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大そうじへの備え
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NHK『ニュースウオッチ9』新型コロナワクチン接種後に亡くなった人の遺族を巡る放送についての意見 2023年12月5日 放送局:NHK NHKは2023年5月、『ニュースウオッチ9』の中で「新型コロナ5類移行から1週間・戻りつつある日常 それぞれの思い」という1分5秒のVTRを放送した。3人の遺族のインタビューが含まれており、そこには「父を亡くした〇〇さん」などのテロップがつけられていた。前後の脈絡などから3人は、家族が新型コロナウイルスに感染して亡くなった遺族であると受け取るのが自然な映像だった。しかし実際には、3人は、ワクチン接種後に亡くなった人の遺族であった。 委員会は、ワクチン接種による被害を訴える遺族を、新型コロナウイルス感染によって亡くなった人の遺族と誤認させるような放送が、なぜ、どのようにしてなされたのか検証する必要があるとして、同年6月の委員会で審議入りを決めた。関係者のヒ
第253回-2023年1月 視聴者からの意見について…など 2023年1月24日、第253回青少年委員会を千代田放送会館会議室で開催し、榊原洋一委員長をはじめ8人の委員全員が出席しました。 委員会ではまず、2022年12月後半から1月前半までの1カ月の間に寄せられた視聴者意見について報告がありました。なかには、連続アニメ番組の終盤のシーンについて、「主人公の乗った戦闘ロボットの巨大な手で敵の人間を押しつぶす描写があり、不適切と考える」「小学生の子どもと見ていたが、あまりにショッキングなシーンに言葉を失った」などがありました。 1月の中高生モニターリポートのテーマは「年末年始に見たスペシャル番組について」でした。モニターからは大晦日の大型音楽特番について、「例年に比べ若者向けの曲が増えたように感じました。私や妹はそれがとても嬉しかったのですが、その一方で父や母は知らない曲ばかりになっていると
国葬についての情報番組コメンテーターの発言、元首相へのデジタル献花と統一教会の関係についての報道番組の伝え方、ドラマでの残酷な"拷問"の描写などに多くの意見が寄せられました。 2022年10月にBPOに寄せられた意見は2,029件で、先月から162件増加しました。 意見のアクセス方法の割合は、メール82%、電話16%、郵便1%、FAX1%。 男女別は男性45%、女性17%で、世代別では40歳代27%、30歳代22%、50歳代20%、60歳以上16%、20歳代10%、10歳代1%。 視聴者の意見や苦情のうち、特定の番組や放送事業者に対するものは各事業者に送付、10月の送付件数は988件、43事業者でした。 また、それ以外の放送全般への意見の中から19件を選び、その抜粋をNHKと日本民間放送連盟の全ての会員社に送りました。 意見概要 番組全般にわたる意見 9月に引き続いて、元首相の国葬について
N NH HK K B BS S1 1 東 東京 京五 五輪 輪に に関 関す する るド ドキ キュ ュメ メン ンタ タリ リー ー番 番組 組へ への の意 意見 見 放 放 送 送 倫 倫 理 理 検 検 証 証 委 委 員 員 会 会 委 員 長 小町谷育子 委員長代行 岸本 葉子 委員長代行 高田 昌幸 委 員 井桁 大介 委 員 大石 裕 委 員 大村 恵実 委 員 長嶋 甲兵 委 員 西土彰一郎 委 員 米倉 律 放 放送 送倫 倫理 理・ ・番 番組 組向 向上 上機 機構 構〔 〔B BP PO O〕 〕 2022年9月9日 放送倫理検証委員会決定 第43号 *本意見書は2022年2月から8月までの放送倫理検証委員会での審議をもと に作成されたものです。巻美矢紀委員は、任期満了につき3月末をもって退任 しました。 目 目 次 次 Ⅰ Ⅰ は はじ じめ めに に ···
NHK BS1 東京五輪に関するドキュメンタリー番組への意見 2022年9月9日 放送局:NHK NHKは2021年12月26日に放送したBS1スペシャル『河瀨直美が見つめた東京五輪』後編の字幕の一部に不確かな内容があったとして、2022年1月9日、番組と局のホームページで公表し謝罪した。番組は、東京五輪の公式映画監督である河瀨直美さんと映画製作チームに密着取材したもの。男性を取材した場面で「五輪反対デモに参加しているという男性」「実はお金をもらって動員されていると打ち明けた」という字幕を付けて伝えた。放送後、視聴者から字幕の内容が事実であるかの問い合わせが相次ぎ、NHKが男性に確認したところ、実際に五輪反対デモに参加していた事実を確認できず、字幕の内容が不確かだったことがわかったという。 委員会は、取材、編集、考査、調査の各段階で問題があるのではないかといった厳しい意見が相次ぎ、放送倫理
BPO放送倫理検証委員会は、毎日放送が2022年元日に放送した2時間のトークバラエティー番組『東野&吉田のほっとけない人』(以下「本番組」という)に、政治的公平性を問題視する意見が視聴者から多数BPOに寄せられたことから、本番組について4回にわたり議論をしてきた。 本番組では、司会のお笑いタレント2人が、3組のゲストとの間で順繰りにトークを行うという構成が取られていた。冒頭のゲスト1組が、松井一郎大阪市長、吉村洋文大阪府知事、弁護士でコメンテーターの橋下徹氏の3人だった。松井氏には日本維新の会代表、吉村氏には同副代表との肩書が付され、そこに日本維新の会前代表である橋下氏が加わることにより、同一政党の関係者が一堂に会した形となった。松井氏と橋下氏が吉村氏を挟んで並び、ボケとツッコミのような巧みな話術により笑いを取りながら、先の衆議院選における維新の躍進、文通費(文書通信交通滞在費)問題、将来
PDFファイルはこちら 2022年4月15日 放送と青少年に関する委員会 青少年委員会の視点 インターネットの普及によるメディアの多様化の中で、従来のテレビやラジオなどの公共性が高い放送の相対的な位置が低下してきていると言われているが、依然として放送は、国民の誰もが視聴できるという特性を有するがゆえに、老若男女を問わず国民の生活に大きく関わっている。こうした放送の幅広い公共性がBPOの存立の基礎にあることは、BPOの創立以来不変の事実である。 単に青少年向けに作られた番組だけではなく、大人向けに制作された番組も、録画や「テレビ、ラジオ以外のメディア」によって、青少年の誰もがいつでもどこでも番組を視聴することが可能になった。青少年委員会は、BPOに統合前の当委員会の時代から、青少年向けの番組のみならず全ての番組について、それらが成長と発達の過程にある青少年の人間観、価値観、さらには社会情動性
日本テレビ『スッキリ』 アイヌ民族差別発言に関する意見 放 送 倫 理 検 証 委 員 会 委 員 長 小町谷育子 委員長代行 岸本 葉子 委員長代行 升味佐江子 委 員 井桁 大介 委 員 大石 裕 委 員 高田 昌幸 委 員 長嶋 甲兵 委 員 西土彰一郎 委 員 巻 美矢紀 委 員 米倉 律 放送倫理・番組向上機構〔BPO〕 2021年7月21日 放送倫理検証委員会決定 第41号 目 次 Ⅰ はじめに ························································· 1 Ⅱ 審議の対象とした番組 ··············································· 2 Ⅲ 委員会の調査 ······················································· 3 1 『ス
日本テレビ『スッキリ』アイヌ民族差別発言に関する意見 2021年7月21日 放送局:日本テレビ 日本テレビは3月12日に放送した情報番組『スッキリ』のコーナー『週末オススメHuluッス』で、アイヌ民族の女性を描いたドキュメンタリー作品を紹介した際、出演したタレントが「この作品とかけまして、動物を見つけた時ととく。その心は、あ、犬」という謎かけのコメントをした。放送後、日本テレビには視聴者から不適切だという批判が相次ぎ、日本テレビは、同日夕方のニュース番組『news every.』で「放送内容においてアイヌの方たちを傷つける不適切な表現がありました。深くお詫び申し上げるとともに今後、再発防止に努めてまいります」と謝罪し、日本テレビのウェブサイト及び番組ウェブサイトにお詫びを掲載した。翌週月曜日15日には、『スッキリ』の番組冒頭で「制作に関わった者に、この表現が差別に当たるという認識が不足して
フジテレビ「架空データが含まれた一連の世論調査報道」に関する意見 2021年2月10日 放送局:フジテレビ フジテレビは、2020年6月19日、2019年5月から2020年5月まで14回にわたり行った世論調査「FNN(フジニュースネットワーク)・産経新聞 合同世論調査」のデータの一部に架空入力があったと発表した。フジテレビが調査を委託した会社が再委託した調査会社で、実際には電話をしていないにもかかわらず「電話をした」として架空の調査データが入力されていたと明らかにした。フジテレビは世論調査を休止し、2019年5月19日から2020年6月1日にかけて18のニュース番組で伝えた世論調査結果とそれに関連する放送を取り消した。 2020年8月の委員会において、誤った世論調査の結果が合計18回にわたり放送されたことや、調査を委託した会社が不正の行われた調査会社へ再委託した経緯自体をフジテレビが把握し
第223回-2020年3月 視聴者からの意見について…など 2020年3月24日、第223回青少年委員会をBPO第1会議室で開催し、6人の委員が出席しました。(1人は、所用により欠席) 委員会では、2月16日から3月15日までに寄せられた視聴者意見について意見を交わしました。 人間・悪魔・天使などが同居する架空の世界の風俗店を男性主人公が渡り歩く深夜のアニメ番組について、「性的なアニメで、子どもが見たらどうするのか」「ただ下品で過激であるだけでなく、女性をモノ化している」などの意見が、寄せられた件について、委員全員が番組を視聴して、「討論」しました。その結果、議論の内容を議事概要に掲載することにより、「討論」を終了することになりました。 3月の中高生モニターのリポートのテーマは、「1年間で最も印象に残った番組について」でした。26人から報告がありました。モニターからは、ニュース番組でのアフ
第222回-2020年2月 視聴者からの意見について…など 2020年2月25日、第222回青少年委員会をBPO第1会議室で開催し、7人の委員全員が出席しました。 委員会では、1月16日から2月15日までに寄せられた視聴者意見について意見を交わしました。 人間・悪魔・天使などが同居する架空の世界の風俗店を男性主人公が渡り歩く深夜のアニメ番組について、「性的なアニメで、子どもが見たらどうするのか」「ただ下品で過激であるだけでなく、女性をモノ化している」などの意見が、先月に引き続いて寄せられました。また、この番組が一部で放送中止なったことなども受け、今委員会でも議論しました。その結果、次回委員会で全委員が番組を視聴し、「討論」することになりました。 2月の中高生モニターのリポートのテーマは「指定するドキュメンタリー番組を見た感想で、課題番組は、2019年度民放連賞〔青少年向け番組〕最優秀受賞作
第221回-2020年1月 視聴者からの意見について…など 2020年1月28日、第221回青少年委員会をBPO第1会議室で開催し、7人の委員全員が出席しました。 委員会では、12月1日から1月15日までに寄せられた視聴者意見について意見を交わしました。 前回委員会からの継続「討論」案件として、バラエティー番組で、お笑い芸人が女性アイドルグループをプロデュースする企画について、「未成年の女性を食い物にしたような内容で非常に不快になった」「芸人がセクハラやパワハラを行い、それをエンターテインメントとして放送していることに嫌悪感を覚えた」などの意見が寄せられた件について全委員が、連続企画の全部の回を視聴したうえで議論しました。その結果、青少年委員会として、青少年に対する影響という観点から、この放送が問題があるのかどうか、さらに検討する必要があるとして、次回委員会で再度「討論」を継続することにな
2020年1月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は1,716件で、先月と比較して447件増加した。 意見のアクセス方法の割合は、メール83%、電話15%、郵便 1%、FAX 1%。 男女別は男性51%、女性48%、不明1%で、世代別では30歳代25%、20歳代24%、40歳代23%、50歳代14%、60歳以上11%、10歳代3%。 視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該放送局のBPO連絡責任者に「視聴者意見」として通知。1月の通知数は延べ1,115件【56局】だった。 このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、24件を会員社に送信した。 意見概要 番組全般にわたる意見 冬休みに入り、子ども向けの番組についての意見や年末年始の特別番組への意見が多く寄せられた。 ラジオに関する意見は64件、CMについては16件あった。 青少年に関する意
京都府のアニメ制作会社で発生した放火事件を報じた番組への意見や、お笑い芸人の闇営業問題を扱った番組への批判など。 2019年7月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は2,338件で、先月と比較して749件増加した。 意見のアクセス方法の割合は、メール81%、電話17%、FAX 1%、郵便 1%。 男女別は男性52%、女性47%、不明1%で、世代別では40歳代26%、30歳代24%、50歳代19%、20歳代17%、60歳以上11%、10歳代3%。 視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該放送局のBPO連絡責任者に「視聴者意見」として通知。7月の通知数は延べ1,489件【57局】だった。 このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、25件を会員社に送信した。 意見概要 番組全般にわたる意見 京都府のアニメ制作会社で発生した放火事件は、35人が
ボクシング連盟幹部の不適切な交際などを報じた番組への意見や、夏恒例の長時間にわたるチャリティー番組への意見など。 2018年8月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は1,196件で、先月と比較して22件減少した。 意見のアクセス方法の割合は、メール70%、電話28%、郵便 1%、FAX 1%。 男女別は男性69%、女性29%、不明2%で、世代別では40歳代25%、50歳代22%、30歳代21%、20歳代20%、60歳以上10%、10歳代2%。 視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該放送局のBPO連絡責任者に「視聴者意見」として通知。8月の通知数は延べ614件【40局】だった。 このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、24件を会員社に送信した。 意見概要 番組全般にわたる意見 大学アメリカンフットボールや女子レスリングなど、アマチュア
日本民間放送連盟 放送基準 民間放送は、公共の福祉、文化の向上、産業と経済の繁栄に役立ち、平和な社会の実現に寄与することを使命とする。 われわれは、この自覚に基づき、民主主義の精神にしたがい、基本的人権と世論を尊び、言論および表現の自由をまもり、法と秩序を尊重して社会の信頼にこたえる。 放送にあたっては、次の点を重視して、番組相互の調和と放送時間に留意するとともに、即時性、普遍性など放送のもつ特性を発揮し内容の充実につとめる。 1.正確で迅速な報道 2.健全な娯楽 3.教育・教養の進展 4.児童および青少年に与える影響 5.節度をまもり、真実を伝える広告 次の基準は、ラジオ・テレビ(多重放送を含む)の番組および広告などすべての放送に適用する。ただし、18章『広告の時間基準』は、当分の間、多重放送には適用しない。 条文中「視聴者」とあるのは、ラジオの場合「聴取者」と読みかえるものとする。 第
「沖縄の基地反対運動特集に対する申立て」に関する 委員会決定 2018年3月8日 放送局:東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX) 勧告:人権侵害 東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)は2017年1月2日放送の情報バラエティ―番組『ニュース女子』で沖縄県東村高江地区の米軍ヘリパッド建設反対運動を特集した。軍事ジャーナリストが沖縄を訪れリポートしたVTRを放送し、その後スタジオで、出演者によるトークを展開した。また、翌週9日放送の『ニュース女子』の冒頭では、この特集に対するネット上の反響を紹介した。 この放送について、申立人の辛淑玉氏は、「本番組はヘリパッド建設に反対する住民を誹謗中傷するものであり、その前提となる事実が、虚偽のものであることが明らか」とした上で、申立人についてあたかも「テロリストの黒幕」等として基地反対運動に資金を供与しているかのような情報を摘示し、
東京メトロポリタンテレビジョン 『ニュース女子』沖縄基地問題の特集に関する意見 2017年12月14日 放送局:東京メトロポリタンテレビジョン 放送倫理検証委員会は、「東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)『ニュース女子』が2017年1月2日に放送した沖縄基地問題の特集を審議してきたが、このたび委員会決定第27号として意見書をまとめ公表した。当該番組はTOKYO MXが制作に関与していない“持ち込み番組”のため、放送責任のあるTOKYO MXが番組を適正に考査したかどうかを中心に審議した。 委員会は、(1)抗議活動を行う側に対する取材の欠如を問題としなかった、(2)「救急車を止めた」との放送内容の裏付けを制作会社に確認しなかった、(3)「日当」という表現の裏付けの確認をしなかった、(4)「基地の外の」とのスーパーを放置した、(5)侮蔑的表現のチェックを怠った、(6)完パケでの考
「2016年の選挙をめぐるテレビ放送についての意見」 2017年2月7日 放送局:民放連・NHK 2016年の参議院議員選挙と東京都知事選挙について、視聴者からさまざまな意見が寄せられたことなどから、委員会は、具体的な放送を踏まえながら選挙報道の公平・公正についての考え方を示すのは意味があるとして、選挙報道全般のあり方について審議してきた。 委員会は、「政治的に公平であること」などを定めている放送法第4条第1項各号の番組編集準則は「倫理規範」だとした上で、放送局には「選挙に関する報道と評論の自由」があり、テレビ放送の選挙に関する報道と評論に求められているのは「量的公平」ではなく、政策の内容や問題点など有権者の選択に必要な情報を伝えるために、取材で知り得た事実を偏りなく報道し、明確な論拠に基づく評論をするという「質的公平」だと指摘した。 この観点からすると、真の争点に焦点を合わせて、各政党・
放送倫理検証委員会 委員長 川端和治 最近フジテレビの2番組で、インターネット上の情報・画像に依拠して番組を制作した結果、事実ではない発言を事実として辛口のコメントを加えたり、実在しない商品を紹介するという事案が発生した。いずれも事実ではない放送であるから放送倫理違反があることは明らかであるが、インターネット上のもっともらしい情報を真実と信じてしまったという不注意からの過誤であり、誤った内容は、過去に何度か引退表明と撤回を繰り返したことが広く知られているアニメ映画監督についての事実ではない引退宣言集と、珍しい味が売り物のアイスの実在しない味のパッケージ画像であるから、それ自体はそれほど重大とは言えない。その上、虚偽の発言集を放送された本人のプロダクションや実在しない商品を発売したと報じられた会社は、この過ちを問題としておらず、また番組を制作したフジテレビは、直ちに訂正と謝罪の放送を行い、過
国会審議におけるテレビ各局の報道姿勢が、政権批判や総理批判などに偏り過ぎているのではないか、といった意見。九州北部地方で記録的な豪雨により大きな被害が出たが、災害時の報道のあり方や、視聴者投稿映像に関する意見など。 2017年7月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は2,947件で、先月と比較して1,103件増加した。 意見のアクセス方法の割合は、メール77%、電話21%、FAX1%、手紙ほか1%。 男女別は男性71%、女性28%、不明1%で、世代別では30歳代27%、40歳代26%、50歳代18%、20歳代16%、60歳以上10%、10歳代3%。 視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該放送局のBPO連絡責任者に「視聴者意見」として通知。7月の通知数は1,508件【54局】だった。 このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、22件を会
東日本大震災から6年。3月11日には各局で特別番組が放送され、その内容に関する意見が多く寄せられた。WBCの野球中継では試合時間が長く、その後の時間帯の番組編成に対する批判が多く寄せられた。 2017年3月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は2,101件で、先月と比較して291件増加した。 意見のアクセス方法の割合は、メール72%、電話26%、FAX1%、手紙ほか1%。 男女別は男性70%、女性29%、不明1%で、世代別では40歳代27%、30歳代26%、50歳代19%、20歳代14%、60歳以上12%、10歳代2%。 視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該放送局のBPO連絡責任者に「視聴者意見」として通知。3月の通知数は956件【50局】だった。 このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、23件を会員社に送信した。 意見概要 番組
豊洲市場への移転問題を伝える昼の情報番組などに対し、移転賛成派、反対派のどちらか一方に偏り過ぎているとの批判や、都議会関連問題について、連日同じ内容の放送を続けているとして放送局への批判。医療をテーマにした番組で、特定の睡眠薬が糖尿病に効果があると、一部研究者の学説を紹介した内容に対する意見など。 2017年2月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は1,713件で、先月と比較して97件減少した。 意見のアクセス方法の割合は、メール72%、電話25%、FAX1%、手紙ほか2%。 男女別は男性72%、女性27%、不明1%で、世代別では40歳代27%、30歳代27%、50歳代21%、60歳以上12%、20歳代12%、10歳代1%。 視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該放送局のBPO連絡責任者に「視聴者意見」として通知。2月の通知数は757件【56局】だっ
「STAP細胞報道に対する申立て」に関する委員会決定 2017年2月10日 放送局:日本放送協会(NHK) 勧告:人権侵害(補足意見、少数意見付記) NHKは2014年7月27日、大型企画番組『NHKスペシャル』で、英科学誌ネイチャーに掲載された小保方晴子氏らによるSTAP細胞に関する論文を検証した特集「調査報告 STAP細胞 不正の深層」を放送した。 この放送について小保方氏は、「ES細胞を『盗み』、それを混入させた細胞を用いて実験を行っていたと断定的なイメージの下で作られたもので、極めて大きな人権侵害があった」などと訴え、委員会に申立書を提出した。 これに対しNHKは、「『STAP細胞はあるのか』という疑問に対し、客観的な事実を積み上げ、表現にも配慮しながら制作したものであって、申立人の人権を不当に侵害するようなものではない」などと反論した。 委員会は2017年2月10日に「委員会決定
第111回–2017年1月 参院選と都知事選の選挙報道全般について審議 2月上旬にも意見書の通知と公表の記者会見 ASKA氏逮捕報道でのタクシー車載映像使用などについて討議など 昨年の参議院議員選挙と東京都知事選挙について放送局からの報告や視聴者からの意見が寄せられたことから、選挙報道の公平・公正についての委員会の考え方を示すのは意味があるとして、委員会は、二つの選挙に関する放送の具体例を踏まえながら、選挙報道全般のあり方について審議を継続している。委員会に担当委員から意見書の修正案が提出され、意見交換が行われた結果、大筋で合意が得られたため、一部手直しをしたうえで2月上旬にも放送局の代表への通知と公表の記者会見をすることになった。 昨年11月末のASKA氏逮捕報道の際に、在京民放局がタクシー車載映像を使用したことなどについて視聴者意見が多数寄せられたことなどから、当該各局から報告を求めて
『オール芸人お笑い謝肉祭‘16秋』(2016年10月9日放送) 2016年12月21日 放送局:TBSテレビ 2016年10月9日18時30分から21時54分にTBSテレビで制作・放送された『オール芸人お笑い謝肉祭‘16秋』の内、「大声厳禁 サイレント風呂」と「心臓破りのぬるぬる坂クイズ」のコーナーについて第185回青少年委員会で審議入りを決め、TBSテレビに質問書を送り回答書の提出を求めました。TBSテレビからの回答を受け、第186回青少年委員会で、「意見交換」(TBSテレビから当該番組プロデューサーをはじめとする、制作局、編成局の関係者ら6人、BPOから7人の全委員が出席)を開催、引き続き委員による審議を行い「委員会の考え」をまとめることにしました。第187回青少年委員会で「委員会の考え」を承認し審議を終了、以下に経緯を含め公表します。 PDFファイル 2016年12月21日 TBSテ
青少年委員会は10月25日開催の第185回委員会で、上記番組を審議対象とすることを決定した。対象となったのはTBSテレビが2016年10月9日(日)18時30分から21時54分まで放送した『オール芸人お笑い謝肉祭‛16秋』内のコーナー「大声厳禁 サイレント風呂」と「心臓破りのぬるぬる坂クイズ」。視聴者から「男性が男性の股間を無理やり触る行為などがあった。内容が下品だ。子どもに説明できないような番組はやめてほしい」「浜辺で芸人がローション階段を全裸や下半身露出で滑り落ちるシーンが放送された。"裸になれば笑いがとれる"という低俗な発想が許しがたい」などの意見が寄せられ、委員会では番組を視聴した上で討論した。その結果、「委員会としてこれまで何回も指摘していることが理解されていない。どのような経緯で放送に至ったのかなど確認したい」などの意見が出され審議入りを決めた。 委員会では、近く質問状を当該放
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