • 強度行動障害は生まれつきの障害ではなく、周 囲の環境や関わりによって現れる状態です。 • この時間では、強度行動障害がなぜ現れるのか を知り、強度行動障害を予防することの重要さ や改善するための考え方を学びます。 • そして、強度行動障害が改善されることが最終 目標ではなく、強度行動障害が現れている人、 強度行動障害が現れやすい人たちが、地域社会 のなかで安心して幸せに生活してもらうことだ ということを確認します。 ①強度行動障害とは(映像視聴) ②なぜ強度行動障害が生じるのか ③行動は学習の結果 ④児童期の予防の大切さ ⑤適切な関わりをするために ⑥強度行動障害と社会参加 ⑦誰もが幸せに生きていくことができる社会に (強度行動障害支援の意義) この時間の流れ 映像視聴 講義 ①強度行動障害とは 映像視聴 障害支援区分3以上+行動関連項目10
強度行動障害とは 強度行動障害とは、自分の体を叩いたり食べられないものを口に入れる、危険につながる飛び出しなど本人の健康を損ねる行動、他人を叩いたり物を壊す、大泣きが何時間も続くなど周囲の人のくらしに影響を及ぼす行動が、著しく高い頻度で起こるため、特別に配慮された支援が必要になっている状態のことを言います。適切で専門的な支援を行う必要があり、医療を含めた強度行動障害に関する総合的な支援体制を構築するとともに、障害者福祉施設等の従事者が、専門的な知識や技術を身に付け、本人の生活の質を向上させることが求められています。 強度行動障害支援者養成研修(基礎・実践研修)とは、入所、通所、居宅、相談等、強度行動障害者の障害福祉サービスに携わるあらゆる職員を対象に、今後、従事者として身に付けるべく「基礎的な知識」と「初歩的な支援計画の立案方法」を学ぶ場です。 (「強度行動障害支援者養成研修(基礎・実践
プレスリリース 2020 年 2 月 21 日 報道関係者各位 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 自閉スペクトラム症者の運動の不器用さの神経科学的根拠を世界で初めて発見 ― 脳内 GABA の濃度が関連 ― [照 会 先] 国立障害者リハビリテーションセンター 研究所・脳機能系障害研究部 研究員 井手正和・梅沢侑実 〒359-8555 埼玉県所沢市並木 4-1 電話番号: 04-2995-3100(内線 2585) E-mail: [email protected] 当研究所の脳機能系障害研究部・発達障害研究室と、杏林大学らの研究グループは、自閉 スペクトラム症 (以下、 ASD) ※1 の多くにみられる協調運動の困難さが、 脳の運動領域 (一 次運動野※2 、補足運動野※3 )に含まれている GABA(γ-aminobutyric acid)※4 という神経伝 達
吃音について 1.症状 吃音(きつおん、どもり)は、話し言葉が滑らかに出ない発話障害のひとつです。単に「滑らかに話せない(非流暢:ひりゅうちょう)」と言ってもいろいろな症状がありますが,吃音に特徴的な非流暢には、以下の3つがあります。 音のくりかえし(連発)、例:「か、か、からす」 引き伸ばし(伸発)、例:「かーーらす」 ことばを出せずに間があいてしまう(難発、ブロック)、例:「・・・・からす」 上記のような、発話の流暢性(滑らかさ・リズミカルな流れ)を乱す話し方を吃音と定義しています ( ICD-10, WHO)。 2.分類と原因,罹患率,有病率 吃音は 発達性吃音獲得性吃音 に分類されます 吃音の9割は発達性吃音です。発達性吃音の特徴として、以下のようなことが知られています。 幼児が2語文以上の複雑な発話を開始する時期に起きやすい 幼児期(2~5歳)に発症する場合がほとんど(小学校以降
子育てが難しいと感じているご家族や、発達障害のお子さんをもつご家族に対して、子育てへの段階的でていねいな支援を行うことは重要です。家族支援には、子育てに前向きな気持ちで向き合える方法を学ぶプログラムや、家族の精神面でのケアなどがあります。 ペアレント・プログラムは、育児に不安がある保護者、仲間関係を築くことに困っている保護者などを、地域の支援者(保育士、保健師、福祉事業所の職員等)が効果的に支援できるよう設定された、グループ・プログラムです。発達障害やその傾向のある子どもをもつ保護者だけでなく、さまざまな悩みをもつ多くの保護者に有効とされています。 ペアレント・プログラム事業化マニュアル (PDF:790KB) ペアレント・プログラム事業化マニュアル(ダイジェスト版) (PDF:293KB) ペアレント・プログラム案内チラシ(支援者向け) (PDF:373KB) ペアレント・プログラム案内
発達障害情報・支援センターのサイトはリニューアルしました。 10秒後に新サイトへ移動します。 ページが自動的に更新されない場合は発達障害情報・支援センタートップページをクリックしてください
主要症状の解説 記憶障害 前向性および逆向性の健忘が認められます。全般的な知的機能の低下および注意障害を示さない場合は典型的な健忘症候群です。 前向健忘 いわゆる受傷後の学習障害です。受傷ないし原因疾患発症後では新しい情報やエピソードを覚えることができなくなり、健忘の開始以後に起こった出来事の記憶は保持されません。 参考となる検査法 全般的記憶検査:WMS-R(ウェクスラー記憶検査) 言語性記憶検査:三宅式記銘力検査 視覚性記憶検査:ベントン視覚記銘力検査、REY図形テスト 日常記憶検査:RBMT(リバーミード行動記憶検査) 逆向健忘 受傷あるいは発症以前の記憶の喪失、特にエピソードや体験に関する記憶が強く障害されます。自伝的記憶に関する情報の再生によって評価しますが、作話傾向のため関係者に確認したり、遅延間隔を置いて再度この課題を行い、1回目と2回目の回答が同一であれば正答と見なしたりす
意思伝達装置用スイッチ 「重度障害者用意思伝達装置」導入ガイドライン A.3 重度障害者用意思伝達装置の購入基準・修理基準等 の 修理基準にあるスイッチ分類をもとに、2024年10月現在市販されている各種スイッチ(全53個)を紹介します。 (1) 接点式入力装置 10,600円(修理基準価格) 全35個 (2) 帯電式入力装置 42,700円 全7個 (3) 筋電式入力装置 85,400円 全2個 (4) 光電式入力装置 53,400円 全1個 (5) 呼気式(吸気式)入力装置 37,300円 全6個 (6) 圧電素子式入力装置 42,700円 全1個 (7) 空気圧式入力装置 42,700円 全2個 (2024年10月現在) 各スイッチの
高次脳機能障害を理解する 高次脳機能障害とは ケガや病気により、脳に損傷を負うと、次のような症状がでることがあります。 記憶障害 物の置き場所を忘れる。 新しいできごとを覚えられない。 同じことを繰り返し質問する。 注意障害 ぼんやりしていて、ミスが多い。 ふたつのことを同時に行うと混乱する。 作業を長く続けられない。 遂行機能障害 自分で計画を立ててものごとを実行することができない。 人に指示してもらわないと何もできない。 約束の時間に間に合わない。 社会的行動障害 興奮する、暴力を振るう。 思い通りにならないと、大声を出す。 自己中心的になる。 これらの症状により、日常生活または社会生活に制約がある状態が高次脳機能障害です。 高次脳機能障害診断基準 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部 国立障害者リハビリテーションセンター 「高次脳機能障害」という用語は、学術用語としては、脳損傷に起因
吃音について 1.症状 吃音(きつおん、どもり)は、話し言葉が滑らかに出ない発話障害のひとつです。単に「滑らかに話せない(非流暢:ひりゅうちょう)」と言ってもいろいろな症状がありますが,吃音に特徴的な非流暢は、以下の3つのどれか1つ以上が見られることです。 音のくりかえし(連発)、例:「か、か、からす」 引き伸ばし(伸発)、例:「かーーらす」 ことばを出せずに間があいてしまう(難発、ブロック)、例:「・・・・からす」 上記のような、発話の流暢性(滑らかさ・リズミカルな流れ)を乱す話し方を吃音と定義しています (ICD-10, WHO)。 2.分類と原因,罹患率,有病率 吃音の9割は発達性吃音です。発達性吃音の特徴として、以下のようなことが知られています。 幼児が2語文以上の複雑な発話を開始する時期に起きやすい 幼児期(2~5歳)に発症する場合がほとんど(小学校以降に発症することもあります)
高次脳機能障害支援者養成研修テキストを公開しました ©厚生労働科学研究「高次脳機能障害の障害特性に応じた支援者養成研修カリキュラム及びテキストの開発のための研究」(研究代表者 深津玲子) 研修会開催のためのテキスト貸出について【ご案内】(PDF:1.4MB) 2024年12月9日 イベント情報(令和7年1月17日(金)、1月21日(火)、1月25日(土)開催)を更新しました。 2024年12月2日 イベント情報(12月8日(日)、令和7年1月24日(金)、2月21日(金)開催)を更新しました。 2024年11月25日 イベント情報(12月14日(土)、令和7年1月12日(日)開催)を更新しました。 2024年11月18日 イベント情報(11月30日(土)、12月6日(金)開催)を更新しました。 2024年11月11日 イベント情報(12月1日(日)、12月14日(土)開催)を更新しました。
高次脳機能障害支援に関する制度 障害者総合支援法 平成24年6月27日に障害者総合支援法(地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講じるための関係法令の整備に関する法律)が公布され、平成25年4月1日(一部は平成26年4月1日)に施行されました。 高次脳機能障害者に対する相談支援は、障害者総合支援法の第3章:地域生活支援事業で定めている、市町村が行う「一般的な相談支援」および都道府県が行う「専門性の高い相談支援」に位置づけられています。 都道府県は、高次脳機能障害者への支援拠点機関および支援コーディネーターを配置し、高次脳機能障害者に対する専門的な相談支援、関係機関との地域支援ネットワークの充実、高次脳機能障害に関する研究等を行い、適切な支援が提供される体制を整備すること。また、自治体職員や福祉事業者等を対象に研修を行い、地域での高次脳機能障害者支援の啓発と普及を図ること
発達障害者支援法において、「発達障害」は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」(発達障害者支援法における定義 第二条より)と定義されています。 これらのタイプのうちどれにあたるのか、障害の種類を明確に分けて診断することは大変難しいとされています。障害ごとの特徴(とくちょう)がそれぞれ少しずつ重なり合っている場合も多いからです。また、年齢や環境により目立つ症状がちがってくるので、診断された時期により、診断名が異なることもあります。 大事なことは、その人がどんなことができて、何が苦手なのか、どんな魅力があるのかといった「その人」に目を向けることです。そして、その人その人に合った支援があれば、だれもが自分らしく、生きていけるのです。
仕事・雇用に関する資料(入門編) 研究紹介 厚生労働科学研究の研究成果 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の研究 (旧独立行政法人雇用・能力開発機構の研究も掲載しています) その他の研究 事例集・事業報告書 研修資料 医療・福祉従事者のための発達障害臨床に関する資料 強度行動障害支援者研修資料 発達障害教育推進センター研修講義 国報告会資料
災害時の発達障害児・者やご家族の状況やニーズに関して調査を行い、発達障害児・者のさまざまな困難が明らかになりました。この結果をもとに、災害時の支援において大切な要素(エッセンス)をまとめた冊子を作成しました。 災害時の発達障害児・者支援エッセンス-発達障害のある人に対応するみなさんへ- (A5版36ページ) 分割版1:表紙(PDF:1.8MB) 分割版2:index~P11(PDF:2.3MB) 分割版3:P12~P23(PDF:2.2MB) 分割版4:P24~あとがき(PDF:2.7MB) 分割版5:裏表紙(PDF:1.5MB) 全体版:(PDF:4.7MB)
発達障害は、一見してわかる障害ではないため、さまざまな誤解を生んでしまうことがあります。ここではよくある誤解を紹介します。 軽度発達障害は、軽い障害である 知的障害を伴う自閉症は、発達障害にはふくまれない 広汎性発達障害、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(AD/HD)だけが発達障害だ 以前は、知的な遅れを伴わない高機能自閉症、アスペルガー症候群(Asperger syndrome)、学習障害(LD:Learning Disorders,Learning Disabilities)、注意欠陥多動性障害(AD/HD:Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)などを「知的障害が軽度である」という意味で「軽度発達障害」と称することがありました。しかし、知的な遅れがない人の中にも、その他の部分で重篤な困難さをもっている場合があります。そのことから、「障害そ
広汎性発達障害(PDD:pervasive developmental disorders)とは、自閉症、アスペルガー症候群のほか、レット障害、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性発達障害をふくむ総称です。 以下のページもあわせてご覧ください。 発達障害教育推進センター研修講義「自閉症の医学」 自閉症、アスペルガー障害を含む広汎性発達障害の理解と対応について、医療との連携をどのように図ればよいかについての研修講義です。 自閉症は、次の3つの特徴をもつ障害で、3歳までには何らかの症状がみられます。 (1)対人関係の障害 (2)コミュニケーションの障害 (3)限定した常同的な興味、行動および活動 最近では、症状が軽くても自閉症と同質の障害のある場合、自閉症スペクトラムと呼ばれることがあります(スペクトラムとは「連続体」の意味)。 自閉症についての詳細な説明は、こちらをご参照ください。
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