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熱海秘宝館 「ネオ秘宝館」の第3エリア「表現力」 日本最後の秘宝館といわれる「熱海秘宝館」は、1980年の開館以来初めて一部リニューアルを実施した。 秘宝館は主に温泉観光地につくられていた、性のアミューズメントパーク。 1972年に日本で初めて等身大の人形を用いた「元祖国際秘宝館伊勢館」が開館。1980年代には各所で隆盛したが、2000年代初頭に閉館が相次いだ。 リニューアルのコンセプトは「エロっていちばん、クリエイティブだ。」で、同館を「アミューズメント・ミュージアム」として再定義。アミューズメント空間と文化施設との融合を目指す。 リニューアルエリアは「ネオ秘宝館」と題し、人魚をモチーフにしたキービジュアルを設定。 第1エリア「創造力」は、ジャスミン(花言葉:官能的)を用いた(株)生活の木によるオリジナルアロマオイル「熱海秘宝館の香り」に包まれ、さまざまなアーティストによる多様な表現を紹
国立科学博物館「ポケモン化石博物館」会場 人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場する、カセキから復元されるポケモンと、実際の化石・古生物を見比べて、古生物学について学ぶ展覧会が東京で始まる。 カセキから復元されるポケモンは、プテラ、ガチゴラス、アノプス、オムナイトなど。それぞれプテラノドン、ティラノサウルス、アノマロカリス、アンモナイトがモチーフになっている。 展覧会ではカセキポケモンの実物大骨格想像模型を展示して古生物の標本と比べるなど、ポケモンの世界の「カセキ博士」とお手伝いの「発掘ピカチュウ」による案内のもと、古生物学について楽しく学んでいく。 「ポケモン化石博物館」は国立科学博物館で2022年3月15日(火)〜6月19日(日)に開催。入館料は一般 1,200円など。事前予約(日時指定)が必要。 展覧会は全国巡回展。北海道と島根県で開催されて、国立科学博物館(東京都)が3館目
東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」 2022年に創立150年を迎える東京国立博物館は、記念事業などを発表した。 東京国立博物館は1872年、旧湯島聖堂の大成殿で開催された博覧会を機に文部省博物館として発足。1900年には東京帝室博物館、1947年に国立博物館、1952年に現在の東京国立博物館と改称された。 創立150年を記念し、2022年10月18日(火)〜12月11日(日)には、特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」を2部構成で開催。 第1部「東京国立博物館の国宝」では、150年の歴史上はじめて、所蔵する国宝89件すべてを展示。 なかでも国宝刀剣19件は、同じ空間で一堂に展示。「国宝刀剣の間」が実現する。 第2部「東京国立博物館の150年」では、日本の博物館の歴史ともいえる東京国立博物館の150年を3期に分け、関連する作品や資料、再現展示、各時代の映像
R18オトナ♥プラネタリウム -古代ギリシャの恋愛博物館- コニカミノルタプラネタリウムは、業界で初めてとなるR18指定のプラネタリウム作品を10月から公開する。 作品は星座を切り口に、今までプラネタリウムでは語られなかったギリシャ神話に秘められた、リアルな恋愛事情に切り込むもの。 広く知られる星座の多くが、ギリシャ神話における全知全能の神・ゼウスの性行動に由来している事からはじまり、少年愛、体位、男性器の大きさや包皮の話までと、幅広い。 タレントのYOUと、バイきんぐ・小峠英二に、作品内容を監修した古代ギリシャ研究家の藤村シシンを交えて、現代とはかなり異なる古代ギリシャの性生活を、軽快なトークで紹介していく。ナレーションは声優の森川智之が務めた。 「R18オトナ♥プラネタリウム -古代ギリシャの恋愛博物館-」は、「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」「コニカミノルタプラネタリウム“満
2021年4月~からの新型コロナウイルス感染拡大の影響で臨時休館になったミュージアム一覧です。 情報がありましたら、お知らせください → [email protected] 東京都 東京国立博物館 4月25日~未定 東京国立近代美術館、国立新美術館、国立映画アーカイヴ 4月25日~5月11日 東京都庭園美術館、東京都江戸東京博物館、江戸東京たてもの園、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京都美術館、東京都渋谷公園通りギャラリー、トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS) 4月25日~5月11日 国立科学博物館、日本科学未来館 4月25日~5月11日 SOMPO美術館、森美術館、根津美術館、アーティゾン美術館、東京オペラシティアートギャラリー、Bunkamura ザ・ミュージアム、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、太田記念美術館、菊池寛実記念 智美術館、山種美術
2019年11月1日(金)、東京・渋谷区の太田記念美術館で「ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち」のプレス向け内覧会が開催された。 洋画家であり、浮世絵コレクターとしても知られる悳俊彦(いさお・としひこ)のコレクションの中から、明治の浮世絵、約220点を紹介する展覧会。 浮世絵といえば江戸時代の文化と思われがちだが、実際には明治時代の終わり、20世紀の初頭まで、浮世絵版画は制作され続けていた。 近年、月岡芳年や小林清親らは「最後の浮世絵師」と称されて、展覧会で紹介される機会も増えてきたが、彼らに続く世代も多くの絵師たちが活躍していたにもかかわらず、これまでそれらの浮世絵が美術館で紹介されることはほとんどなかった。 本展では二代歌川芳宗、右田年英、水野年方、楊洲周延、尾形月耕、山本昇雲、宮川春汀など、本当の最後の浮世絵師たち、総勢37人の作品を紹介する。 「ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者た
東京・文京区のGallery AaMo(ギャラリーアーモ)で「バッドアート美術館展」が開催されている。 米国・ボストンにあるバッドアート美術館(Museum Of Bad Art:MOBA)が所蔵する「酷すぎて目をそらせない」アートを紹介する企画展。 バッドアート美術館は、ボストンの画商がゴミの中からアート作品を拾った事がきっかけ。画商は絵を処分して額縁を売るつもりだったが、画商の友人が気に入り自宅に飾った事から、リサイクルショップやフリーマーケットなどで「バッドアート」を収集。映画館の地下スペースを利用してコレクションを公開したところ、ネット上で話題となり、国際的に注目されるようになった。 バッドアート美術館の選考基準は「れっきとしたアート作品であること」「コンセプト、あるいは制作過程で何かがうまくいっていないこと」「作品が面白く、魅力的であること」の3点。 バッドアート美術館に収蔵され
2018年10月22日(月)、東京・墨田区の江戸東京博物館で企画展「玉(TAMA) ― 古代を彩る至宝 ―」のプレス向け内覧会が開催された。 古くより飾る人々を美しく飾るだけでなく、魂・霊(タマ)に通じる神秘性を見いだし、特別な存在として大切に取り扱われてきた、玉(たま)に焦点を当てた企画展。 古代歴史文化とゆかりの深い14県(埼玉県、石川県、福井県、三重県、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、福岡県、佐賀県、宮崎県)からなる古代歴史文化協議会と共同で開催する。 5章構成で、古代の玉の歴史的意義をわかりやすく展示。歴史に息づく神秘的な玉の変遷が紹介される。 展示されているのは、膨大な数の多彩な玉が使用された古墳時代の国宝 藤ノ木古墳(奈良県)《銀製鍍金空玉(とうきんうつろだま)》や、宇木汲田(うきくんでん)遺跡(佐賀県)《ヒスイ製勾玉》など。 関連イベントとして、古代
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【注意】新型コロナウィルス感染防止にともない、展覧会・イベントは中止になる場合があります。必ず公式サイトでご確認ください。[休館情報はこちら] 2015年にリリースされたPCブラウザゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」(略称:とうらぶ)。著名な刀剣が数多く登場し、ゲーム内に登場する刀剣を展示したミュージアムに若い女性が殺到する異例のブームには、ミュージアム業界も驚かされました。 2015年には「刀剣女子」、2017年には「刀剣乱舞」が流行語大賞にノミネートされ、その勢いは今もとどまるところを知りません。 ここでは「刀剣乱舞-ONLINE-」に実装された刀で、インターネットミュージアムが過去に取材したものをまとめました。(2018年1月25日更新) ※刀剣乱舞:2015年1月にDMMゲームスとニトロプラスが共同制作した、日本刀に宿る付喪神「刀剣男士」を収集・育成して敵を討伐する刀剣育成シュミレ
インターネットミュージアムは姉妹サイト「mucolle/ミュコレ (https://mucolle.jp)」を公開しました。 ミュコレは博物館・美術館などのミュージアム施設で販売されているミュージアムグッズを集めたオンラインショップ。各ミュージアムのオリジナルグッズや人気商品を販売していきます。 ミュコレは、ネット販売を行っていないミュージアムショップでも簡単に商品を出品する事が可能。(株)丹青社が運営している施設に加え、今後、掲載するミュージアムショップと商品ラインナップを順次拡大し、全国のミュージアムショップで取り扱っている魅力的な商品を販売する予定です。 出店・出品のお問い合わせ (株)丹青社 文化空間事業部 プロデュースビジネス統括部 システムプロデュース室 TEL:03-6455-8133 「ミュコレ」お問い合わせフォーム https://mucolle.jp/inquiry/
千葉・佐倉市の国立歴史民俗博物館で、特集展示「見世物大博覧会 現代編」が開催されている。 珍しい生き物や未知の事物などを観覧させるとして、不思議な絵看板と怪しげな口上で人を集めた見世物興行を紹介する企画。 今回は1月~3月に開催されていた「見世物大博覧会」のテーマを引き継ぎ、近現代に特化した。 会場の第4展示室 副室を見世物小屋に見立て、見世物小屋の絵看板をほぼ一手に記した志村静峯の作品で演出。 1990年代半ばまで見世物小屋を開いていた安田興行社の小道具類を展示するほか、安田里美氏による人間ポンプは映像でも紹介する。 特集展示「見世物大博覧会 現代編」は国立歴史民俗博物館 第4展示室で、7月17日(月・祝)まで開催。入館料は一般 420円、高校・大学生 250円、中学生以下は無料。 発信:インターネットミュージアム >「見世物大博覧会 現代編」 詳細ページ
海北友松の名が画壇に出たのは、60代になってから。武門だった海北家の再興を目指していたため、画家としては遅咲きですが、その画業は京都の名だたる寺院をはじめ、天皇や宮家にも及ぶなど華々しく、狩野永徳や長谷川等伯とも並び称される実力者です。 本展では、これまではあまり紹介されなかった50代以前の作品も紹介。さらに、友松が多くの障壁画や屏風絵、掛幅を描いた建仁寺の作品など、代表作が続々と続く贅沢な構成です。 会場入口から 第7章は豪華絢爛。京都・妙心寺に納めた三双の屏風が揃って展示されています。 《花卉図屏風》《寒山拾得・三酸図屏風》《琴棋書画図屏風》で、いずれも金地濃彩。一般的な屏風絵と比べて25cmほど背が高い事もあり、華やかな雰囲気が強調されます。 珍しい資料として《屏風画料請取状(妙心寺宛)》も展示されています。友松から妙心寺に宛てた領収書で、現在の価格だと三双で約236万円。車を買える
印刷技術の進歩にともない、本も雑誌も挿絵がついていたヴィクトリア時代。絵本は表紙がカラー印刷、中は手彩色が定番の中で、全ページカラー刷りのトイ・ブック(簡易なつくりの絵本)を生み出したのがクレインと彫版師のエヴァンズ(後述します)。現代の絵本の基礎とされ、高く評価されています。 4章構成の展覧会ですが、メインといえるのが第1章。トイ・ブックは、ここで紹介されています。 初期の作品は色数も限られていましたが、浮世絵に出会った事で大きく飛躍。力強い輪郭線、鮮やかな色彩、装飾的な構成と、独自の様式を確立していきます。 大きな特徴は、画面全体に及ぶビッチリとした装飾。ざっと140年前に印刷されたとは思えないほどの鮮やかな色彩もあり、強い印象を与えます。 ちなみに聞きなれない「木口木版」は、版木の違い。日本の浮世絵は板目木版でバレンで摺りますが、硬い木口木版はプレス機で印刷します。 1章「クレインの
ミュージアムパーク茨城県自然博物館(茨城県坂東市)の第2展示室「恐竜たちの生活」コーナーがリニューアルされる。 中心となるジオラマ展示は、中生代白亜紀末期(約6800~6600万年前)の北アメリカ大陸のようすを最新の研究成果をもとに再現。 人気の「動く恐竜」は、ティラノサウルスは最近の研究に基づき、こどもは全身に、おとなは背中部分などに羽毛が生えている姿になって復元。トリケラトプスも前足のつき方など、姿勢にこだわって復元された。 植物類もリニューアルされ、以前は木生シダやソテツ類などのシダ・裸子植物が中心の森に復元されていたが、モクレンのなかまなど花を咲かせる被子植物も設置。すでに多様化していた哺乳類も含め、最新情報を盛り込んだ新しい展示となった。 一般公開は3月18日(土)、12時から。 発信:ミュージアムパーク茨城県自然博物館
今回の展示は、昨年展示された短刀「布袋国広」がきっかけ。「山姥切と布袋の二振りを並べて見たい」というアンケートが数多く寄せられた事から企画されました。 日本最古の学校である足利学校があり、古くから文化的に栄えていた足利。フランシスコ・ザビエルは、足利学校を「日本最大の大学」と海外に紹介しています。 この地を6代にわたって治めていたのが、長尾氏です。南北朝時代に上杉氏の有力家臣として活躍しました。3代目の景長は狩野派の祖である狩野正信と姻戚関係にあり、芸術文化にも造詣が深かったと想像できます。 会場風景 刀工の堀川国広は九州出身ですが、天正18(1590)年に足利を訪れ、この地で布袋国広、そして山姥切国広を鍛刀しています。いわばこの二振りは同年生まれの兄弟。作られてから427年、足利の地で悠久の時を超えて再会です。 布袋国広は足利学校で鍛刀されました。刀身には禅宗にゆかりある布袋と、「夢香梅
奈良時代最高の文物を有する正倉院に対し、平安時代最高の工芸品がある春日大社(そのため「平安の正倉院」といわれます)。京都は応仁の乱で、奈良も南都焼討で壊滅的な被害を受けていますが、春日大社だけは難を逃れたため、ここにしかない貴重な宝物が残っています。 2016年には60回目の式年造替(約20年ごとに行われる、社殿の建て替えや修繕)が行われた春日大社。大きな節目に実現した本展を、ここでは展示室ごとにご紹介いたします。 第1展示室は、春日大社のシンボルといえる神鹿にかかわる美術から。奥に進むと、普段の参拝では近づく事ができない国宝・春日大社本殿(第二殿)の再現もあります。 展覧会前期の目玉といえる国宝《金地螺鈿毛抜形太刀》も、第1展示室で紹介。近年の調査で、柄や鍔など金具の多くがメッキではなく純度の高い金で作られている事も分かり、話題になりました。正に平安時代の最高傑作、良く見ると鞘の表裏には
1897(明治30)年に「帝国京都博物館」として開館し、来年は開館120周年を迎える京都国立博物館は、2017年に開催する記念事業を発表した。 春には狩野永徳や長谷川等伯と並び称される桃山画壇の巨匠、海北友松(かいほうゆうしょう:1533~1615)の大回顧展を開催。60年ぶりに米国の美術館から里帰りする「月下渓流図屏風」をはじめ、希少な初期作品や代表作など70余件を展示する。友松は龍の名手として知られ、展覧会では一室に龍だけを集めた展示も計画している。 秋には、京博では1976年以来41年ぶりとなる「国宝」展を開催。円山応挙《雪松図屏風》(東京・三井美術館蔵)、長谷川等伯《松林図屏風》(東京国立博物館蔵)など、東京の美術館が所蔵する作品も含めて、絵画・書籍・彫刻・工芸・考古の各分野から約200件の国宝が一堂に会する。雪舟が描いた国宝6点も全て展示される。 特集陳列は、酉年にちなみ種々の鳥
世界を舞台に活躍する前衛芸術家、草間彌生(1929-)さんの国内における過去最大級の個展が来年開催される事となり、2016年9月28日(水)、都内で記者発表が行われた。 草間さんは1950年代後半に単身ニューヨークに渡って以降、絵画、彫刻、インスタレーション、映像、小説、詩など広範に活動。近年では欧米、中南米、アジア、そして日本など世界各地で大規模な個展を次々と成功させるなど精力的な活動を続けている。 展覧会は第1部「21世紀の草間彌生」、第2部「20世紀の草間彌生」の2部構成。第1部では草間さんが2009年から意欲的に取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」から厳選した約130点を一挙に公開(全作品が日本初公開)。第2部では水玉をモティーフとした作品、ネット・ペインティング、ソフト・スカルプチュア、ミラー・ルームなどを展示。多岐にわたる草間芸術の全貌を、初期から最新作まで総合的に
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家のひとり、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)が晩年に描いた20点の油彩画《スラヴ叙事詩》が、チェコ国外で初めてまとめて公開される事となり、2016年9月7日(水)、都内で記者発表が行われた。 ミュシャは華やかなポスターなどを手がける一方で、故郷のチェコや自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティをテーマにした作品も数多く制作しており、《スラヴ叙事詩》は後者の代表作。1911年から17年間をかけて、およそ縦6メートル、横8メートルに及ぶ巨大なカンヴァスに描かれた。 当時のチェコはオーストリア=ハンガリー帝国の一部であったが、それに抵抗する汎スラヴ主義運動も高まっており、古代から近代に至るスラヴ民族の苦難と栄光の歴史を描いた《スラヴ叙事詩》は、チェコの人々が自信を高め、チェコとスラヴの歴史に注目を集めるために制作された。 展覧会では、華やかな女性
小説・ドラマ・映画などで、現代でも人気があるホラーやサスペンス。「怖いけど見たい」という感覚は、江戸時代の庶民も同じだったようです。幽霊、化け物、血みどろ絵…、そのものずばりの「怖い浮世絵」が揃いました。
大学卒業後に軍医となったシーボルト。バタヴィア(現インドネシア・ジャカルタ)へ旅立ち、後に出島のオランダ商館付の医師として、日本へ派遣されました。 オランダ本国の要請で、西洋医学などの知識と引き換えに日本を調査したシーボルト。日本の女性・其扇(そのぎ・楠本たき)、二人の間に生まれた女児いねとともに出島で暮らし、滞在中にさまざまの資料を収集しました。 第1章「日本に魅せられた男、シーボルト」 シーボルトが初来日した1823(文政6)年は11代将軍家斉の治世。徐々に変化の兆しは現れていたものの、まだ幕府の権威も強く、外国人の行動も制限されていました。 シーボルトは私塾を開設して西洋医学や自然科学を教授。門弟には課題も与え、提出された論文はシーボルトの日本研究にも役に立っています。 最初の来日から帰国する準備中に起こったのが、有名なシーボルト事件です。所持品から、国外に持ち出すことが禁じられてい
2016年7月11日(月)、千葉・佐倉市の国立歴史民俗博物館で「よみがえれ!シーボルトの日本博物館」のプレス向け内覧会が開催された。 ドイツ人の医師・博物学者のフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが収集した日本の資料を紹介する企画。 江戸時代後期、シーボルトは二度にわたって来日。近代的な医学を伝える一方で、日本の自然や生活文化に関わる膨大な資料を収集し、帰国後は日本を紹介する書籍を出版するほか、集めた資料の展示も行っている。 展覧会では残された資料を元に、シーボルトが行った日本展示を再現。「異文化としての日本」をどのように紹介したか、シーボルトの描いた日本像に迫る。 最近になって子孫宅から発見された、「シーボルト事件」で没収された地図の写しも、展覧会で初公開される。 「よみがえれ!シーボルトの日本博物館」は国立歴史民俗博物館で、2016年7月12日(火)~9月4日(日)に開催。観覧料は
2016年6月24日(金)、横浜市の横浜美術館で「メアリー・カサット展」のプレス向け内覧会が開催された。 印象派を代表する米国人女性画家、メアリー・カサット(1844-1926)の油彩画、パステル画、版画などを紹介する企画展。 カサットは21歳でパリに渡り、当初はアカデミズムの画家に師事。ドガのパステル画を見た事をきっかけに印象派展に参加するようになり、独自の画風を確立。特に温かい眼差しで捉えた母子の姿は評価が高く「母子像の画家」と呼ばれた。 カサットの大規展としては35年ぶりの開催となる本展では、カサットの代表作のほか、交流していた画家の作品や、カサットが愛した浮世絵や屏風絵などもあわせ、約100点を紹介する。 「メアリー・カサット展」は横浜美術館で、2016年6月25日(土)~9月11日(日)に開催。観覧料は一般 1,600円、大学生・高校生 1,100円、中学生 600円。前売りはそ
東京・江東区の日本科学未来館でオープン以来の本格的なリニューアルが行われ、2016年4月19日(火)、報道陣に公開された。 日本科学未来館は2001年に開館し、今年で15年目。リニューアルでは地震や異常気象、原発事故など、さまざまなハザードが起こるしくみやその被害を理解できる「100 億人でサバイバル」、50年後の人たちにどんな地球を贈ることができるのか、ゲーム形式でアクティブに体験する「未来逆算思考」など、常設展6カ所に新しい展示を導入。 来館者が増加傾向にある事から、展示場内の動線や見通しの確保などの安全対策も同時に行われた。 ドームシアターでは最新作「9次元からきた男」がスタート。スマートフォン公式アプリ「Miraikanノート」の配信も開始した。 一般公開は2016年4月20日(水)から。 「日本科学未来館リニューアル」の取材レポートはこちら 発信:インターネットミュージアム >日
最初期のコンピュータでチェスのプログラムが作られたように、コンピュータの歴史と歩調をあわせて発展したテレビゲーム。展覧会ではテレビゲームの歴史を一望し、社会的・文化的意味、そして未来について考えていきます。 最初にヒットしたテレビゲームは、1972年の「ポン」(Pong)。左右のラケットを上下させて白い点を打ち合うテニスのようなこのゲームから、新しいメディアとしてテレビゲームの世界が始まりました。 賑やかな会場 本展最大の魅力が、実際にプレイできるゲームが多い事。展示ゲーム135点のうち、133点を楽しむ事ができます。 日本では1978年に社会現象になったスペースインベーダーをはじめ、パックマン(1980)、ゼビウス(1983)、バーチャファイター(1993)などのアーケードゲームは、筐体に入ったかたちで展示。す~ぱ~ぷよぷよ(1993、スーパーファミリーコンピューター)、太鼓の達人 特盛
干支コレクション アワード 2022 虎 2022年は寅年。インターネットミュージアムでは「虎」が入っている館蔵品をサイトでご紹介するとともに、好きな1点にネットで投票していただく「ミュージアム 干支コレクション アワード」を実施します。 投票のルール お一人様、一日一票のみ投票可能です。複数回の投票は行えません。 詳しくは、「ミュージアム 干支コレクション アワード 投票について」をご覧ください。
干支コレクション アワード 2024 龍 インターネットミュージアムの年末恒例企画!日本全国のミュージアムが所蔵している館蔵品(ミュージアム・コレクション)から「龍」が入っている作品をご紹介します。 2023年12月12日(火)~2024年1月25日(木)に行った人気投票の結果、「ミュージアム 干支コレクション アワード 2024 龍」のグランプリには《土人形『豊年大黒』》(日本土人形資料館)が選ばれました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。 《土人形『豊年大黒』》 日本土人形資料館 館からのコメント このたびはグランプリという名誉ある賞を賜り、大変光栄に存じます。 応援・投票いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。 土人形は江戸時代から受け継がれ、日本土人形資料館がある長野県中野市では「土びな」と呼ばれ愛されております。 日本土人形資料館は中野市に伝わる「中野土人形」をはじめ
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