心の病気を治すためには、「休養」が必須と言われます。 「うつ病治療の基本は休むことです」 「心身をゆっくり休めてくださいね」 そんな主治医の指導に従って、自宅療養を続けているけれど、なかなか思うようにいかない。心は沈むばかりで、休養の意味がないように感じる。 そんなとき、どうしたらいいのでしょうか? 今日は、ずっと休んでいるのに気が休まらない理由と、適切な休み方について考えます。 このページに挙げた方法を試してみることで、少しは心を軽くすることができるのではないかなと思います。 休んでいるのにつらい理由 休んでいるにもかかわらず、不快な状態が続くのはなぜでしょうか? 私が思いつくのは、次の2つの理由です。 1. 病気の症状 健康を損なった状態で日々を過ごすのは、とてもつらいものです。 痛み、倦怠感、動悸、息苦しさ、喉の渇き、便秘などによって生じる不快感。 これらの症状は、薬で和らげることが