この用法は日本語の「たち」と基本的に同じであるため、分かりやすいですね。 2. 生き物以外にも付く-들-들は生き物を表す名詞に付きやすいですが、生き物以外の名詞にも付く点が日本語の「たち」と異なります。例を見てみましょう。 生き物以外の名詞に付く場合、上に挙げた책(本)や가방(かばん)のような具体的なものを表す名詞に付くことが多いですが、他にも사건들(〈複数の〉事件)、추억들(〈複数の〉思い出)、시간들(時間〈の集まり〉)のようにさまざまな名詞に付きます。 3. 異なるものが混ざった集団には使えない-들-들と「たち」の用法で注意しなければならないのが、日本語の「たち」が異なるものが混ざった集団にも使えるのに対して、-들は同じ種類のものが複数ある場合にのみ使えるという点です。 具体的に次のような状況を想定して考えてみましょう。 友達のご両親とも親しく、直接連絡を取る仲だとします。ご両親のうち