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茨城県、常磐線の取手駅を降りて車で5分ほど向かうと、突如巨大な団地群が見えてくる。 取手井野団地は1969年、池を埋めるようにしてつくられた巨大な団地である。 今回取材した「とくいの銀行」とはこの団地の中にある空間 「いこいーの+TAPPINO」に本店を構えている一風変わった銀行のことである。 かねてからその存在が気になっていたものの、なかなか予定が合わず取材出来ずにいたところ、とくいの銀行頭取の深澤孝史さんから、「9月29日に、株主総会ならぬ「とく主総会」があるので、よかったらいらしてください。」とのお誘いをいただいた。 「とくいをあずかり、ひきだす」とくいの銀行 その仕組みと、そこに込められた想いに触れたくて、取手井野団地を訪れた。 とくいなことを集める とくいの銀行の仕組みはとってもシンプルだ。 簡単に言うと、お金のかわりに「とくい」なことを預かる銀行のことで、 銀行が預かった「とく
西国分寺の駅から徒歩9分ほど、昔洋裁店だった面影を残す建物の1階に西国図書室はある。図書室と言っても公設のものではない。本好きな夫婦が自宅の一部を使って始めた私設の図書室だ。 思い起こせば去年の2月26日西国図書室のオープンの日、フェイスブックで情報を知り、興味がわいて行ってみた。その時にも室長の篠原靖弘さんと副室長の知花里華さんから、なぜ図書室を始めたのか、その思いをお聞きした。それから1年、西国図書室がどうなったか、改めてお話を聞きに西国図書室を訪ねた。 「住み開き」のために図書室を きっかけは引っ越しだった。結婚以前からシェアハウスに住んでいたというお二人、残念ながらそのシェアハウスがなくなることになり、引っ越し先を探し始めた。その時に考えたのが、「何らかの形で『住み開き』ができる家がいい」ということだった。 「住み開き」(※)は家を無理のない程度に何らかの方法でまちに開くこと。室長
大阪発、地域を蘇らせるアメーバたち ~Salon de AManTo 天人 by 山下 ゆかり · 2012/10/07 大阪「キタ」の中心地・梅田の喧騒な繁華街を抜けると、奇跡的に戦火を免れて残った古い街並みが忽然と現れる。肩を寄せ合うように立ち並ぶ木造長屋や、左から右に読む看板は、昭和にタイムスリップしたような錯覚をおこさせる。ここはレトロな街として若者に人気の中崎町。迷路のような路地を野良猫になった気分ですすんでいくと、「それ」はあった。築130年の長屋を一人の男が空家再生パフォーマンス*によって蘇らせたコミュニティカフェ「Salon de AManTo 天人」だ。 2001年から始まったこのカフェ、現在では30余名の日替わりマスターにより共同運営され、カフェで修業を積んだ若者たちが独立して、劇場・映画館・BAR・本屋・ゲストハウス・ラジオ局などさまざまな施設を周辺に拡大。これらのア
二俣川駅からバスに乗ること約5分、6つめの停留所をすぎると両側の車窓が中層住宅のならぶ団地の風景に変わる。 ここは横浜市旭区にある左近山団地。バス停だけでも団地内に6つもある、分譲・賃貸合わせた総世帯数4,810、総人口約9,800人(平成23年現在・横浜市統計)の巨大団地だ。40年という歳月を経て、住む人が変わり、世の中も変わっていく。高齢化など、団地としての避けられない課題も散見されるという。 バスを降り、山を切り開いた道路から階段を上がると、すぐそこにこぢんまりとした広場が見えてきた。広場を囲むように商店やスーパーが並ぶ。シャッターが降りている店舗もあるが、広場では子供たちが元気よく遊び、若い女性もちらほらと見かける。意外にも、想像していた高齢化の深刻さは、あまり感じられない。 そんな一角に今回訪れたコミュニティカフェ「あんさんぶる」はある。すでに中では近所の方が集まって、歌声喫茶が
突然ですが、みなさん、最近ちょっと“まちづくり”に疲れてませんか。 「ねえねえ、アナタちょっと聞いて...
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