サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Switch 2
www.omnh.net
この度の淀川に迷入したマッコウクジラについて、大阪市立自然史博物館は1月9日に発見されて以来、注視してきました。外部からの観察でオスのマッコウクジラとわかり、様々な映像を通じ、当初報道された8mよりは大きなものに思えました。 当館では動物研究室の学芸員を中心に、鍋島外来研究員(元大阪府立環境農林水産総合研究所主任研究員)など大阪湾の生物に詳しい関係者などと連絡を取りながら情報交換を重ねてまいりました。自力での沖合への回遊を期待していましたが、残念ながら13日に死亡が確認されました。以降、当館では大阪市博物館機構を通じて大阪市の関係部局に標本化の希望を伝えてまいりました。 マッコウクジラはオスとメスでは大きく形状が異なります。平成22年に回収し当館に展示中のマッコウクジラはメスの個体ということもあり、館内での議論を経て、オスの標本は当館としてはぜひ入手したいと標本取得希望の意向を伝えてきたこ
(谷田館長と愛称応募者の皆様とそのご家族) 特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ ―生き物のにぎわいとその恵み―」の目玉展示である、ザトウクジラ(オス・全身骨格標本)の愛称が「ザットン」に決定し、平成29年9月16日(土)午後1時、特別展会場において愛称命名イベントを行いました。 今回の愛称募集で応募のあった総計561票のうち、決定した「ザットン」という愛称には36票の応募があり、応募された皆様を代表して、菅 優月(かん ゆづき)さん、長瀬 夏美(ながせ なつみ)さん、石塚 誉子(いしづか たかこ)さんの3名をイベントにご招待し、愛称のお披露目をしました。愛称を考えた際の想いや由来について、長瀬さんは「強そうなイメージだから」、菅さんは「みんなが呼びやすいように」、石塚さんは「標本にする過程では、作業に参加した市民の皆様の苦労があったと聞き、そういった市民参加の活動は珍しいので、長くつづくように
昨年企画展で展示した「それ、思い込みですよ!」の冊子を3階無料配布しています。同じ内容をPDFにしましたので、ご覧になりたい方はダウンロードしてください。みなさんの生きものの誤解がとけ、うまく付き合えるようになることを期待して、この冊子を作りました。ぜひ活用してください。 ダウンロードはこちらから 10Mbぐらいあるので重いです。
大阪市立自然史博物館では、「ホネホネサミット2017」を平成29年2月11日(土・祝)・12日(日)に開催します。 ホネホネサミットは、博物館や大学などを舞台に骨格標本を作製している団体や個人、その他さまざまな形で骨格標本づくりに関わっている人たちの交流を大きな目的として、それぞれが作った標本を展示したり、活動内容を紹介したりします。また、イベントとして一般の方々にも来場いただき、骨の魅力や動物の死体を標本として残すことの意義を多くの人に知ってもらう機会にもしたいと考えています。 ホネホネサミットを主催する「なにわホネホネ団」は2003年、大阪市立自然史博物館の研究サークルとして活動を始めました。主な活動は、博物館に集まった動物の死体を、博物館で保存するために標本化することです。その他に各地のイベントにも出掛け、動物の死体を標本として残すことの意義を普及してきました。 大阪でのホネホネサミ
平素より大阪市立自然史博物館の活動にご支持・ご参加を頂きありがとうございます。 平成28年4月に行われたミュージアムショップの運営者交代には多くの方々からご心配やお叱りを頂いております。博物館としてもこの声を真摯に受け止め、少しでも運営の改善を図るべく検討していきたいと考えています。 自然史博物館ミュージアムショップは平成13年より花と緑と自然の情報センターにて開設し、契約の透明性を確保するため平成25年より入札による契約となりました。 自然史博物館はミュージアムショップを「博物館においてミュージアムショップは、物販だけの場ではなく、博物館が提供するサービスの一環であり、また博物館における普及教育事業の一翼もになうことになる」存在として定義しています。 このために、入札契約ではミュージアムショップには品揃えと品質への高い要求を掲げており、来館者体験を高めるための指導をしていますが、現時点で
当館学芸員が国際誌に論文を発表!「デスモスチルスは泳ぎが上手 骨の微細構造が明らかにした『謎の絶滅哺乳類』束柱類の生態」 このたび、大阪市立自然史博物館 林 昭次学芸員を中心とした日本とドイツの研究チーム(著者一覧参照)による『謎の絶滅哺乳類』束柱類(そくちゅうるい)の古生態に関する研究論文が、アメリカの Public Library of Science社より刊行されている学術雑誌 PLOS ONE において4月3日午前7時付け(日本時間)で出版されました。 論文タイトルは 『Bone inner structure suggests increasing aquatic adaptations in Desmostylia (Mammalia, Afrotheria) 』 で、日本語訳 は『骨内部組織により明らかになった束柱類(哺乳綱アフリカ獣類)における水生適応の変遷』です。 下記ホ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『大阪市立自然史博物館友の会』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く