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由縁もありまして、昨年の京都音楽博覧会の当日、そして、その後のライヴ・ツアー会場で売られ、今では通販でも手に取ることが出来るようになりましたくるり公式旅冊子『HOW TO GO』(http://www.quruli.net/goods/detail.php?cd_shop=136)に、短いテクスト、全体の中に違和感のあるようにふと鎮座するものが見つけられるかもしれません。 これは、元来は「ばらの花」を再考するという軸の下に書き下ろしたものですが、色んな関係もあり、コラム的な感じに帰着致しました。ただ、原文(まま、ではありません。)はここで記しますように、こういったものでした。旅冊子本体は写真から何から充実しておりますゆえに、興味がある方は是非。 ここでは、そのオルタナティヴ・テイクを。 *** くるりの「ばらの花」というシングルがリリースされたのは2001年1月24日、考えてみると、もう1
2016年は「振り返る」のではなく、巨視すると、ずっと此岸から永い先へと繋がってくる悼みと望みの彼方を「見通せる」年だったのだと思う。もう日々の膨大な悲報/訃報にも流されないように構えているうちに違う単位(UNIT)が増えてゆき、禍福は糾える縄のごとく、水面下の現実はシビアながら、時代の移ろい、世代交代の時季がようやく大胆に訪れてきているのだとも。大きい組織体に属することが是ではなくなり、カンパニーで縦割っていた寄り集まり方より、どこかコロニーという横軸の集まりが言われる向きが出てきて、偏差から出す平均値は幻想みたく泡めいた。同時に、AIやテクノロジーの発達はとても鮮やかで、ヴァーチャル・リアリティ、拡張現実の瀬に居合わせる出来る僥倖もおぼえもする。でも、より自分の五感でペンを持つ人は消えなくなるのも明らかになってきて、そのアマルガムの中で便利な世の中で「不便」なことが求められてきている。
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