引退した元タレントの中居正広に局員が関与していたとの報道をめぐる問題で、渦中にあるフジテレビ。日本民間放送連盟(民放連)の会長でフジテレビ取締役副会長の遠藤龍之介氏が1月23日に都内で会見を行ったが、ここでの「とんでもない失言」が拡散中だ。 遠藤氏は「沈黙」「海と毒薬」などで知られる作家・遠藤周作の1人息子として知られる。小学校から大学まで慶応ボーイで、フジテレビ入社後は広報部長、広報局長、常務などを歴任。2019年から2021年まで社長を務め、2022年に民放連会長に就任している。 「遠藤氏が広報を担当していた時代、堀江貴文氏率いるライブドアがフジテレビの買収を仕掛けたこともあり、広報は激務でしたが、しっかり乗り切ったのが大きな実績。危機管理能力に長けているので、もし社長だったら港浩一社長よりははるかにマシな会見ができただろうし、ここまで大問題には発展しなかったでしょうね」(放送担当記者