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「ツブのアブラを食べると酔う」とよく言われます。アブラと言っても、脂肪のように見えるだけで、実は唾液腺(だえきせん)のことです。通称「ツブ」と呼ばれる巻貝数種は、この唾液腺の部分に人の神経を麻痺させる「テトラミン」という物質を含むため、酒酔いのような症状を起こすことがあります。この食中毒は、主な産地である北海道をはじめとし、各地で報告されています。 唾液腺を除去しないで食べると、食後30~60分ほどで 視力低下、めまい、物が二重に見えるなど、お酒に酔った時のような中毒症状が現れます。他に、吐き気、嘔吐、下痢、羞明(しゅうめい・まぶしがり症)などの症状を生じることがありますが、通常、2~5時間程度で回復します。今までに死亡例はありませんが、基礎疾患を有する場合、重症化しないとも限らないので、注意が必要です。
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