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国立民族学博物館(みんぱく)は、2024(令和6)年に、創設50周年を迎えます。 みんぱくは、文化人類学関係の教育研究機関として、世界全域をカヴァーする研究者の陣容と研究組織、博物館機能を備える世界で唯一の存在であると同時に、その施設の規模の上で、現在、世界最大の民族学博物館となっています。 創設から50年というこの節目の機にあたって、 私たちは、みんぱくの過去の50年を振り返り、現状を見極めて、これから50年先、100年先の人類学のありかたとみんぱくの姿を構想するための一連の事業を実施することといたしました。 具体的には、『みんぱく50年史』の編纂と、「時代の証言」と題する名誉教授の諸氏のインタビュー映像を含めた「館史アーカイブズ」の整備、そして未来を見据えた3度にわたる創設50周年記念国際シンポジウムの開催を計画しております。また、こうした研究活動のこれまで以上の拡大に備えて、博物館施
月刊みんぱくについて 国立民族学博物館の広報誌『月刊みんぱく』は、研究者の視点から世界各地のさまざまな状況を紹介しています。 本サイト『月刊みんぱくアーカイブズ』では、2005年4月号から2022年12月号までの記事を読むことができます(2023年3月現在)。サイトは年に一度更新されます。 創刊号から2022年12月号までの記事一覧は「目次一覧」ファイル(PDFとExcel)に収められています。1977年10月号(創刊号)から2005年3月号までは同ファイルにて目次のみを公開しています。 また、月刊みんぱくの最新号は発刊の翌月からみんぱくホームページでPDF版を公開しています。
事前登録制。名前(漢字/ふりがな)、住所、メールアドレス、ろう・聴の別と手話使用の有無、所属(もしあれば)、参加希望日を明記の上、下記メールアドレスまでお送りください。 [email protected] スケジュール 全6回(全日程土曜午後に開催) 第1回: 2016年5月14日(土) 13時-16時 第5セミナー室 言語学とは何か 第2回: 2016年6月4日(土)13時-16時 第3セミナー室 音のつくり(音声・音韻) 第3回: 2016年6月18日(土)13時-16時 第5セミナー室 語のつくり(形態) 第4回: 2016年7月9日(土)13時-16時 第3セミナー室 文のつくり(統語) 第5回: 2016年7月23日(土)13時-16時 第3セミナー室 言語で伝えるもの(意味・語用) 第6回: 2016年8月6日(土)13時-16時 第3セミナー室
散歩道(エッセイ集) オーストロネシア語族の広がり 地球上で最も広い面積に分布する言語族「オーストロネシア諸語」 太平洋に点在する島々と太平洋周縁部、そしてマダガスカルという地理的に非常に離れた地域で話されている言語には類似性が見られる(表1)。大航海時代を迎えたヨーロッパの人びとがこのことに気づくまで、そう長くはかからなかった。17世紀のオランダの文献にはすでに、マダガスカルの言語とマレー語、それにニューギニア海岸部で話されるいくつかの言語の語彙に共通点が見られるという指摘がみられる。19世紀末になって世界の諸言語の系統関係に関する研究がさかんになると、地図1に示した広範な地域にみられる1000を超える言語がひとつの系統に属することが明らかになり、「オーストロネシア(南島)諸語」と呼ばれるようになった。 表1 オーストロネシア諸語における語彙の例 注:※がついているものは古い形、もしくは
ブリキのコラージュならぬ空き缶の家である。いや、正確に言うと、これは空き缶でできた家ではない。木造平屋建てに波板の屋根という、沖縄では別にめずらしくもなんともないローコスト住宅。しかも、そこで平穏な家庭生活をスタートさせた家主には、空き缶で家を覆い尽くすなどという大それた野心はつゆほどもなかった。一日の仕事を終えてひとり飲むビールが何よりも好き。つい飲みすごしたあとの空き缶の山を見やって仄かな悔恨にくれる。そんな情景が目に浮かんでしまうほど、あたりまえすぎる舞台装置なのだ。空き缶の家のオーナーになる可能性は誰にもひとしくある。だからこそおもしろいのである。 那覇市の近郊、小高い丘の中腹にその家はある。道路に面した塀の表面をびっしりと覆うアルミの缶底。沖縄の伝統建築を模した門構えにも空き缶は容赦なくおそいかかる。この強迫観念から免れているのは、門をまもるシーサーだけ。缶底は植木鉢も見逃さない
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