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❖「誰からも支配されない」という思想 栗原康です。最初に簡単な自己紹介をします。 この 8 月と 9 月はなにもしなかったので無職だったんですけど、ふだんは大学で週 1 回非常勤講師 をやっています。それだけでは食べられないので、週に 2 回塾で先生もしています。それでもまだ食 べていけないのですが、幸いにも実家に住んでいて、父親の年金で暮らしているというのが実情です。 今、ぼくは 36 歳になるのですが、36 歳で早くも年金生活者というわけです(笑)。でも、ぼくみたい な人間が最近増えているみたいで、こういう講演を、ぼくと同じぐらいか、ちょっと年下の若い人た ちのまえで行うとき、「ぼくは年金生活者です」と自己紹介すると、「おれも、おれも」と声を上げる 人が 50 人中 10 人くらいいるんですね(笑)。それで
映画では腹は膨れないが敵への憎悪をかきたてることはできる -佐藤満夫 カメラは常に民衆の前で解体されていく これが本当のドキュメントだと思う -山岡強一 この映画の冒頭では、次のような字幕が、山谷地区の遠景を背景にして映し出されます。 「1983年11月3日 日本国粋会金町一家西戸組が日の丸を掲げ山谷争議団に対し 武装襲撃をかけた。 以来、一年余に及び闘いが繰り広げられた」 日雇労働者の街山谷の労働者を、日の丸の下で一元的に支配・管理しようとする右翼暴力団の試みでした。「山谷越冬闘争を支援する有志の会」に所属してい た佐藤満夫監督は、1984年12月に文字通り山谷のど真中にカメラを据えて、山谷労働者の姿を正面から撮影するドキュメンタリー映画制作の作業に取りかかります。ところが、映画がクランクインしてまだ1か月もたたない1984年12月22日早朝、佐藤満夫監督は、日本国粋会金町
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