サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Switch 2
www.ccs.tsukuba.ac.jp
2022年12月22日 国立大学法人 筑波大学 概要 筑波大学計算科学研究センターは、新たなスーパコンピュータPegasus(ペガサス)の試験稼働の開始を発表しました。演算性能、メモリ帯域幅注1)、メモリサイズを大きく向上させ、計算科学のみならずビッグデータ解析、超大規模AI分野を強力に推進します。 Pegasusに搭載される演算加速装置(GPU)は、倍精度浮動小数点演算注2)における理論ピーク性能が51 TFlops注3)(従来よりも2.7倍高速)であり、CPU(中央演算処理装置)と高帯域幅のPCIe Gen5注4)により世界で初めて接続されます。DDR5メモリ注5)(従来よりも約2倍高速)、不揮発性メモリ注6)を搭載し、大容量メモリまたは超高速ストレージとしての利用が可能です。また、ネットワークについても最新の400Gbpsネットワークプラットフォームを利用します。 Pegasusは1
フェーン現象は、風が山を越える際に、暖かくて乾燥した下降気流となり、ふもとの気温が上昇する 気象現象で、中学や高校でも学ぶものです。フェーン現象の発生メカニズムは、気象条件などに応じて 「熱力学メカニズム」と「力学メカニズム」の2つに大別され、一般によく知られているのは熱力学メ カニズムです。 本研究では、フェーン現象発生地域として世界的にも有名な北陸地方において、過去 15 年間に発生 したフェーン現象 198 事例を対象に、気象モデルとスーパーコンピュータを用いて、そのメカニズム を解析しました。その結果、日本のフェーン現象は、熱力学メカニズムではなく、主に力学メカニズム で生じていることを明らかにしました。また、純粋な熱力学メカニズムによる現象は、実はほとんど発 生していないことが示唆されました。 今回の解析によると、対象としたフェーン現象の 80%以上は力学メカニズムで発生しており
計算科学研究センター〒305-8577 茨城県つくば市天王台1-1-1 TEL 029-853-6487(センター事務室) © 2016 Center for Computational Sciences, University of Tsukuba.
概要 筑波大学計算科学研究センターは、全国共同利用施設として、一般公募による「学際共同利用プログラム」※1を実施しています。平成25年度に、茨城県立並木中等教育学校4年次(高校1年)の杉﨑行優(すぎざき・ゆきまさ)君の申請が採択されました。杉﨑君は筑波大学計算科学研究センターの朴泰祐教授と共同研究を進めた結果、スーパーコンピュータ「T2K-Tsukuba」※2を使った並列計算により、5×5の魔方陣の全ての解を求めることに成功しました。 魔方陣とは、正方形のマス目に、縦・横・斜めの合計が同じになるよう数字を置いたものです。5×5の魔方陣の全解は2億7530万5224通りあることがすでにわかっています。杉﨑君は「枝刈り法」を改良した求解アルゴリズムを考案し、スパコンに並列計算させるためのプログラムを開発しました。朴教授は、並列データの収集や並列化に関する詳細なアドバイスを行いました。並列計算
プレスリリース 次世代超省エネメモリの動作機構を電子レベルで解明 -抵抗変化型メモリ設計指針を計算科学によって構築- 2012年12月3日 国立大学法人筑波大学 印刷用PDF [535KB] 概要 筑波大学計算科学研究センターの神谷克政助教、数理物質科学研究科・博士課程後期2年の梁文榮氏、白石賢二教授を中心とする研究グループは、次世代超省エネメモリの最有力候補である抵抗変化型メモリ(ReRAM)の動作機構を電子レベルで解明しました。ReRAMは、省エネルギー化社会実現の決め手となる待機電力ゼロのコンピュータ等の開発において、最も重要なメモリ素子と考えられています。ところが、これまで「ReRAMがなぜ動くのか」という物理的な視点から動作機構が解明されていなかったことが、超省エネメモリの開発上の大きな問題になっていました。今回、ReRAMの動作機構を電子レベルで解明したことで、ReRA
プレスリリース スーパーコンピュータ「京」による世界最大規模のダークマターシミュレーションに成功 -ゴードン・ベル賞ファイナリストにノミネート 2012年11月9日 国立大学法人筑波大学 独立行政法人理化学研究所 国立大学法人東京工業大学 印刷用PDF[381KB] 概要 筑波大学計算科学研究センターの石山智明研究員を中心とする研究グループは、理化学研究所のスーパーコンピュータ「京」*1を用いて、約2兆個のダークマター粒子の重力進化の計算に成功しました。1兆粒子を超す規模のダークマターシミュレーションは世界最大であり、専用のアプリケーションを開発した上で「京」全体の約98%を使用し、実効性能5.67ペタフロップス(1秒間に0.567京回計算)を達成しました。 宇宙には、普段われわれが目にする物質のほかに、質量にして5倍ほどのダークマターが存在します。ダークマターの重力進化を解明すること
プレスリリース 平成24年2月1日 筑波大学 印刷用PDF [205KB] ポイント 筑波大学計算科学研究センターは、最先端の超並列演算加速器クラスタ型スーパーコンピュータ、密結合並列演算加速機構実証システム「HA-PACS」(Highly Accelerated Parallel Advanced system for Computational Sciences)を平成24年2月1日より稼働開始しました。HA-PACSは、宇宙・素粒子・生命などの研究をけん引する目的で、平成23年度より導入を進めてきました。本システムにより、今後のエクサ*1スケールへの展開を視野に入れたアプリケーション開発と、計算科学による成果獲得を目指します。 HA-PACSは、各計算ノードに高性能の演算加速装置を搭載し、コンパクトながら極めて高い演算性能を実現します。2基のCPUと4基のGPU*2を搭載した計算ノ
トップページ > シンポジウム・研究会 > ワークショップ > 理研BNL研究センターと共同で格子ゲージ理論ワークショップを開催します(2015年3月12日、13日) 2015年3月12日~13日に、理研BNL研究センターと共同で格子ゲージ理論ワークショップを開催します。 詳細は、CCS-BNLワークショップページをご覧下さい。 http://www2.ccs.tsukuba.ac.jp/people/yamazaki/CCS-BNL-LGT2015/ Date: March 12-13, 2015 Location: Workshop room, 1st Floor, Center for Computational Sciences, University of Tsukuba Local Organizing Committee Takeshi Yamazaki (Universit
マルチコア・メニーコアプロセッサ向けの 固有値計算アルゴリズム 2011年 2月 8日 研究会「アルゴリズムによる計算科学の融合と発展」 計算科学研究機構 神戸大学大学院システム情報学研究科 計算科学専攻 山本 有作 はじめに: 本研究で扱う問題 • 実対称密行列の固有値分解 A = QΛQT – A: n×n 実対称密行列,Λ: 対角行列,Q: 直交行列 – 応用分野 • 量子化学 • 統計計算 • 非対称密行列の固有値分解 A = XΛX–1 – A: n×n 非対称密行列,Λ: 対角行列,X: 正則行列 – 応用分野 • 電子線回折 • 構造計算 – 超大規模疎行列を中規模密行列に縮約してモード解析 (1/48) 本研究の目的 • マルチコア/メニーコアプロセッサ上で高性能を達 成できる密行列向け固有値ソルバの開発 • 背景 – 問題の大規模化 – マルチコア/メニーコア
筑波大,東京大,京都大の三会場はテレビ会議システムにより接続されます. HPCサマーセミナーに筑波会場で参加をご希望の方は 参加申込 をお願いします. 筑波大学大学院共通科目「計算科学のための高性能並列計算技術」の受講者は,TWINS での履修登録だけでなく,本ページでの参加申込も必ず行って下さい. 会場の都合により,参加定員を超えた場合,参加申込を早期に締め切らせて頂く場合があります. なお,筑波会場におけるセミナーの模様はRealVideoにより配信される予定です. こちらの方もご活用ください. 【 配信映像】 開催主旨 計算科学を支える大規模シミュレーション,超高速数値処理のためのスーパーコンピュータの主力プラットフォームはクラスタ型の並列計算機となってきました.ところが,大規模なクラスタ型並列計算機は,高い理論ピーク性能を示す一方で,実際のアプリケーションを高速に実行することは
筑波大,東京大,京都大の三会場はテレビ会議システムにより接続されます. HPCサマーセミナーに筑波会場で参加をご希望の方は参加申込をお願いします. 筑波大学大学院共通科目「計算科学のための高性能並列計算技術」の受講者はそちらで登録ください. 会場の都合により, 参加定員を超えた場合,参加申込を早期に締め切らせて頂く場合があります. なお,筑波会場におけるセミナーの模様はRealVideoにより配信される予定です. こちらの方もご活用ください. 開催主旨 計算科学を支える大規模シミュレーション,超高速数値処理のためのスーパーコンピュータの主力プラットフォームはクラスタ型の並列計算機となってきました.ところが,大規模なクラスタ型並列計算機は,高い理論ピーク性能を示す一方で,実際のアプリケーションを高速に実行することは容易なことではありません. 本HPCサマーセミナーはそのようなクラスタ型並列計
本講義の受講者は7月25日(金)までに,TWINSで履修申請してください. 講義概要 計算科学を支える大規模シミュレーション,超高速数値処理のためのスーパーコンピュータの主力プラットフォームはクラスタ型の並列計算機となってきました.ところが,大規模なクラスタ型並列計算機は,高い理論ピーク性能を示す一方で,実際のアプリケーションを高速に実行することは容易なことではありません. 本講義はそのようなクラスタ型並列計算機の高い性能を十二分に活用するために必要な知識,プログラミングを学びます. 講義日程
The Once and Future Andromeda Stream アンドロメダの涙、その真実 森正夫 筑波大学計算科学研究センター Rich, Michael カリフォルニア大学ロサンゼルス校 物理・天文学教室 arXiv:0711.4589 著者紹介 森正夫(もり まさお) 所属・現職:筑波大学計算科学研究センター 准教授。 兵庫県神戸市出身。 1985年 3月 兵庫県立兵庫高等学校卒業 1991年 3月 立命館大学理工学部数学物理学科物理学専攻卒業 1997年 3月 名古屋大学大学院理学研究科宇宙理学専攻博士後期課程修了 博士(理学)の学位取得 日本学術振興会特別研究員、マックス・プランク天文学研究所研究員(ハイデルベルグ) 筑波大学計算物理学研究センターCOE研究員を経て、 2001年専修大学講師、2003年-2007年度まで同大学助教授。 20
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『筑波大学 計算科学研究センター Center for Computational Sciences』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く