サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
今年の「#文学」
www.japan-journals.co.uk
独身男性は既婚者に比べ、「早死に」する確率が高いことが、この度の調査で明らかになった。調査によると、19歳から44歳の間に独身だった男性は、50歳までに死ぬ確率が既婚者のそれと比べて58%も高いという結果が出たという。 米国の男女67,000人を対象に、1989年から1997年の間に実施されたこの調査では、「独身者は『無茶』をしやすいから」という一般論だけでは計りきれない結果が出ているとされる。例えば、独身者の喫煙率は既婚者にくらべ、ほんのわずかに高いだけであり、飲酒の習慣に至ってはむしろ既婚者のほうに常習者が多く見られるという。 さらに、パートナーに先立たれた人は40%、「早死に」する傾向が高く、離婚や別居後に独身でいる人も、「早死に」率が27%高いという結果も出ていることから、孤独感や不安感からくるストレスが大きく関わっているとの見方もあると報告されている。 この調査結果が
自分の体に切り付けたらリ、薬物を乱用したりといった自傷行為をしたことがあると認めるのは、10代の女子では英国内で全体の11%にものぼり、自傷行為が予想以上に蔓延している実状が調査の結果明らかになった。 オックスフォード大学とバース大学の研究者チームが、オックスフォードシャー、ノーサンプトンシャー、バーミンガムの41校から、15〜16歳の生徒ら6,000人を対象に、自傷行為や自殺願望に関する調査を実施。その結果、過去1年間で自分を傷つけるような行為をしたというのは、女子では11%、男子では3%となり、予想より8倍も多いことが分かったという。 このような行為をする理由として最も多かったのは、「現在の悲惨な精神状態から逃れるため」、「自分を罰するため」、「死にたいと思ったため」であるとされ、一般的によく考えられているような、周囲からの注目を集めたり、周囲を脅したりするための手段といった理
8/7 ソファやクッションの心地よさにあらず!――食事の後に眠くなる原因が解明される 英国では日曜日の伝統的なメニューとされるサンデー・ローストなどのご馳走を食べた後に眠くなる本当の原因について、実は脳内で分泌されるタンパク質がその秘密を握っているという研究結果が報告された。 ロースト料理を家族で囲むサンデー・ランチの後で、必ずといっていいほど目蓋が重くなるのはこれまで、座っている肘掛け椅子やクッションが心地よくて眠気を誘うため、または消化を助けるために飲むビールが原因など、様々な憶測がなされてきた。 しかし、このほどマンチェスター大学の研究チームがマウスを用いて行った実験によると、ご馳走の後の眠気は、脳の覚醒を促す神経細胞が、摂取した食物内のグルコースによって、その機能を妨害されるためであることが明らかになったという。 人間の体内には、体がエネルギー(食事)を必要とする際に脳
英国内で自閉症スペクトラム障害(※)と疑われる子供は、100人中1人にのぼっていることが明らかになり、1990年代に1万人に5人と推測された割合をはるかに上回っていることが明らかになった。 14日刊行の医学専門誌「The Lancet」に掲載された研究報告では、9〜10歳の子供5万7,000万人を対象に、自閉症スペクトラム障害(以下、ASD)の割合を調査したところ、すでにASDと診断された子供は255人、その可能性が疑われる子供は1,515人にのぼったという。 同調査ではさらに、引きこもりがちで他人とのコミュニケーションを避けたがる典型的な自閉症の割合は1万人中39人、その他の症状がみられるASD患者の割合は1万人中77人となり、自閉症関連の発達障害をもつ子供の割合は、全体として1万中116人とされたという。 ロンドンのガイズ&セント・トーマス病院のジリアン・ベアード教授は、自
泣く子をすぐに抱き上げるか、それともしばらく放っておくかは、よく知られた親のジレンマだが、泣く子を放っておいても子供はますます泣くだけで、しかもこのような赤ん坊の泣き癖は少なくとも生後3ヵ月まで続くため、抱き癖がつくと心配して子供を放っておくのは結局、あまり意味がないという調査結果が発表された。 科学雑誌「New Scientist」の最新号に掲載された研究報告によると、ロンドン大学教育学部のイアン・セント・ジェームズ・ロバーツ教授率いる研究チームが、子供が泣くのと抱っこの時間との関連について、子供の親に日記や録音テープで子供の泣く記録をとるよう依頼したほか、子供の食事や睡眠習慣についてのアンケートを実施。これらの親は、ロンドンの親、コペンハーゲンの親、またデンマーク、アメリカ、英国の親が混じった3つのグループに分けられた。 国が混じったグループの親は、赤ん坊は生まれた時から常に身
使っている具やパンがまったく同じでも、四角より三角に切ったサンドイッチの方をおいしいと感じることが、今回行なわれた調査で科学的に証明されたことが伝えられた。 消費心理学を専門とするデヴィッド・ルイス教授率いる研究チームが、成人30人を対象に行なった調査では、四角と三角に切ったサンドイッチを自由に選んで食べてもらったところ、三角のサンドイッチが全部なくなる頃、四角のサンドイッチはまだ4分の1が残っていたとされ、また、四角のサンドイッチを好む人は、具沢山の肉入りが好きな北部出身の男性に多く、三角のサンドイッチは南部で好まれていることが分かったという。 ルイス教授は、このような差は食べ物の風味をどう感じるかによって起こると説明。人間の舌には基本的な5つの味を感知する機能しかなく、風味を感じるのは主に臭覚であることが、三角サンドイッチの方をおいしいと感じさせる鍵とし、三角のサンドイッチは1
公共の場で恋人同士が長々とキスをする姿に、眉をひそめる人も少なくない中、このような長いキスは体内の抗アレルギー物質の分泌を抑えることから、花粉症の症状緩和に有効とみる研究結果が発表された。 心身症研究の専門誌「the Journal of Psychosomatic Research」に掲載された研究報告によると、花粉症の男女ボランティア24名を対象に、ライオン・キングの「Can You Feel The Love Tonight?」や映画「タイタニック」のテーマ曲「My Heart Will Go On」などのソフトな音楽を聴きながら、それぞれのパートナーと30分間にわたるキスをしてもらい、その前後において血液を採取し、花粉症などのアレルギー反応を引き起こす原因となる化学物質ヒスタミンの血中含有レベルを調査。同ボランティアたちには続いて、キスをせずに抱き合ってもらい、同じように前
挙式直前に指輪を家に置き忘れたことに気がつくというのは、結婚を控えたカップルの悪夢ともいえるが、この悪夢が現実のものになった時、たまたま駿足の持ち主であった担当牧師が走って指輪を取りに行き、花嫁の到着前に教会に戻って無事に式を執り行い、このカップルは招待客の前で大恥をかくという窮地から救われたことが伝えられた。 コーンウォールのニューキーにある聖コロンバ・マイナー教会で、花婿クリス・スミスさんと花嫁ルーシー・リッドさんの式が執り行われようとしていた矢先、ベストマン(結婚指輪を預かる花婿のサポート役)の妻ポーラさんは、夫が忘れるからとして自分が預かった大切な結婚指輪を、花嫁の母親宅に置き忘れたことに気がついたという。 挙式を10分後に控え、慌てふためく花婿一同の様子に気づいたのは、同教会のクリス・マクイレン=ライト牧師(35)。事情を知った牧師は花婿らに「大丈夫。私に任せなさい」とだ
右利きが大多数を占める中、左利きは何かと損というイメージが大きいが、今回明らかにされた研究結果によると、左利きの男性が得る時給額は右利きよりも5%多く、年間で1,112ポンド35ペンス(約22万2,470円)、生涯で5万2,000ポンド(約1,040万円)もの差をつけていることが伝えられた。 これは「The Institute of Fiscal(財政) Studies」の専門家が、30代の男女約1万8,000人を対象に行なった調査の結果明らかになったもの。ただし、左利きの収入が多いのは男性にのみあてはまり、女性では逆に、左利きは右利きより4%収入が少なかったという。 左利きの男性が右利きよりも高収入である理由はまだ詳しく分かっていないものの、左利きの人は右脳と左脳の間の情報をやりとりする、脳梁と呼ばれる器官が比較的大きいことや、左利きの男性は右利きの男性よりも創造性があること(女
難しい選択を迫られ、何時間もそれぞれの長短をめぐって悩む人は少なくないが、何かを選ぶ時にこのように深く考え込んでしまう人に限って、誤った判断を下しやすく、逆に選択にあまり時間をかけない人ほど、最終的には満足した結果を得られるという、調査結果が発表された。 科学雑誌「Science」に掲載された研究では、心理学者グループがボランティアを対象に、車を購入するという状況を設定して実験を実施。この実験では、ボランティアに4台の車から1台を選んでもらうことを前提に、それぞれの車に関する多くの情報を提供したが、1台は他の車よりもはるかによいものであったという。ボランティアのうち半数は、熟考する時間をたっぷりと与えられ、その一方で残りの半数はパズルを解きながら、どの車がよいか、あまり考える時間を与えられなかったとされる。 その結果、熟考したグループは損をしやすく、また、考える時間をパズルで妨害さ
テープなどに録音された自分の声が、自分の声ではないように聞こえるという経験は誰にでもあることだが、このような録音された自分の声への違和感だけでなく、自分の叫び声などが120デシベルという、約457メートル離れたジェットエンジンの音にも匹敵する音量に達しながらも聴覚障害を引き起こさない理由に関する新説が、26日発行の科学雑誌「Science」に掲載された。 ケンブリッジ大学のジェームズ・プレット博士とバーソルド・ヘドウィッグ博士は、自分自身の発する大音響に耳が影響を受けないのは、自分の発する音量を調節して聴くための神経系列が備わっているためと仮定。これを証明するために、コオロギを使った実験を行ったとされる。 コオロギを選んだ理由としては、脳の神経構造が単純であること、また、長時間鳴き続けるコオロギの、足にある耳がその大音量にどう対処しているかを調べるには格好の生き物であるためという。
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Internet JOURNEY』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く