よくある失敗 1. 不必要なテストパターンが多すぎる 「全ての組み合わせを網羅しなくては」と考えてしまうあまり、意味のないテストケースをたくさん作り込んでしまうタイプです。先ほどの例で示したように、組み合わせが多くなるとあっという間に天文学的なパターン数になってしまいます。 2. 異常系テストが足りていない 「数値の項目にカタカナを入力したら」、「データベースに接続出来なくなったら」のような、異常なパターンのテストがそもそも足りていないタイプです。実際のシステム運用では、想定していない事態は頻繁に起こります。異常系テストが足りていないと、そのような時にすぐ壊れる脆弱なアプリケーションになってしまいます。 テストケース4つの考え方 1. 正常系と異常系 正常系とは、「その対象が想定している入力に対して期待どおりの出力を行なうかどうか」という考え方です。 対して異常系は、「その対象が想定してい