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優生保護法に関する声明 2024年2月1日 公益社団法人 日本精神神経学会 理事長 三村 將 1948年に成立した優生保護法は、「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」ことを目的とし、当時の優生学・遺伝学の知識の中で遺伝性とされた精神障害・知的障害・神経疾患・身体障害を有する人を、優生手術(強制不妊手術)の対象とし、48年間存続しました。しかし日本精神神経学会(以下、本学会)は、これまで優生法制に対して、政府に送付した「優生保護法に関する意見」(1992年)を除き、公式に意見を表明したことがありませんでした。このたび本学会は、法委員会において、優生保護法下における精神科医療及び精神科医の果たした役割を明らかにし、本学会の将来への示唆を得ることを目的として、数年にわたる調査を行いましたので、ここに報告します。 詳細な調査結果は報告書にありますが、自治体によって違いがあるものの、優生保護
精神神経学雑誌 123巻1号から開始した本連載*では、ICD-10からICD-11への切り替えに備えて、ICD-11の第6章「精神,行動,神経発達の疾患」(Mental, Behavioural or Neurodevelopmental Disorders:MBND)を中心に、精神科医療とかかわりの深い疾患分類の説明,ICD-10からの変更点やDSM-5との相違点,そして病名・用語の和訳などについて解説しています。本webページでは精神神経学雑誌の連載を集約して紹介いたします。 なお、病名・用語の和訳は精神科病名検討連絡会で継続して検討しており、最終的には厚生労働省と総務省の承認を待たないと確定はしません。今後、変更が加わることがあることをご理解ください。 精神科病名検討連絡会座長、ICD-11委員会委員長 神庭 重信 *ICD-11「精神,行動,神経発達の疾患」分類と病名の解説シリーズ
抗うつ薬を服用するとどうなるのか、たくさん種類があるが効果はどう違うのか、抗うつ薬以外にも治療法はあるのかなど、うつ病の治療の中でも「抗うつ薬」にスポットを当ててお伺いしました。(掲載日:2016年7月25日) ①抗うつ薬を服用すると脳でどのような変化が起きるのでしょうか? 脳の中に多数ある神経同士の連絡係の役割をはたす物質は神経伝達物質と呼ばれますが、脳の中にはたくさんの種類の神経伝達物質があります。神経伝達物質の多くはアミノ酸ですが、モノアミンと呼ばれるアミノ酸から合成される物質もあります。モノアミンのうち、ノルアドレナリン、セロトニン、ドパミンは脳全体で働く神経伝達物質です。抗うつ薬はこれらのモノアミンを増やし、その働きを高める作用を持ちます。また、アミノ酸がたくさんつながるとタンパク質になりますが、興味深いことに多くのアミノ酸は体内では作ることができず、食物から摂取されたタンパク質
解離性障害ではどんな病気なのか、どのような治療、対処が有効か、周囲の人はどのようにサポートすれば良いのか、必要なことをお伺いしました。(掲載日:2024年9月19日) ①「解離」とは、どのような現象でしょうか? 「カイリ」という言葉は最近よく耳にするようになっていますが、それを説明することは決して容易ではありません。解離は私たちが特殊な状況で、心や体の状態がスイッチする現象であり、それにより危機を乗り越えることが出来たりします。そこで生じることは実にさまざまで、意識が遠のく、記憶を失う、手足の感覚がなくなる、など、通常の働きが急に抜け落ちるという形をとる場合が多いのですが、時にはどこかから声が聞こえる、自分の口がひとりでにしゃべりだす、手足が勝手に動き出す、など心身がバラバラにふるまうという形を取ることもあります。解離は意図的に制御することは出来ず、突然始まることが多いため、当人も周囲も戸
「社交不安症(社交不安障害)」はどんな病気なのか、単なるあがり症と病気は別なのか、周囲の人はどのようにサポートすればいいのか、お伺いしました。(掲載日:2016年3月5日) ①「社交不安症(社交不安障害)」とはどのような病気でしょうか? 社交不安症(社交不安障害)は、新しい病気で、最近日本でも耳にするようになりました。この病気が成立するには人付き合いが活発な社会の成立が不可欠だからです。昔からあがり症(人前で話すのが苦手)な人はいました。でも、なに不自由なく一生を終えることができました。思い返してください、日本の江戸時代、中世のヨーロッパの農村では、朝から晩まで田畑で過ごし、言葉を交わす相手は家族だけでした。旅行も引っ越しも制限されていたので村の人間は何代も同じ土地に住み、年に1回のお祭りで、村全員の顔を合わせても、知り合いばかりで、緊張やあがることはありませんでした。 それが、産業革命に
パーソナリティ障害とはどんな病気でどのようにして診断されるのか、また、その治療法や対処法、周囲の人からのサポートの方法をお伺いしました。(掲載日:2016年10月13日) ①パーソナリティ障害とはどのような病気ですか? パーソナリティ障害の基本的な特徴は、認知・行動特性の著しい偏りです。従来からその特性は、一般的な特性(平均値)からの違いが著しいもの、言い換えるなら、一般の人々との間に本質的な違いはないけれども、程度の差が特に大きいという性質のものだと理解されています。 従来の定義では、パーソナリティ(性格)とパーソナリティ障害の関係は明確にされていませんでした。その結果、名称からの単純な推測によって、パーソナリティ障害は、「パーソナリティ」の障害だと誤解されることがあり、それを「性格が悪いこと」とか「回復が難しいもの」と見る向きがありました。しかしそれは、決して性格の問題ではありませんし
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精神科の診療を受けている方、これから受診してみようと思われた方への情報コーナーです。治療にお役立てください。 Q. 地域にある医療機関としてはどのようなものがありますか? A. お住まい・職場・学校の近くにある医療機関をお探しの方は、最寄の保健所または、都道府県・市町村ごとにある保健福祉の窓口に、まずはご相談してください。 Q. 大学病院やクリニックなどいろいろな形の精神科がありますが、どこに受診するのが良いでしょうか? A. それぞれの医療機関ごとに特徴があります。ご自身の病状、要望、生活スタイルに合った医療機関を選ぶのが一番です。以下はそれぞれの医療機関の説明です。 ■大学病院の精神科 <特徴> ・精神科医の数が多く、教授をはじめ専門領域に通じた医師が勤務していて、複数の意見が診療に反映され、入念な診断、治療方針を得ることが可能になります。 ・医療保険に算定されていない最新の検査や治療
ADHDとはどのような状態なのか、どのような治療を行うのか、周囲のサポートや本人が注意するべき点などについてお伺いしました。(掲載日:2016年8月24日) ①ADHDとはどのような状態ですか? ADHDはAttention Deficit Hyperactivity Disorderの略語であり、日本語訳は「注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害」あるいは「注意欠如多動症」となります。ADHDは、「うっかりミスが多い」、「忘れ物が多い」、「整理整頓が苦手」などの「不注意」症状と、「じっとしているのが苦手」、「落ち着かない」、「待つのが苦手」などの「多動性・衝動性」症状がみられる神経発達症(「発達障害」とほぼ同じ意味で使われる言葉)の一つと考えられています。 頻度としては、子どもで14人から20人に一人程度にみられると言われています。おとなになるともともとの傾向は変わらないものの、症状の一
1 2016 年 8 月 29 日 相模原市の障害者支援施設における事件とその後の動向に対する見解 公益社団法人 日本精神神経学会 法委員会 2016 年 7 月 26 日、神奈川県相模原市の障害者支援施設において殺傷事件が発生し、19 名の方が亡くなられ、24 名の方が負傷しました。亡くなられた方々とご家族に心から哀悼 の意を表するとともに、負傷された方には一日も早く回復するようお見舞い申し上げます。 今回の事件は、障害者を社会から抹殺する意図をもって周到に計画され実行されたとさ れていること、そして被疑者が事件の 5 ヶ月前に精神保健福祉法第 29 条による措置入院を していたことなど、精神医療に深く関わる学会員に衝撃を与えるとともに重い課題をつき つけるものです。 とりわけ、社会から障害者を排除しようとする思想がなお根深く残るなか、本事件を契 機に精神医療が保安のための道具として強化
薬物依存症とはどんな病気か、薬物依存症の治療にはどのようなものがあるのか、お伺いしました。(掲載日:2015年8月26日) ① 薬物依存症とはどんな病気なのでしょうか? かつて「薬物中毒」という用語が薬物依存症と同義の言葉として用いられた時代がありましたが、いまはその意味では用いられません。理由は、正しくないからです。「中毒」というのは、文字通り「毒(=薬物)が体の中にある状態」を指していますが、この状態は「解毒(毒を体外に出す)」すれば、薬物による心身に対する弊害は消失し、治療はおしまいとなるはずです。 ところが、依存症はそうはいきません。たとえば、薬物をやめていても、かつて薬物よく使用していた場所を訪れたり、一緒に使用していた薬物仲間と出会ったり、あるいは覚せい剤の粉末を溶かすために携行していた500mlのミネラルウォーターのペットボトルを目にしたりするだけで、薬物の欲求が蘇ることが
強迫性障害とはどんな病気か、どのような治療、対処が有効か、周囲の人はどのようにサポートすれば良いか、お伺いしました。(掲載日:2015年4月7日) ①強迫症(強迫性障害)にはどの様な症状があるのでしょうか? 「ドアに鍵をかけたかな?」「ガスの火を消したかな?」と、不安になって家に戻ったということは多くの人が経験していることでしょう。また、ラッキーナンバーなどの縁起にこだわることもよくあることです。しかしその不安やこだわりが度を超しているとすれば、また戸締まりや火の元を何度しつこく確認しても安心できなかったり、4や9など特定の数字にこだわるがあまり、生活に不自由が生じていたりする場合は、強迫症の可能性があります。 一般的な強迫症では、「手が危険なウイルスで汚染されている」などという考えやイメージなどの強迫観念と、強い不安を駆りたてられ、何時間も手洗いを続けたり、肌荒れするほどアルコール消毒を
今回は、明治・大正・昭和(中期まで)時代に精神障害者の心像を描いた作家と作品を概括した。 写真(1)はわが国の近代文学がはじまった明治中期の二葉亭四迷の「浮雲」(1889年、明治22年)で、未完に終わっているが、著者は最後には主人公を発狂させるつもりであったという。 人生や生活を自己告白的に述べる当時の自然主義文学の潮流に反対した反自然主義作家の夏目漱石は自身、神経衰弱を患いながら晩年「行人」(1913年、大正2年)、「こころ」で心を病む主人公の姿を浮き彫りにした。 菊池寛の「屋上の人」(1916年、大正5年)、「順番」は精神病者を主人公とし、その家族の葛藤を描いている。次いで、広津和郎の「神経症時代」(1917年、大正6年)、佐藤春夫の「田園の憂鬱」(1918年、大正7年)がある。 前者は理想と現実の間で憂鬱と虚無に陥ってゆくひ弱な知識人の姿を、後者は都会を離れ、不安、幻想、幻聴に悩む青
双極性障害ではどんな症状があるのか、どのような治療、対処が有効か、回復のため心がけたほうがよいことはあるか、必要なことをお伺いしました。(掲載日:2015年6月4日) ①双極性障害ではどのような症状があるのですか? 双極性障害は、以前、躁うつ病と呼ばれていた通り、躁状態とうつ状態という二つの状態が現れます。躁状態は、気分が高ぶり、自分が偉くなった気がして、眠らなくても平気で、次々とアイデアが湧く一方、何事にも集中できなくなり、お金を使いすぎたり性的逸脱行動に走ったりして、人生に大きな打撃を与える結果となります。同じような状態でも、入院を要する程ではない場合は、軽躁状態と呼ばれます。4日程度気分が高ぶるというだけであれば、誰でもありそうに思えますが、双極性障害の軽躁状態というのは、いつものその人とは全く違う状態になってしまっている、まるで人が変わってしまったようだ、というのがポイントでしょう
不安障害の薬物療法 井上 猛 1980年代までは,ベンゾジアゼピン系薬剤が不安障害の薬物療法の中心であり,抗不安薬の 代名詞であった.しかし,ベンゾジアゼピン系抗不安薬には効果面での限界(特定の不安障害に は有効とはいえない)と副作用(依存性,眠気,記憶障害)の問題があった.1980年代より, 依存性を有さない選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)がほとんどの不安障害亜型に有 効であることが明らかになり,いまや SSRIは抗うつ薬であるとともに抗不安薬であることが明 らかになった.最近の不安障害ガイドラインである WFSBPガイドラインでも,すべての不安 障害亜型で SSRIは第一選択となっているが,SSRIだけですべての不安障害患者の症状が改善 するわけではない.ベンゾジアゼピン系抗不安薬,三環系抗うつ薬なども不安障害の治療に用い られるし,さらに他の保険適応外の薬物療法,精神療
平成14年9月20日 社団法人 日本精神神経学会 精神医療と法に関する委員会 委員長:富田 三樹生 執筆委員:吉岡 隆一(Ⅰ・Ⅱ)、大下 顕(Ⅲ) Ⅰ.再犯予測の問題点(委員会報告要約) Ⅱ.再犯予測論の文献的検討 Ⅲ.英国での精神保健法改正の動き Ⅰ.再犯予測の問題点(委員会報告要約) 一般的背景 北アメリカ(カナダ、アメリカ)を中心にして精神障害者の危険性・リスク評価や再犯予測問題が研究されてきた。その契機となったのは70年代初頭から80年代にかけて、危険性の判断の元に長期収容された精神障害者の追跡研究から、精神科医の危険性予測に関する能力が疑問とされたことにあった。 後続研究が、精神障害者個人に属する不変な「危険性」という概念を多因子に影響され変動する「暴力のリスク」概念に置き換え、保険数理統計的手法を用いることによって、予測の精度は、以前ほど悪くはない、偶然よりはまずまず
日本精神神経学会会員 各位 日本精神神経学会精神科用語検討委員会は、精神科関連15学会・委員会の代表者とで、日本精神神経学会精神科病名検討連絡会を組織し、総計17回にわたり連絡会議を開催し、DSM-5病名・用語翻訳ガイドライン(初版)を作成いたしました。 この過程で、本学会の代議員にアンケートを行い、また一般会員から意見を募集し、それらの結果を検討し議論を重ねました。 無事完成致しました事をご報告いたします。 下記より本文をご覧頂けます。
は じ め に DSM 51) の病名や用語に対してさまざまな訳語 が用いられ混乱が起きることのないように,日本 精神神経学会として,「DSM 5 病名・用語翻訳ガ イドライン」(以下,ガイドライン)を作成するこ とが平成 24 年度理事会で決定された. このため日本精神神経学会精神科用語検討委員 会は,精神科関連 15 学会・委員会の代表者とで, 日本精神神経学会精神科病名検討連絡会(以下, 連絡会)を組織し,関連学会・委員会に,それぞ れが専門とする領域の病名の翻訳案を作成するよ うに依頼した.その際,特定用語をどこまで訳す DSM 5 病名・用語翻訳ガイドライン(初版) 日本精神神経学会 精神科病名検討連絡会 日本精神神経学会精神科用語検討委員会は,精神科関連 15 学会・委員会の代表者とで,日本精 神神経学会精神科病名検討連絡会を組織し,総計 17 回にわたり連絡会議を開催
監修: 日本精神神経学会 前理事長 東北福祉大学大学院精神医学教授 佐藤 光源 はじめに: 呼称変更の経緯 テーマ1: 統合失調症とは何か テーマ2: 旧病名の弊害と新病名「統合失調症」の意義 テーマ3: 精神分裂病から統合失調症へ―疾病モデルと用語の変遷 テーマ4: 病名告知―新しい治療の展開 [テーマ1] 統合失調症とは何か 国立精神・神経精神センター精神保健研究所 成人精神保健部部長 金 吉晴 日本精神神経学会は2002年8月、1937年から使われてきた「精神分裂病」という病名を「統合失調症」に変更することに決めた。それに伴い、厚生労働省は精神保健福祉法に関わる公的文書や診療報酬のレセプト病名に「統合失調症」を使用することを認め、同年8月に各都道府県・政令都市にその旨を通知した。現在、メディアや出版業界など多くの領域で、精神分裂病を統合失調症に変更する作業が進められている。 紹
①うつ病とはどんな病気か、先生は普段の診療で患者さんにどのように説明されていますか? どんな人でも経験したことがある「ゆううつ感」という心理がありますが、それが非常に強くなり、しかも何週間にもわたって長引くような場合、「うつ病」の可能性を考えます。うつ病はいつ誰がかかってもおかしくない、一般的かつ人間的な病気なのです。その症状の多くは、「ゆううつ」「無気力」「いらつき」「食欲低下」「不眠」「体の不調」など、誰でも理解できるようなものなのですが、つらさの程度が半端ではなく、仕事や家事などの社会生活を営みにくくなったり、時にはもう生きていたくないなどと、極端に悲観的な考えに陥ったりするなど、大変に苦しいものです。 このような状態を軽くするために、医療者としてお手伝いをしたいと心から思います。うつ病の治療法はまだ完璧ではないかもしれませんが、多くの医学的、心理学的なノウハウが蓄積されています。そ
性同一性障害に関する委員会からのお知らせ ―性同一性障害に関する診断治療のガイドラインは第4版となりました― 第4版(主な改正点) 性同一性障害に関する診断治療のガイドライン第4版の主な改正点は、思春期前期の性同一性障害の症例に対する身体的治療(ホルモン療法)をガイドラインに含めたことにあります。 主な改正点は以下の通りです。 ① 性ホルモン療法の開始年齢の引き下げ:性ホルモン療法開始可能年齢を条件付で15歳に引き下げる。 18歳未満で開始する場合には相応の慎重さが求められるため、開始を判断する医師の要件、観察期間などについてガイドラインを設定した ② 二次性徴抑制治療をガイドラインに追加することとなった: GnRHa等による二次性徴抑制治療は、Tanner2期以上の二次性徴を起こしており、二次性徴の発来に著しい違和感を有する者に適応を検討する。 二次性徴発来以前には使用しない。 本人
要望書 件名:性同一性障害に対する手術療法の保険適応に関する要望 厚生労働大臣 小宮山 洋子 殿 平成23年11月14日 日本精神神経学会 日本形成外科学会 日本産科婦人科学会 日本泌尿器科学会 要望項目 女性として生活したいと希望するMTF性転換症 (Male to Female Transsexuals:精神は女性、身体は男性)症例に対する、「除睾術」、「陰茎切断」、「造腟術」などの手術を、健康保険の適応とすること。 男性として生活したいと希望するFTM性転換症 (Female to Male Transsexuals:精神は男性、身体は女性)症例に対する「両側乳腺切除術」、「単純子宮全摘術および両側附属器切除術」、陰茎再建の前提となる「尿道延長術および腟閉鎖術」、「陰茎再建術」などの手術を、健康保険の適応とすること。 要望の理由 本邦における性同一性障害に対する公的な
東日本大震災被災地における調査・研究に関する緊急声明文 この度の東日本大震災によって被災されました皆様に、お見舞いを申し上げ ますとともに、亡くなられた方々へのご冥福を心よりお祈り申し上げます。 被災地の皆様は大変な思いを持ちながら、復興に向けて懸命のご努力をされ ていることと存じます。日本精神神経学会と致しましても、「災害対策本部」を 発足させ、被災地の精神医療支援に必要な情報を収集し、精神医療関連諸団体 から派遣される「精神医療支援チーム」の後方支援活動を実施しております。 「精神医療支援チーム」は、被災者の方々が現在、どの様な心身の状態でお られるかを確認し、心身の健康を保つための方策と、心の健康が既に損なわれ ていると判断された方々には適切な治療方法を、各被災者の方々の実情にあわ せて提供するお手伝いをしております。 一方、「心の状態に関する調査・研究」といった形で、精神的に傷つ
この度の東北地方太平洋沖地震の被害につきまして、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。 この度の地震等に伴い、「第107回日本精神神経学会学術総会」の開催につきましては、下記の通り延期いたします。 ただし、5月21日(土)午前「東北関東大震災に対する緊急支援対策ワークショップ」、午後「通常総会(総会議事)」を開催する予定です。 後日、ホームページ、学会誌等で詳細なお知らせいたします。 平成23年3月31日
平成20年8月1日より、当学会ホームページリニューアルに伴い会員サイトへのログイン「ID」・「パスワード」が変更されました。 詳しくはこちらをご覧ください。>>
2024年12月20日New 会員向け Fellowship Award(日本人)の追加募集を開始しました。 2024年12月17日New 講習会 第22回 児童精神科医療研修会 開催のお知らせ 2024年12月17日New 会員向け 薬剤の供給状況について(薬事委員会からのお知らせ) 2024年12月17日New 会員向け 「公的医療機関等の求人情報」掲載について 2024年11月29日New 見解・声明 ドナネマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドラインについて 2024年11月7日 講習会 第7回親子・学校・女性に関する委員会主催研修会~開催のお知らせ 2024年11月6日 講習会 第12回反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)講習会 開催について 2024年10月31日 «重要» 研修施設 研修施設認定審査 <更新>申請の受付について 2024年10月24日 講習会 第37回「精神科
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