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大そうじへの備え
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2009年10月26日 「ぎゅうてい一丁!」 牛丼屋さんで食事をしていると、この様な掛け声がよく飛び交います。例に挙げた「ぎゅうてい」は「牛焼肉定食」の略ですが、他にも「牛すき鍋定食」などの似たようなメニューがあり、なんとも紛らわしく感じます。自分が店員だったら絶対間違えてしまうだろうと不安になりましたが、ふと店員さんが扱っている注文票を見ると、ひらがなで略称が書かれていることに気付きました。「なるほど、この注文票で略称が確認できるのか」と納得したのですが、なにやら印刷されている略称が部分的に太文字で書かれている様です。さて、この太文字はなんでしょうか? 実はこれは、記入ミス防止の工夫らしいです。ここで使われている注文票の略称は、読み方を統一するためにひらがなで書かれています。そのため、一見して違いがわかりにくく、下手をすると間違ったメニューに印をつけてしまう恐れがあります。そこで、略称を
2009年10月 7日 今年から晴れて社会人となり、Yシャツに袖を通す機会が増えました。このため、クリーニングに出す機会も増えたのですが、困ったことにクリーニングから帰ってきたYシャツが、半袖か長袖かわからなくなっていました。この問題は、季節の変わり目に発生します。 クリーニングされたYシャツは、アイロン掛けされビニール袋に詰められるため、袖の長さを確認できません。色柄が似ているときはもうお手上げです。忙しい朝からYシャツと“にらめっこ”です。意を決して袋を開けようと試みますが、袋を一度開けるとシワが付きそうでためらってしまいます。
2009年10月 5日 先日、友達としゃぶしゃぶを食べに行った時のことです。しゃぶしゃぶといえば、まろやかな「ごまだれ」とサッパリした「ポン酢」の2つの味を1つの鍋で楽しめる点が大好きです。 案内されたテーブルには、2種類のタレ容器が並んでいます。私は、容器の色から「きっと白い容器には「ごまだれ」が、黒い容器には「ポン酢」が入っているだろう」と予想しながら、お椀にタレを注ぎました。
ところがリサイクルするために開くとどうでしょう。「リサイクルありがとう。」というメッセージが現れたのです。メッセージは紙パックの見えづらい場所に書かれていて、写真のように下からのぞかなければ見えません。 私は今まで色々な商品のパッケージに、「お買い上げいただきありがとうございます。」などといったメッセージを見てきました。私はそれに対して特に何も感じることはありませんでした。不特定多数に向けられたメッセージは、簡単に聞き流されたり無視されてしまいます。ところが今回紙パックのメッセージを読んで、私は誰かに心から感謝されたような気がして、うれしくなりました。なぜでしょうか。 この紙パックには、メッセージをわざと隠すという工夫がしてあります。リサイクルをしようと紙パックを開いた人だけに、メッセージが伝わる仕組みになっていたのです。コミュニケーションの基本は受け答えですから、自分の行為に対して適切な
再び案内板を見返した時に気付いたのですが、停車駅の記載されている方向と乗車ホームの方向が対応しています。つまり、現在の駅より、右側に駅名が書いてあれば右側のホーム、左側に書いてあれば左側のホームに行けばよいと判断できるのです。 一見、当たり前と思われるかもしれませんが、表記内容とホームがうまく対応付けがされているので、どちらの方面の電車に乗るべきかを直感的に判断することができます。初めて行く場所や土地勘が無い場所では、こういった案内板があるととても役立ちますね。 [補足] 反対側の階段から見た場合でも、もちろん方面が対応しています。また、上の写真の様に両方の方面が表示されているものは、ホームの両方側に電車が来る島式のホームの場合のみです。相対式ホームの場合は、行き先の駅名だけが表示されている様です。どちらにしても、自分の行きたい駅が記載されている方に進んでいけばよいということですね。
2009年8月24日 引越を機に新しい照明を取り付けました。この照明には、リモコン(写真1)がついていて照明のON/OFFと明るさの調節ができます。 ある日の夕方のことです。薄暗くなってきたので部屋を少し明るくしたいと思い、リモコンの「お好みの明るさ」ボタンを何度か押してみましたが、何の変化もありません。 実は明るさの調整をするためには「明・暗」ボタンを押さなければならないのです。写真2の左側のように、私はこのリモコンのボタン・文字は左右同士でまとまっていると思いました。そこから、「お好みの明るさ」に関係するものは「お好みの明るさ」という文字とその右にあるボタンだけで、他のボタンと対応しているとは思いもしませんでした。しかし、「お好みの明るさ」ボタンは「明・暗」ボタンと対応しており、また就寝時につける「常夜灯」ボタン(電球が描かれているボタン)も「明・暗」ボタンと対応しているのです。
2009年8月19日 会社に入って人生初の名刺をもらいました。「分相応の名刺入れがほしい!」と探していたときに、値段が手頃で見た目も好みのカードケースを見つけて購入しました。今日はこのケースを使っていて、気に入っている点を3つほど挙げます。
初めて見る入力画面にやや戸惑いながらも、携帯モードを使って書籍名を入力してみたところ、自分でも驚くほどスムーズに入力ができました。 50音表記のモードは一般に良く知られたもので一覧性もよいですが、文字の配列や削除操作などが端末により異なり、一般のユーザは利用頻度もそれほど高くないので、慣れない操作を毎回行うことになります。一方、携帯モードでは、携帯電話で文字入力を行っているユーザであれば、慣れ親しんだ操作の感覚で入力を行うことができます。 ユーザが持っている経験をうまく利用したUIだなあと思いました。 入力方式の名称が「携帯モード」となっていることからも、携帯電話の文字入力方法はひとつのモードとして成り立つほどに、社会に浸透しているのだと改めて認識させられました。
2009年7月17日 出掛けた先や出張先の普段利用していない駅で、切符を買う場面があると思います。そんなとき、私は見知らぬ路線と見慣れない駅名により、現在地が見つけられずにしばらく路線図を見上げ立ちつくしてしまい、思いの外手間取ることがあります。特に首都圏は路線が入り組んでいるので、瞬時に現在地を見つけるのは難しいと思いませんか?現在地の表示を目立たせる方法としては、大きく表示したり、強い色を使ったりということが考えられますが、それとは違う方法で分かりやすくしたものを見つけました。 ご覧の通り、現在地が立体的な三角柱で示されています。普段業務でGUIなどの平面のデザインをしている私には、立体化するという解決案は選択肢に入っていなかったので、この方法は新鮮さを感じました。この表示にすると現在地を目立たせるだけではなく、仮に路線図を横方向から見てしまっても、立体的な現在地が浮かび上がり、位置を
2009年7月22日 先日、引っ越しをきっかけに、インターネット回線を乗り換えました。 申し込みをして数日後、2つの箱が送られてきました。早速箱を開けてみたところ、ちょっと困った問題に気が付きました。 新しく届いた接続機器は、モデムとルータに別れていて、2つの電源が必要なのです。しかし、今まで使っていたものは、モデムとルータの一体型だったので、コンセントの空きは1つしか残っていません。 「仕方ない、延長コードでも買おうかな」と思ったところ、あることに気が付きました。 写真のように、一方の機器の電源プラグがちょっと変わった仕様で、プラグそのものに差込口が付いていました。 なるほど!2つのプラグを重ねて1つのコンセントに挿すことができるのですね。
2009年7月10日 「やや、もうこんな時間。そろそろ出かけるか。」 自宅を出る間際、携帯電話の乗換検索サイトを利用することがよくあります。 このとき知りたいのは、「今自宅をでて、駅に着いてから最初に発車する電車の発車時刻&目的地への到着時刻」です。なので、自宅から駅まで歩いて15分かかる私は、出発時刻を現在時刻の15分後に設定してから検索します。その結果によって、コンビニに立寄る時間があるのか、ダッシュする必要があるのか確められるのです。 先日、いつも使っているものと違う乗換サイトを試したら、下図のようなボタンを見つけました。 このボタンを押すと、「5分後に」「10分後に」…というザックリとした選択肢が表示されます。この中からササッとちょうどよい候補を選べば、あっという間に出発時刻を設定することができます。 もちろんこのボタンがなくても、出発時刻欄の数値を設定しなおせば同様の検索は可能で
2009年7月 1日 私は、よくその時々の気分で利用するコンビニを変えるのですが、この日も新たな味を求め、普段あまり行かないセブンイレブンで弁当を購入しました。家に戻り、ふたを開けるため弁当を手に取ると、パッケージの四辺に見慣れないテープが。最近のセブンイレブンの弁当は、梱包をラップ式からテープ式に替えて販売しているようです。 ふむふむ、これならラップよりゴミが少なくなるしエコ対策の一環かな?なんて思いながら、テープの浮いている部分に指を入れて剥がそうとしました。するとテープは期待を裏切り、ぺりっとちぎれてしまいました。普通、テープの梱包と言うと「剥がす」イメージがあったので、少々呆気にとられてしまいました。 実はこのテープ、一筋縄じゃいかなかったのです! テープの縦方向に2本のミシン目(オレンジと透明部分の境界線)が入っていることにより、小さな切れ端でぶちぶちとちぎれてしまったり、またそ
2009年6月22日 本文私は移動時間などに携帯電話で芸能人や友達等のブログをよくチェックするのですが、いつも不便に感じている事があります。それは、ブログの運営会社によってページ送りの文言やルールが異なる事です。 例えばアメーバブログで過去の記事へさかのぼる場合には画面右側の「次の記事へ」を選択しますが、gooブログで過去の記事へさかのぼる場合には画面左側の「前の記事へ」を選択しなければなりません。全く真逆のルールなので立て続けに両者のブログを見るととても混乱してしまいます。
2009年6月12日 最近新聞を取り始めようと思い、申込書を取り寄せました。その記入方法の一部がとても気に入ったので紹介します。 今回送られてきた申込書は、クレジットカードの選択欄が各カード会社のロゴで表示されています。これにより、自分のカードのロゴと見比べながら同一のものを直感的に選ぶことができます。一方、私が今まで見てきた選択欄は、下の写真のように文字で表示されており、自分のカード会社の名称を一度考えなければなりません。
その電子レンジはオーブン機能付きで、単にお弁当を温める以外にもグリル料理やケーキとクッキーを焼く事も出来、操作部にはたくさんのボタンがありました。 買ったお弁当を温めるため、順番待ちの列に並びましたが、思ったほど待ち時間は長くありません。いざ私の順番が来たときに気づいたのですが、電子レンジの扉に貼り紙がありました。そこには使い方が書かれていて、操作部右側にある2つのボタンにも番号が振ってありました。貼り紙の手順通りに操作をすると、買ったお弁当を温めるのに適切な時間で加熱が始まります。 ビジネスビルのランチスペースに置かれた電子レンジは、ランチタイムという限られた時間に多くの人が利用します。そのような環境において、戸惑ってしまいそうな操作手順を貼り紙でわかりやすく示して、混雑を緩和する工夫がなされています。人によっては決められた加熱時間では物足りない!などの声もあるでしょうが、機器の使いにく
2009年5月25日 私が普段よく利用している最寄駅で少し前から工事が始まりました。他の工事現場同様、周囲をぐるりとフェンスで囲って作業が進められています。出掛ける度にこの脇を通るのですが、今まで目にしてきた工事現場には無い工夫がされていることに気が付きました。 この工事現場では、フェンスの角にあたる部分が透明になっています。 このような透明の部材を採用することによって、曲がった先の状況が確認しやすくなり、出会い頭の事故を未然に防ぐことができます。先日も曲がる手前で人の存在が目に入り、危険を回避することができました。 工事現場に設置されるフェンスは非常に背が高く、曲がり角は見通しが悪くなりがちです。 私は今まで、曲がり角では足音など人の気配に注意するようにしていましたが、工事現場には騒音がつきものです。そのため気配がかき消されてしまい、人や車の存在に気づかなかったこともありました。しか
2009年5月18日 新入社員が配属されてきた日の出来事です。新人が真新しいパソコンをセットアップしていたのですが、何やら困っている様子だったので声をかけてみました。すると、「必要なアプリケーションをインストールしたのだけれど、再起動する方法がわからない」とのこと。「いくらなんでもそのくらいわかってくれよ」と思いながらモニタを覗いてみると… 写真のように、画面には「新しいプログラムがインストールされました。」というメッセージが表示されており、「シャットダウン」のボタンを隠してしまっていました。「メッセージはクリックすれば消えて、下からボタンが出てくるよ」と新人に教えると問題なく再起動は行なえたのですが、確かに初心者にとってこのメッセージの配置は問題と言えそうです。(この新人、入社前はWindows XP以外のOSを使っていました) インストール後に再起動が必要なアプリケーションではダイアロ
2009年4月20日 先日、無印良品の文房具売り場でステキなクリップと出会いました。その名も「コーナークリップ」。一辺が長い二等辺三角形の形をしています。 これまで使っていたダブルクリップには、紙を挟むときに指で押さえる金具がありました。この金具部分、引出しや鞄にしまう時はとても邪魔なので、内側に閉じておきます。ところが閉じたままにしておくと、紙をめくった時に隠れてしまう面積が大きくなってしまい、資料が非常に読みにくい!ですので、資料を隅まで読むには、この金具部分を外側に開くというひと手間が必要になります。この手間、なかなか煩わしいものです。
2009年4月17日 先日、横浜の『大さん橋国際客船ターミナル』へ行った時のことです。1階にある駐車場へ車を止めて、2階へ上がるエレベータのある場所まで、案内にしたがってたどり着きました。しかしそこでは「下の階へ行く」と思われるエレベータしか見つけられず、焦ってしまいました。 ところが、エレベータに描かれているサインをもう一度よく見ると、実はこれが上へ行くエレベータだったのです。私が「このエレベータは上へは行かない、下に行くもの」だと勝手に思い込んでいたことが、見つけられなかった原因でした。 ではなぜ、私はこのような勘違いをしてしまったのでしょうか? このエレベータは、油圧によってジャッキが動作することで、ガラスで覆われたカゴが上下する仕組みになっていました。私の中では「エレベータは、動く方向に柱や壁があり、囲まれているものだ」と思い込んでいたため、初めて見たこのエレベータが上に行くとは想
2009年4月15日 引っ越しは新生活への期待で心躍るイベントです。しかし入居直後は荷物の仕分けや住所変更、ガス水道電気の手続きなどで大忙しです。さらに新しい部屋には照明やカーテンが付いていないことがほとんどなので、即急に買いに行かなければなりませんよね。 以前私が引っ越しをした時、窓枠の寸法を測ろうにもダンボールの山からメジャーを探し出すことができず、カーテンを買えませんでした。そのためカーテンの無い部屋で寝ることになり、誰かに覗かれているんじゃないかと一晩中気になり眠ることができませんでした。 ある日、友人が引っ越しをするというので、手伝いに行きました。その日が入居日で、まだ生活感の無い部屋にポツンと1つ変わったカーテンがかけられていました。(写真1)
タッチパネルをポチポチと操作し印刷を開始!すると画面上に神経衰弱のようなゲームが現れました。写真の枚数が多くなると、印刷が終わるまでそれなりに時間がかかります。時間つぶしの為に準備してあるのでしょう。 1回ごとの区切りが短く、何回やっても楽しめるゲームなので時間つぶしに向いています。良く考えてあるなと思いながらゲームに熱中していると、突然画面が切り替わり、"プリントが完了しました"の文字が・・・。印刷終了と同時にゲームも強制的に終了してしまったようです。「あと少しでクリアだったのにな・・・。」と残念な気持ちに包まれながら刷り上った写真を取り出しました。
2009年3月27日 たまには普段通らない道を歩こうと、出勤した朝のことです。明るい2色のコンテナが目に飛び込んできました。仲良く並んだコンテナに「本日の回収は終了しました」というメッセージがあることから、どうやらそこはゴミの集積所。 写真の位置が定位置でしょうか、回収後にパタンと折りたたまれ、壁に吊るされたのでしょう。整然と並ぶその光景に、気持ちのよい朝を感じたのを覚えています。 ・ ・ ・ ・ ・ 後日、ふいに回収前の様子を確かめたくなり、回収が終わる前の時間帯をねらって、再びその場所に足を運んでみました。 想像通り、ボックス状になったコンテナに、カンとビンがそれぞれ入れられています。なるほどボックス状のときには、「本日の回収は終了しました」の文字は内側にきて目立ちにくくなるんですね。 コンテナが稼動するのは週に一日、いやせいぜい半日といったところでしょうか。それなのに週の大半に渡り
2009年3月30日 先日、背面の液晶がすべてタッチパネルになっているデジタルカメラ(SONY DSC-T300)を触る機会がありました。 背面にはタッチパネル液晶しかなく、たくさんアイコンが描いてあるので、間違って変なところを押してしまったらいやだなあ…と思いつつ、恐る恐る構えてみたのですが、そこであることに気がつきました。
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