コンテンツからコンテキストへ 現在、情報化社会への移行の中で、マスメディアの衰退が顕在化し、コンテンツ・ビジネスも著作権管理などの問題に直面している。 一方で、SNS、ブログ、twitterなどが広がっている。 コンテンツを取引するという形態は、進歩が遅い時代に、パッケージ化(新聞、本、、雑誌、レコード、CD、DVDなど)して渡すということで定着した。 著作権はもともと出版業者が国王からの認可として得た権利だ。これらは売る側からの攻め口だった。 個々の視聴者、利用者の側から見てみると、我々は個別のコンテンツを買うように見えながら、その背景には、それぞれの人間特有の趣味や関心といったコンテキスト(文脈)に従って買っている。 コンテキストは、パーソナルなものもあるが、グループレベルのものもあり、国家レベルのものもある。供給側が提供するものも、需要側から盛り上がるものもある。そうしたコンテキスト