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フェリス女学院大学文学部教授 諸橋 泰樹 各自治体において、男女共同参画に関する条例や基本計画策定に向けての検討が行われています。それに併せて、メディアにおける男女共同参画を考えるための「公的広報のガイドライン」づくりが国や自治体で進められています。広報、とりわけ行政広報になぜ男女共同参画の視点が必要なのかを、ジェンダー(社会的・文化的につくられた性差)とメディアに詳しいフェリス女学院大学教授の諸橋泰樹さんに語っていただきました。 人の性別や「らしさ」を決定づける家庭、学校、情報環境 人間には、二つの性別があるといわれています。一つは、医学的、生物学的、動物学的性別のことで、学術用語で「sex」といいます。もう一つは社会的・文化的性別――「社会的・文化的につくられた性差」ともいわれていますが――これを一般的に、「ジェンダー(gender)」と呼んでいます。1970年代ごろから、性科学や性心
武庫川女子大学言語文化研究所教授 佐竹 秀雄 はじめに 筆者は、月刊『広報』の「広報クリニック」のコーナーで、全国各地の広報紙について用字用語の観点から批評をしている。その際、広報紙の文章中に見られやすい表現上の欠点に、幾つかのパターンがあることを感じてきた。そこで、それらのいわゆる悪文のパターンを分析し、それらがいかにして出現するかについて考察を加えた。以下は、その分析結果の報告要旨である。 データの対象は、1987年4月から1991年3月までの4年間、「広報クリニック」で取り上げた広報紙の記事である。広報紙の数は336紙で、チェックした対象ページ数は約1300ペ ージ。これらについて、「広報クリニック」で言及した事柄から、悪文要素を一つ一つ分解して抜き出し、それらを分類、整理した。その過程で、原文に戻って、どのような状況のもとで、その悪文要素が出現したのかを推察するという方法を採った。
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宗教的な意味合いが強いものでも、「クリスマス」など一般に認知されている行事に関して問題にされることはありません。大安や仏滅も、一般的なカレンダーに広く掲載されています。よって、自治体が製作するカレンダーに記載しても、それをもって「行政が仏教を支持している」といったイメージにとられることはないでしょう。政教分離の原則も、社会通念の範囲であれば問題にしないことになっています。 一方、人権的な観点から六曜の記載は好ましくないという意見があります。例えば、仏滅に結婚式をした、友引に葬式をしたなど、「あの人は縁起の悪い日に○○をした」といった人権の侵害につながるような情報のカレンダーへの記載は好ましくないという考えです。 いずれにしても、最終的な判断は発行元である自治体に委(ゆだ)ねられます。
時刻の表記の仕方を教えてください。例えば「12時」はどのように表記するのが正しいのですか。また、12時間制と24時間制はどちらがいいのでしょうか。 時刻の表記は、原則として「時刻制度」に準拠することになっています。 時刻制度は、1872(明治5)年の旧暦11月9日に太政官達第337号として発令されました。これによると、午前は「零時」から「12時」まで、午後は「1時」から「12時」までとする12時間制になっています。 よって、この達の通りに表記すると、昼の12時は「午前12時」、夜中の12時は「午前零時」または「午後12時」になります。また、達の中では「午後零時」という時間は存在しないことになります。 しかし、「午前12時」「午後12時」が昼を指すのか夜を指すのか分かりにくく、特に「午後12時」は、昼の12時と解釈してしまう可能性があります。 そこで、こうした誤解や混乱を避けるため、「12時
広報広聴の理論や技術、広報担当者に役立つ実務記事などを中心とした我が国で唯一の広報専門誌です。 2024(令和6)年 12月 広がる「やさしい日本語」の活用~ 11月 シティプロモーションの現場から 10月 地方創生の10年と今後の自治体広報 9月 広報の現場から 8月 特選団体に聞く~令和6年全国広報コンクール 7月 広報×LINEで活性化 6月 令和6年 全国広報コンクール 審査評 5月 令和6年 全国広報コンクール 審査結果 4月 広報に欠かせない「表現力」を磨く 3月 自治体でのメタバース活用 2月 「応援消費」の現状と課題 1月 2024年を迎えて 2023(令和5)年 12月 若い世代に向けた広報・コミュニケーション 11月 ウェブアクセシビリティと改正障害者差別解消法の施行 10月 シティプロモーションの新たな視点 9月 広報のリデザイン〜広報紙×デジタル 8月 特選団体に聞
「クダ」の部分を漢字にするか仮名書きにするかは、意味や用法によって使い分ける必要があります。 漢字を使う場合 「飲み物をクダさい」といった実質動詞(「くれ」の尊敬・丁寧表現)の場合は、「下さい」と漢字書きにします。 仮名書きにする場合 「お飲みクダさい」といった補助動詞(何かをお願いするときや、敬意を表す尊敬・丁寧表現)の場合は、「ください」と仮名書きにします。
お問い合わせは下記まで 公益社団法人日本広報協会 事業部 電話 03-5367-1702 ファクシミリ 03-5367-1706
能登半島地震により、亡くなられた方々とご遺族の皆さまに、謹んでお悔やみ申し上げます。 また、被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
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