附属図書館のAtelier Nichibun(多目的スペース・アイ♥スペース)の一角に置かれているピアノは、1969年(昭和44年)に購入された54歳のヤマハ製グランドピアノG3Eで、愛知教育大学がこの刈谷の地に移転統合した頃からずっと本学を見守ってきました。 2009年(平成21年)4月に、図書館は本が並ぶ静かな学修スペース中心の施設から、アクティブな学修・イベント等にも対応した多目的のスペースを持つ施設への改革を実施しました。その時にコンサートなどの音楽イベントに使用できるようにと、音楽教育講座からこのピアノが図書館に提供されました。 これまで、季節ごとに行われる音楽教育講座のランチタイムコンサートや学生グループの音楽イベントに使用されてきましたが、コロナ禍以降は出番が少なくなっていました。古いピアノということで、「廃棄しては?」との意見もありましたが、図書館としては、多目的スペースの