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今年の「#文学」
snailtrail.seesaa.net
原文はこちら>http://www.lrb.co.uk/2015/09/09/slavoj-zizek/the-non-existence-of-norway アフリカや中東から西ヨーロッパに押し寄せる難民の流れは、エリザベス・キューブラー=ロスが『死ぬ瞬間』の中で明らかにした末期がん患者が死を受容する過程に驚くほどよく似た反応を引き起こした。まず最初に《否認》がくる: 「深刻な問題じゃない。気にしないことにしよう」(今ではこんな言い分はほとんど聞かなくなった)。 次に《怒り》― なぜ、私がこんな目に遭わなければならないのか?― これは否認することがもはや不可能になったとき、爆発する。「難民は私たちの生活文化に対する脅威だ;イスラム原理主義者が紛れ込んでいる; 難民の流入を止めなければならない!」 そして《取り引き》: 「分かったよ、受け入れ数の分担を決めよう。彼らの母国に難民キャンプをつ
For the first time in my life, I'm frightened to be Jewish And non-Jews attacking the Labour party aren't helping By David Graeber 私たちはレイシズムが常態化した時代に生きている。ヨーロッパやアメリカではネオナチが公道でパレードし、ハンガリーのオルバンのような反ユダヤ主義者が国際政治の舞台でまともなプレイヤーとして扱われ、「白人ナショナリズム」の扇動者スティーブ・バノンがロンドンでボリス・ジョンソンと一緒になってデマを流している間に、ピッツバーグではそのプロパガンダに酔った者たちが実際に機関銃でユダヤ人を撃ち殺している。なのになぜイギリスでは、筋金入りの反レイシストである党首が党員の不適切なインターネット投稿に対して十分に厳しい対処をしていないことこそがユダヤ人
"DEBT:THE FIRST 5000 YEARS" CHAPTER 1 On The Experience of Moral Confusion (3) (3回か4回に分けて掲載します。) 第一章 よくある道徳的混乱 ③ 負債をめぐる議論は、少なくとも5000年の間続けられています。人類の歴史の大半 ― 少なくとも国家や帝国の歴史の大半―において、ほとんどの人間は、自分は債務者であると思い込まされてきました。歴史家たち、ことに見識あふれる歴史家さえ、不思議とこのことの人間的な帰結について考察することを避けてきた感があります。このような状況が何よりも、つねに怒りとルサンチマンを引き起こしてきたことを考えると、実に奇妙なことです。人々に「お前たちは劣った存在だ」などと言えば、当然いい顔はしないでしょうが、驚いたことに武装反乱につながることは稀です。一方、人々に、お前たちとは平等であり得たか
Occupy Wall Street の理論的指導者、人類学者、アクティビスト、アナーキストである David Graeber の "DEBT:THE FIRST 5000 YEARS"は、経済そのものの根源を問う非常に刺激的な本です。極めてラディカルな内容ながら平易な英語で書かれており、大学の教養レベルの英語力でも十分読みこなせます。紹介として、導入部を翻訳してみます。興味を持たれたら、ぜひ原書にトライしてみてください。 CHAPTER 1 On The Experience of Moral Confusion (1) (3回か4回に分けて掲載します。) 第一章 よくある道徳的混乱 ① 二年前、私は奇妙な偶然の成り行きで、気づくとウェストミンスター寺院のガーデン・パーティに出席しており、いささか居心地の悪い思いをしていました。別に他の客たちが不快だったり、友好的でなかったりしたわけでは
早川騒動について、書いておこうと思う。長文になるので、本来、ブログに載せりゃいいのだが、この件に関してはできるだけ多くの反応が欲しいと思うので、無粋な連続Twになってしまうが、あえてツイッターで書くことにする。というわけで、珍しくレスお待ちしてますゥ。よろぴく(続) (承前)まず、私は早川由紀夫氏をフォローしたことがない。だが、家人がフォローしていたし、RTで飛んでくるから、主要なツイートに関してはほとんど目にしたことがあると思う。もちろん、いわゆる「早川マップ」は311以降の行動の判断材料とさせてもらっていた(いる)。(続) (承前)なぜフォローしなかったかと言えば、やはり早川氏のツイートに何かトラブルを引き寄せそうな語気を感じていたからだと思う。そういう人のTLは荒れる。荒れると泥仕合のしぶきが飛んできて結果として有用な情報の濃度が薄まってしまうので、情報収集という観点から非効率なので
スロベニア出身の精神分析家、思想家のスラヴォイ・ジジェクの Occupy Wall St. でのスピーチがTwで飛んできました。仕事中に限って余計なことをやりたくなっちゃうのが人情というもの… 原文はこちら。 http://www.imposemagazine.com/bytes/slavoj-zizek-at-occupy-wall-street-transcript YouTube で見ると周囲の聴衆が口伝えする「人間拡声器」の様子が分かる。プロテスターたちは拡声器を警察に取り上げられたのでこの方式に。 http://www.youtube.com/watch?v=eu9BWlcRwPQ 彼らは私たちを負け組だと言ってるようだが、本当の敗者はウォール・ストリートにいる。連中は私たちのカネで莫大な額の保釈金を払ってもらったようなものだ。私たちを社会主義者だと言うが、いつだって金持ちのため
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