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図14と図15は、同じ企業(ライブドア)の株価(期間:2001年12月〜2005年6月)の動きを図に示したものである。2つのグラフの違いは、株価を対数化したか(図15)、あるいはしていないか(図14)という点である。同じ会社の株価であっても、対数化するとずいぶんと感じが異なるグラフになることがよくわかる。 さて、情報ベンダー(BloombergやYahooなど)の株式情報で対数化したグラフを使用するのはなぜであろうか?それは、利回りを計算するとき自然対数を使って計算するからである。「logやlnといった記号で表される対数のことなんて考えるのも嫌だ」という人もいるかもしれないが、対数は慣れてしまえば非常に便利は道具になる。 ある月の月末の株価を 、前月の月末の株価をStとする。この月に配当等は支払われていないとしたとき、この月の株式のリターン(rt)はどのようになるであろうか?次のように計算
長短金利スプレッドとは、発行体の信用リスクがゼロと考えられる国の債券、つまり、国債の期間に応じた金利の差異をいう。一般的に、期間が長くなるほどその国債の金利は上がるため、長短金利スプレッドが発生することになる。 図9は日本の長短金利スプレッドの推移を示したものである。バブル期には、短期金利と長期金利の差異がほとんどなかったが、それ以降は、長期金利が短期金利を上回る水準で推移していることが確認できる。 ところで、なぜ長短金利スプレッドが発生するかといえば、 投資家は投資したお金を回収できるまでの期間が長くなれば、その期間ずっと投資したお金を自由に使えないので、長い期間の債券ほどその補償(利回り)を求める 短期間の(金利が変動する)リスクは、ある程度、正確に見積もることができるが、長期のリスクは見積りが難しいのでその補償を求める というように考えることができる。 ところで、図10は時間軸を横軸
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