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太陽の熱は、どうして真空の宇宙空間を伝わるのか? Question 宇宙空間は何もない真空である。 何もない空間を、なぜ、太陽の熱は伝達できるのだろうか? Answer 熱の伝わり方には3つある 熱の伝わり方には3種類あると学校で習う。 伝導、対流、放射である。 伝導は分かりやすい。 金属棒の一端を炎であぶると、直接、炎で加熱されていない他端もやがて熱くなる。 金属中を熱が伝わってきたからだ。 ここでのポイントは、金属棒を構成する金属粒子は動いていないということだ。 金属粒子は固定されているのに、熱のみが金属粒子を伝わっていくのである。 物質は移動しないのに、熱が物質を通っていくのである。 これに対し、対流は熱せられた一部分が他へ移動する現象だ。 典型例はヤカンで湯をわかすケースである。 ヤカンの底で加熱された水が、上層へ移動する。 これを繰り返すうちに、ヤカン内の水全体が一様に熱を持つの
Question モノが燃えるためには酸素が必要なのに、宇宙空間は真空である。 宇宙には空気がない(酸素がない)のに、なぜ太陽は燃えることができるのか? Answer 太陽は本当は燃えていない 空気(酸素)がないとモノは燃えない。 燃焼には酸素が必要だからだ。 太陽の大部分は水素で、酸素はほとんど含んでいない。 酸素のない宇宙で、なぜ太陽は燃えるのか? この謎を明らかにするために、「燃えること」つまり燃焼について確認しておこう。 物質が酸素と化合して、熱と光を発する現象を燃焼という。 このため、モノが燃えるには酸素が不可欠なのである。 太陽にもごくわずかの酸素が含まれているが、燃焼の役に立つ量ではない。 ここから言えることは、太陽は燃焼していない ということである。 太陽は燃えているように見えるが、実は燃えていないのだ。 太陽は燃焼とはまったく違う原理で熱と光を発している。 その原理は、核
天文・宇宙の用語集 1074語収録:天文・宇宙の用語集 月の裏側 NASAによる月の裏側の映像
マウンダー極小期を語る。 トップページ>太陽系の目次>太陽>マウンダー極小期 17世紀中期から18世紀初頭にかけて、太陽黒点が顕著に少ない時期があった。 この時期がマウンダー極小期だ。 およそ70年間に黒点数は50個程度が出現したのみだった。 マウンダー極小期の間、地球の気候は寒冷化していた。 マウンダー極小期とは 太陽活動の極小期 太陽黒点の数は約11年のサイクルで増減する。 太陽は11年の周期で、活発な時期(極大期)と不活発な時期(極小期)を繰り返すのだ。 これを太陽活動周期という。 太陽活動周期の極小期には、太陽黒点の数はほとんどなくなる。 しかし、太陽黒点の少ない時期が延々と継続するのでない。 しばらくすると、太陽黒点の数は徐々に増え始め、やがて極大期に入っていく。 太陽活動周期は、太陽自体にとっての季節変化のようなものだ。 地球の季節変化が1年を周期としているのに対し、太陽自体の
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