最近、最高裁判決でセクハラと懲戒処分が確定したサラリーマン2人の普段の行動が徐々に明らかになってきた。それを見ると、大阪のおじさんのやや下品な言動であり、女性が一度も苦情を言わなかったこと、会社が一度も注意をしなかったことなど、最高裁の判事は何を考えているのかという感じがする。 男性にとってセクハラとはわかりにくいものだ。「まだ結婚していないの」は典型的なセクハラの言葉とされるが、ずいぶん、古い考えのように思う。結婚するかどうかは女性の判断であり、結婚しなければならないという昔の社会でもない。それに結婚しているかどうかで仕事にかなりの影響があるのは確かだから、結婚しているのかいないのか、結婚する予定があるのかは職務上も必要なことだ。 男性に「おまえ、まだ結婚していないのか?」と言ってもセクハラにもパワハラにもならない。「相手も見つからないんだろう」とひどいことを言っても問題にはならない。な