常用漢字表に漢字が追加されるとともに、表にある漢字に訓読みが追加されるそうです。訓読みの追加はいいことではないと思っています。形容詞や形容詞句を貧しくしてしまいます。漢字の意味に頼ってしまい、修飾語句の使用が減少することになります。耳で聞いて意味が把握できるように修飾語をつけて表現すればいいのです。 送りがなにはその活用からは判断できない例外が多く存在します。これは、にほん語に漢字をあてはめることに無理があることをあらわしています。 「匂」が常用漢字表に追加されるようです。同時に、「匂う」と書いて「におう」と読む訓が追加されるということです。「におい」は「匂い」と書くことになりましょう。この字は平均の均のつくり {旁} を書きかえた国字だということです。均のつくりの文字、「つつみがまえ」のなかに「二」または「ン」を入れた形状の字は均の原字だということです。漢字源 改訂第4版には「全部に行き